スピンオフ!江古田観測日誌Vol.22 西村文具で鉛筆を買う
鉛筆が好きだ!
7回引越していろいろな町に住んだけれども文具専門店(で且つ現役感がある店)があったのは、ここ江古田が初めてだ。それがここ『西村文具』。
さて、私は新卒のとき配属先が「文房具専門店」という名の「ファンシーショップ」だったので『西村文具』の品揃えや雰囲気・なんならBGMまで大変親しみがある。当時は「すみっこぐらし」ではなく「たれぱんだ」であった…。
そのような訳で私は、文房具が好きなんです。すごく細かいモノそれぞれの違いをずっと(じっと)眺めていても飽きない。「文具女子博」が最近盛り上がっているけれども、そんなカワイイ路線ではなくて、実直な文具がとても好きです。「つづりひも」とか地味すぎるだろ…と。そんな中、大人になって大好きになったのが「鉛筆」。100円ショップでなくて文具店で1本買いするのが◎。そこで『西村文具』でお買い物。
つづりひも。地味すぎて絵にならない…
三菱赤青色鉛筆・60円
たったの60円なんて!世の中で一番価値ある60円だと信じて疑いません!しかも正式色名は「VERMILION」と「PRUSSIAN BLUE」だって!そうボディーに刻印してあるんだもん!かっこいい!!
しかも赤青色鉛筆なら、こんな風に絵まで描ける!
あえての2色で広がる可能性を秘めた価値ある60円(クドイ)。
わたしと鉛筆の思い出
ここで、鉛筆と私のあゆみ〜。
【小学生編】
初めてディズニーランドで買ったお土産(1980年代)が、ジャンボ鉛筆。150円。お小遣いで買ったからよく覚えている。むかしお土産屋にあったたぐいで、今は無いはず。
「早く中学生になって「シャーペン」使いたい!」(シャーペン禁止)。
【中学生編】
「シャー芯」(シャーペンの芯)と言うときの少し大人になったトキメキ
【高校生編】
マークシート回答用。わざわざソニプラ(現PLAZA)で輸入鉛筆を購入。
【大学生編】
鉛筆派だったエイちゃんを「なんたるコダワリ!」といまだに忘れられない。それぐらい当時18過ぎて鉛筆はナイ選択だった気がする。
…そして、ここにきての鉛筆再評価。この書き味のしなやかさは、最新ボールペン(三菱ジェットストリーム一筋)にも真似できないなーと思って、現在、鉛筆常備です。
トンボMONO鉛筆の既視感
鉛筆は60円〜あるわけですが、ちょっといいのでも100円なので、今手元にある鉛筆は『西村文具』で買ったMONO鉛筆です。
これ、じーっと見ていると何かに似ている。この既視感…。
それは、これ☟
ブルボン「ホワイトロリータ」
ライフ新桜台店にて108円
激似!!(値段も!)
検証!
演出で、クロス!
この黒×クリーム×金色の配色。全体の雰囲気と収まり感…
結論!
トンボMONO鉛筆とブルボン「ホワイトロリータ」はクラス感が似ている
まあ、値段も相応だし当然?!
そこで、こうなったら?!ちゃんとHPで「沿革」も確認。すると…
1963年…トンボ「MONO」鉛筆発売
1965年…ブルボン「ホワイトロリータ」発売
結論2
トンボMONO鉛筆とブルボン「ホワイトロリータ」は発売時期がほぼ同じ
この時代は、こういうデザイン感覚がウケてたんですね、きっと。
…さて『西村文具』で買った鉛筆の話だったけれど、どこにも江古田がないのであった。いや…これはれっきとした江古田の消費報告なのである。
◎本日の江古田消費報告
【西村文具】
赤青鉛筆…60円
MONO鉛筆…100円
【ライフ新桜台店】
ホワイトロリータ…108円
総額 268円!やすっ。
江古田観測日誌、もっと貢献すべし!!
※なお、『西村文具』は、画用紙も1枚から売っていて品揃え抜群だし、在庫のない替え芯を問い合わせた時の対応が素早くすばらしくて、江古田の誇りと思います。元文房具店勤者としても、ほんとうにそう思う。
表:書いたもので「恥ずかしさの先頭に立つ!」 裏:読んだあとに「なんとはなしにおしゃべりしたりお散歩したくなるような…」そんな”かの地”まで帆走おねがいします。