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「ドームですよっ!ドームっ!!」という言葉を待ちわびて。(MOIW!!!!!2023Day2 ライブレポ)

はじめに

 こんにちは。はじめまして。私は九州は熊本の辺境ド田舎在住プロデューサーだ。はじめに伝えておかねばならない。私はアイマスが好きだ。だからこそ、この日が来ることが楽しみでもあり若干怖さもあった。そのためこのライブレポも塩漬けに塩漬けを重ねまくった挙句とうとうミリシタ6周年が終わった後の投稿になってしまった。まぁ、公式も夏になったというのに今更ながら振り返りやってるしいいよね?
(このライブレポは約1万字あるのでお暇があれば読んでいただけると幸いです。)

 自分語りにはなってしまうが、私と「アイマス」との馴れ初めは、小学生の時に家のデスクトップで見た途切れ途切れの「組曲『ニコニコ動画』」の中にある「エージェント夜を往く」の一節だった。

昨今ではインターネット老人会にしか伝わらないようなネタではあるが、この頃の「アイマス」への認識は「ニコニコ動画というインターネット文化を支えている一つのコンテンツ」に過ぎなかった。

 ところが、2015年の1月、アイドルマスターシンデレラガールズのアニメの第一話を深夜のBSで初めて見た。ここで歯車が狂った。高校時代は毎日デレステをし、性能の悪いスマホで一生懸命ちひろさんを蒸しあげて音ズレしまくる音符でイベランに夢中になった。(データが飛んだ時は本気で萎えた)

 そこからは浅いようで深い沼へとじゃぶじゃぶ入っていった。アニマスの20話で涙を流し、SideMのアニメを見て今は無きエムステを入れてBeitに少しはまるなどをして最終的に何故か周りの友人にシャニマスのオタクが居るミリオンライブのオタクへと転職していた。

ただ、アイマス2などの家庭用ゲームやDS版、グリマスやモバマスなど携帯ゲームなどには触れたことがない言うなれば「浅い」プロデューサーでもある。そんな私にも人生の中で一度でも叶えばいいなという薄い夢があった。

「アイマスの合同ライブを一度でいいから生で見れたならいいのに。」

なぜ私はMOIW2023Day1を生で見なかったのか?という後悔

 結論から申し上げると、今年この世に生を受けて23年目になるが、人生の中でも1位2位を争う悔いが出来てしまった。
(それだけ薄い人生送ってんだねとかって言わないで。)

 スマホのリズムゲームぐらいでしかゲームをプレイしたことがない私でも「アイドルマスター」にとって東京ドームが因縁の地であることぐらい重々理解している。ただ、それでいうならミリオンライブの「ぶどーかん」とやらも特別な地ではないのか?否、そこはやはり東京ドーム。それとは一線を画している。動画でよく見た「ドームですよっ!ドームっ!!」というワードはプレイヤーとアイドルとの"最終到達点"がこの「ドーム」だということを突きつけてくる。つまるところ「アイドルマスター」にとっての東京ドームとはトップアイドルの象徴かつゲームクリアのメタファーという装置を兼ね備えている。

私は後者が訪れるのが少し怖かった。

そんな中合同ライブやります。というツイートが一つ。

https://twitter.com/imas_official/status/1580508894262362112

いや、ハァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!?!!??!?!?!?!?!?!?!?????!!!!!?!????!!!!!!!!!!!!!!!????!!!!?!!?

やりやがった!!!!!とうとう来たなぁこの時がァ!!!!!
ということでウッキウキでミリオンライブから出るを出演者よく見たら、

https://twitter.com/imas_official/status/1580511618244702208

お、

DAY1の面々。信号機揃っててやっぱり強い。

!?

4 LuxuryとHANABI団居てとても嬉しい。強い。

おぉぉぉぉぉぉいぃぃぃぃぃぃぃ!?!??!?!??!!!?

しかもすばロコ。俺得。

推しの永吉昴くんいるやんけぇ!???!?!!!!

