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『へんな西洋絵画』

製品名 へんな西洋絵画
著者名 著:山田 五郎
発売日 2018年10月12日
価格 定価:2,090円(本体1,900円)
ISBN 978-4-06-513411-5
判型 A5
ページ数 144ページ

テレビ東京「出没!アド街ック天国」のレギュラー出演者である山田五郎さんが最近「山田五郎 オトナの教養講座」というYouTubeチャンネルを公開しています。
このチャンネルのお陰で絵画を見ることの楽しさを感じ、本書を読むことになりました。
まずは、YouTubeの説明からしていきます。

山田五郎 オトナの教養講座 
評論家・編集者の山田五郎が、YouTubeをはじめました! 山田五郎の得意分野、美術、ファッション、時計、街、グルメなどについて、 オトナの生活がちょっと潤う教養をお届けします。 社会人になったばかりの20代から、老後の学び直しまで、 全てのオトナに送る「オトナの教養講座」です!

ここでは、大人代表ADワダさん(23)が疑問に思う絵画の解説をしています。
これが本当に面白くてためになってます。
ひまわりで有名なゴッホは変人で「糸杉」の描写は独特で不思議な絵だと思っていましたが、実は彼にはこの様に見えていて、そのまま描写したものらしく驚きました。
また、ルソーの自画像「私自身」を見て「これが大画家なのか?」と思うようにヘタウマの巨匠であり、自身は大画家だと勘違いした人だったようです。
その天然のヘタさが後の天才ピカソ達には絶対に描けない魅力としてキュビズムに進んで行ったと言う話も出てきます。

さて、「へんな西洋絵画」では日本人の感性と西洋人の感性の違いや、キリスト教の影響などを散りばめた西洋絵画における「へん」な絵を切り取って分かりやすく解説してくれています。

YouTubeやこの本のおかげで美術館に行った時により面白く絵画を見ることができると思います。

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