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わたしの書く、詩のようなものです(不定期更新)
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2020年7月の記事一覧

新宿

駐車場のはじっこでもらったキス

小さな子が見てて

君はそれに気がついて

「英才教育、」

だなんて笑う

僕らこんなにも近いのに

もう他人みたいだね

君の切れ端を拾って集めて

継ぎ接ぎだらけの君を作ろう

どうか誰にも気づかれませんよう

僕はそれを愛のシンボルにして

いつか君のための国を作ろう

君はいらないって捨てるんだろうな

それでもいいから。