 クールもカワイイも叶えてゆけるアイドルこと永吉昴くん役を演じている斉藤佑圭さんはミリオンライブの公演でも正直見ないことが多かったりそうでもなかったりするが、ただそれ以上にクロノレキシカで見れるんすか???マ????と思い。

推しが出ることで行くか行かまいか迷いまくっているときに
シャニPの友人からこう言われた
「お前合同ライブ見に行かないって選択肢ある????」

私は速攻で、イープラスをインストールした。そして申し込んだ。
……Day2だけ。
今になって思うが、普通に両日取れば良かったんですけどねぇ、仕事とお金がね…

 情報過多かつ見たい情報だけを意図的に見れる現代にて、後悔するような事例ほど早く知るのは何のバグであろうか。
なんだよ!!!!!!!樋口円香の「ラ❤ブ❤リ」って!!!!!!!
てか伊織ちゃんもつむつむ(白石紬)も歌ってんのかよ!!!!
いちぽむちゃんが東京ドームで歌ってんじゃないかよ!!!!
あと「ハイファイ☆デイズ」とTintme!やってくれたのか……BIG感謝……!!
あまとうの「スパイスパラダイス」が来たってことはDay2は「NO CURRY NO LIFE」ワンある・・・?
そしてやっぱり……

Day1に仲村宗悟居たのにムンナイやってないってどういうこと??

 既に頭は理解を放棄した。Day1を仕事と日頃の生活を両立するために「敢えて」見ない選択をした自分を右ストレートでぶん殴りたかった。だが遠方にいる貧乏Pには無情にもDay1を見ない選択しか出来なかった。あーさっさと大富豪になりたい。税金をごっそり引くんじゃねぇ。

見上げれば青空

 そんなこんなで、リアルプロデュース体験を果たすため、出発地点の熊本空港に着いた。正直楽しみで眠れず、実質3時間くらいしか寝れなかった。
熊本空港で「Tulip」をMマスのメンバーで歌ったことを初めて知って大声が出そうになった。なんだよ「違法Tulip」って??

ということで熊本脱出して、東京へ出発です。

空から見た硲道夫の故郷は意外とデカい。
アキバで見た千早愛に溢れた祭壇
アキバの歩行者天国。場所は違うだろうけどB’z のEPIC DAYのジャケットみたいだなと思って撮った一枚。
このタイムカードに毎日打刻したい人生だった。

おのぼりさんなので色々撮ってしまう。田舎者の性。

Day2最初からクライマックスだった件について

これが"東京ドーム”かぁ……

 私は、これまで見たアイドルマスターのライブが"過去"になった瞬間を見た。
何を言っているのだ?と思われるかもしれないが、実は恥ずかしながらアイマスライブを初めてしっかりリアルタイムで見たのが友人と一緒に見たアイドルマスターシャイニーカラーズの「MUSIC DAWN」DAY1・2だった。
 無論、他のライブの存在はバンナムの出しているBD/DVDの販促動画のおかげで知ってはいた。特にMOIW2015やデレの名古屋・ミリの天体公演・UNI-ON@IR福岡は今でもお金さえあればDVD買うのになァ~と思ってはいる。
ただ、ライブ歴でいえば3年弱程度と私が知っているリアルなアイマスライブというとコロナ禍で声の出せないアイマスライブであった。

 例えば、アイマスシリーズで初の屋外公演になったミリオンライブ7thライブQ@MP FLYER!!! Reburn(配信参戦)も本当にエモさの洪水に飲まれて私的満足度が高く見れてよかったと思えた。だが、やはりコールや歓声があればもっと……という一抹の寂しさもあった。
ちなみに私のわがままで7thリバーンday2を一緒に見てもらったミリオンを知らないシャニPは興味なさそうにしていた。すまんやっぱつれぇわ。

当日は巨人とアイマスが入り混じってる実に不思議な空間だった。

でもこれだけは言える。初めてのアイマスライブが声出しアリで本当に良かった。運営ならびに東京都ありがとう……。

気張っていくぞ!!!昴!!!

 不肖ながら、私は永吉昴という野球が好きなアイドルのPかつ、自分も野球が好き(巨人はあまり好きではない)なのだ。そのため普通に初めての東京ドームがアイマスライブということに対し、入場する前から変なテンションになっていた。

撮りたいのぼりを友人に撮ってもらった。同じように昴Pいらっしゃって心強かった。

本当に画像ののぼりの言葉を考えた人は天才だと思うんだ。
そんなこんなで、ドキドキを抱えつつ何やらクラップが鳴り響くドーム内へと入場した。まず思ったこと。

なぁ、お前ら日頃どこに隠れてんだ????

