見出し画像

珈琲の都市伝説

珈琲のうんちくや、方法は人の数だけあって、中には首を傾げてしまうような、都市伝説みたいな方法さえまことしやかに語られている。
それらの説の信憑性はさておいて、どうしたら美味しい珈琲を飲めるのかを考えている結果なのでしょう。
それほどまでに珈琲は人を魅了してやまない飲み物なのです。

しかし、もっと単純に、煎りたて、挽きたて、淹れたての珈琲にしませんか。これが一番で、これに勝るものはないと断言でき、その香りを味わったら二度とチェーン店の珈琲を美味しいとは思わなくなります。

珈琲は焙煎後、豆で一週間、粉にすれば三日程度で香りはなくなってしまうと言われている。
最近では、煎りたて、挽きたて、淹れたての原則より珈琲の知識や淹れ方の技術に関心が向いていて、何か違和感を感じます。

私は、週末に一週間分の生豆約350gを二回に分けて焙煎しています。素人の自作焙煎機ですから二回とも同じように煎ることはできず、狙っているシティローストにならず、ハイローストになったり、フルシティローストになってしまったり安定しません。
しかし、焙煎の度合いによって淹れた珈琲の味も変化して、ハイローストの方が酸味が強く、フルシティローストは苦味があり、焙煎によって味の変化を楽しむのも良いものです。

珈琲を焙煎して、濾して飲む、今のやり方で飲むようになったのは18世紀ですから、300年位経っていますが、基本的なやり方は、ほとんど変わっていないのです。
変化しているのは、ドリッパーを例にとると穴が3個だ、1個だとか、円錐形とか、溝の形が違うとか、基本的なやり方ではなく、枝葉末節の変化だと思います。

もちろんそれも重要であり、否定はしません。ちなみに、ドリッパーはHARIOの信者ですから。

ただ、煎りたてを抜きにした、うんちくやら技術の変化は違うと思います。

一杯の珈琲を淹れるのに12g〜15g必要で私は一日に三杯飲むので一週間分で約300g使います。一週間で飲み切れる量を煎って、一週間の間中、香り高い珈琲を飲むことができる幸せを感じ、次の週にはどんな珈琲を飲めるのかワクワクしながら過ごしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?