 小さい頃からテレビで散々見てきた東京ドームで、会場全体見渡す限りプロデューサー、プロデューサー所々にプロデュンヌ、5ブランドそれぞれ違うけど「アイドルマスター」という大枠が好きな人たちが集結しているんだと嬉しく感じた。(あと歌織さんのフルグラ法被で参戦していたプロデューサーの威圧感が羨ましく感じた…いいなぁ…)

 それと同時に周りにいるプロデューサーが「アイドルマスター」という大枠で集まった人々故に「同志」が自分のブロックの周りに居ないという心細さも感じた。これもライブ参戦の醍醐味なのかもしれない。
まるでホームゲームなのにアウェイ参戦をしている応援団の心持ちを感じる自分もいた。横目で見るとただ無言でスマホを触る人や、前の方で友達同士で別のIPの話題をしているヲタクなど…男女問わずとも見るからに学生のような身なりの者から歴戦のおじ様Pなど色々なプロデューサーがやはりいるものらしい。

事務員さんら5人の注意事項を聞き終えた後、いよいよ開演の時間になる。
もちろん、この日一番聞きたかったフレーズとともに。

「プロデューサーさん、ドームですよ!ドームっっ!!!!」

Day2の開演

 自論で申し訳ないが、この手のライブでの2階席というのはアリーナ席とは性質が異なり、なんだか舞台装置のような……言い換えがかなり難しいが、心情的にはサッカーのゴール裏のようなものとメンタル的には似ているんじゃないかと屁理屈を言う。正直演者の顔なんて見えない。演者が舞台上で何かしてたとしても正直分からない。なんなら終演後のTwitterであんなことやってたこんなファンサしてたなんてことを知るざまである。
 それでも、心は湧き上がってしまう。なんてったって「推し」が東京ドームで自分の大好きな歌を歌っている。ゲームやこれまでのライブ、オタクと一緒にカラオケで歌った曲、サブスク解禁されて車の中で散々聞いた思い入れの曲を東京ドームで歌っている。それを聞いて声を後押ししたくなる。
演者が挨拶しただけで絶叫する装置になったってもうどうしようもない。
まさしくオタクの夜の夢。
一欠片、ただ一欠片の理性を保ちながらサイリウムをぶん回すだけで幸せであった。
1曲目の「シャイノグラフィ」でライブの生音に圧倒された。シャニマスの中でも好きな歌。
3曲目の「Flyers!!!」我がシアターの曲。意外とみんな知ってくれているのがうれしく、あべりかさん(であってる?)がミリシタでもあるように、サビ前ハイタッチを再現してくれたのが個人的にとてもエモであった。2階席からでもはっきりとしっかりと見えた。泣いた。

……と全部振り返っているとキリがないので、もしDay2が円盤化されたら絶対おススメのパートを3つ紹介しよう。

①~「秋月姉弟」の邂逅~「♡Cupids!」

  ここで懺悔しよう。SideMの楽曲ほぼほぼ知らんかった……

 正直右隣にMのPがいたのでその人のペンラ捌きを見ながらSideM楽曲を楽しんだ。(ありがとう名も知らぬMのP)
という訳で、ほぼ主戦場ミリオンライブのPでも楽しめたMOIWday2のパートを紹介する。このパートは876プロの愛ちゃんの曲「ALIVE」や961の2人が歌う「アライアンス・スターダスト」など765プロを軸にしたパートとなっており、今更考えるとDSでやってた古参Pやコンシューマー機でゲームをしているPにとってはより刺さるのだろうと思わされる選曲群だったと思う。その中でもやっぱり、「♡Cupids!」は例えSideMのゲームをやっていなくても涙腺が自然と緩む曲だと感じた。
(この2人にどういうバックグラウンドがあるのかはググって・・・)
 「秋月涼」というアイドルの道を開けた秋月家の繋がりと今の「秋月涼」という男性アイドルを支えているF-LAGSの競演を東京ドームで見れる歓び。そして歌詞の中にもある「You can make it!」もうね、エモさで沈める気かと。緑と青赤の入り混じるペンライトの海を見ていると無性に号泣していた。4人にありがとうを伝えたい。紹介する楽曲の中で一番聞いてほしい。

②「レッド・ソール」から「Raise the FLAG」までの流れ

もう言うことねぇわ。やっぱこいつ強えぇわ、もうダメだ、強い。

 Jの字がニッタニタしながらオタク特攻のセトリを考えたとしか思えない 「レッド・ソール」→「dans l'obscurite」→「純白トロイメライ」→「バベル」→「Fly and Fly」→「オーバーマスター」の並び。もはや芸術だろこれ。そしてトドメのSideMのアイドルによる「RAISE THE FLAGS」
う~ん、JUNGOお前が優勝だ。
 はいこれだけで勝ちました。13000円払って東京まで来て本当に良かった。むしろこのパートだけでお釣りが来る。儲けましたね皆さん。(???)「レッド・ソール」に関しては正直デレからかなり距離を置いてしまったため知らなかったものの、ほんとに次の日スカイツリーの中でレコチョクでダウンロードしたくらいにはオシャかっこいい曲だなと思った。良曲。 次の曲の「dans l'obscurite」で私は普通に死んだ。推しパワーってやっぱり強い。すばロコみずきほんまよい。(その分知らんなぁって反応もあったのは事実なので、みんなもっとミリオンの曲聞いてもろうて…)いつになるか分からないがライブ完全体「ダンロブ」は聞きたい…で、もうここでアンティーカが出てきたときのざわつきっすよ。もう本当にその時に戻りたい。いつ何回でも体験したい。
そして「純白トロイメライ」生で聞く恋鐘役の磯部花凛さんの
「選んでよッ!!」は本当にすごかった。
シャニマスのライブ楽曲の中でも「純白トロイメライ」は大好きな曲の一つだ。それこそキャスト変更前後においてその気持ちは変わらない。椅子の周りをクルクル廻るダンスはやはり生で見ると感動さえ覚えた。曲の途中で"Dimension-3"の2人が出てきたときのざわつき……もう気が狂うほど気持ちがいい。続いて「バベル」

フ  ロ  ア  熱  狂

 東京ドームの2階席にいるはずなのに今にもモッシュが始まりそうなライブハウスに来たような感覚になり、EDMによって身体が否が応でも縦ノリしてしまうこの感覚。もっとこういうEDM楽曲増やしてほしいっすね。てかやっぱみんな好きなんすねぇこの楽曲。(ここの観客の9割くらいはこの楽曲くると思ってから来たと思う)そしてSHHiSの二人の演出よ。あれほど無慈悲な演出見たことねぇよ。
 そしてこのオタクくん絶対殺すメドレー最後が「Fly and Fly」
(あーあ、紫月砲がバレてしまいましたなぁ)と内心ニチャニチャしながらペンラぶん回しをしていた。その後にきたSideMの「Raise the FLAG」に度肝を抜かれた。
 本当にかっこいいナンバーながら、革新的な歌詞が綴られている曲をSideMのアイドル達がカッコ良く歌い上げる姿は本当に凛々しく、ミリPとしてもすごく嬉しい瞬間の一つだった。
 特に「抗いを否定する固定概念って妄想に革新って旗を翳してみせよう」という歌詞は本当に「アイマスに男性アイドルはいらない」という固定概念と戦ってきたSideMの歴史とリンクする歌詞であり、ラスサビの
「動かなきゃ何一つ変えられないから新しい時代…掲げろ!」
という歌詞はSideMの今後の展開や活動においてのある種エールだと自分は受け取り涙をつらつらと流した。マジでSideMは今後とも頑張ってほしいんだ……。(あと原曲も良いから是非聞いてほしい)
(余談だがミリオンは神速一魂の「バーニン・クールで輝いて」を歌っていたりとミリとMの繋がりが見れたりとちょっと親和性があるんかなと思ったり思わなかったり)

③最終パート「YPT!!」から「Destiny」まで

「おおおおおおおお!!!(どうして俺たちを殺そうとするんだ!!!)」

 マージで最終パートでも手を緩めないなこいつら。誇張抜きに見逃すところがひっとつもない。この時点でもう喉がらっがらだ。オタクの情緒も狂いに狂いまくる。殺す気か。
曲順は「Yes Party time!!」→「Happy Funny Lucky」→「Bet your intuition!」→「SWEET♡STEP」→「MOON NIGHTのせいにして」→「花ざかりWeekend❁」→「待ち受けプリンス」→「咲くは浮世の君花火」→「Destiny」
いや何この曲順??改めて見るとわけわからんすね、フェスか何か??
YPT!!」は特にデレステを熱心にやってた時代の曲だったのでUOを持ってこなかった自分をとても悔いた。「Happy Funny Lucky」は本当にれいれいが加わった3人Ver.を久々に見たくなった。マジで頼む。「ベッチュア」は申し訳ないが曲知らないけどなんでしょう。"Flamme Martini"と4 Luxuryの8人のビジュがほんまよい。そして普通に強い……(いい意味で)なんやこの曲と思いながら聞いてました。普通にもう一度見たい。そして「SWEET♡STEP」の衝撃。そしてこっからが本当に反則級のセトリだった。マジで脳みその中割って見てみたい(誉め言葉)特にイケメン女子集団が歌い上げたムンナイから君花火までの流れは本気で楽しい時間だった。ムンナイの「おいで?」と待ちプリの「噓つき」で2度発狂した。ムンナイは男であっても墜とされるのだな…。総じて最高100億満点。

(我がミリオンライブの閃光☆HANABI団による「咲くは浮世の君花火」も良曲だが、カップリング曲の「BORN ON DREAM!」も最高にぶちアガれるコール曲なのでみんなも聞いてくれよな)

他にも信玄さんの「恋のHamburg」や初めて見た山火事「キラメキラリ」など推したい曲は満載ですが、ほんとにこの3つのパートはすごかったから円盤買ってでも見て欲しいです。(小並感)

そして、最後の「M@STER PIECE
・・・もうね、泣くじゃん?ムビマスでも見たあの光景と、5ブランドが歌い上げるとか本当に……ねぇ?終演後SNSを見たらなんか意見が色々あったが自分は東京ドームでマスピが聞けたのが本当に大感動もので歌いながら号泣していた。自分はてっきり「アイ MUST GO!」を歌うものだと思っていたのでタイトル聞いただけで涙腺決壊した。
プレイヤー側に「夢を初めて願って今日までどの位経っただろう」という言葉を投げかけるのは本当に罪深いと思う。

いや、今!ここで!!現在進行形で叶っているんですが!!??

本当にこの楽しい空間が終わらないでほしいと願った瞬間はない。
 アンコールで歌い上げられた「CRYST@LOUD」「M@STER PIECE」の2曲を聞きながら、まだまだ進化を遂げていくアイマスシリーズにまだついていこうと心の底から決めた。それぞれのブランドのアイドルや演者に、アイマスシリーズを支えてくれたプロデューサーやプレイヤーに、アイマスをこの世に生み出してくれた方々に感謝を。

終演後、黒づくめクソダサオタクは満足しすぎて召されそうになりながら、すばロコのぼりを撮ってもらった。こののぼりも本当に可愛かった。

フェスタの終演と余談

東京ドームから出るとそこはもう夜の東京。銀テを確保して夜の街に消えていった転売ヤーの行方は誰も知らない。当然水道橋や秋葉原には空いてる居酒屋はない。(みんな手際が早すぎる。)アリーナ席で参戦していた友人(行かねぇの??と言ってきたやつ)と合流しタバコくせぇアキバの立ち飲み屋でメガハイボールを飲みながら2日目の感想を言い合った。ライブの後のハイボールはマジで格別だった。
初めてのアイマスライブがこのM@STER OF IDOL WORLD2023 DAY2で本当によかったと思うが、それと同時に気付きもあった。
ライブ前からも薄々感じてはいたが、やはり他ブランドを知らない人はとことん何も知らないしよっぽどのことがなければ興味を抱きにくいということだ。それこそミリシタでいえば延々と身長が1cm伸びた話をしている未来ちゃんという認識の人もいるだろうし、そもそもミリオンの信号機って誰?765プロといえば、ASとか春香じゃないの?そもそもミリオンライブってなんだ?

ASとミリオンスターズの関係性はぱっと見では難しいのか?

と。自分も同じようにミリオンライブって何?時代があるため人の事言えないし、無理に「後生だからミリオン推してくれ!!」とも言えない。自分もチュパカブラから沼ったので(現に私もSideMの楽曲の中でもSEM!とムンナイくらい知らないのでただ猛省するばかりだ。)演者挨拶の時にトイレ休憩とかに行かれたり(しょうがないけど)露骨にスマホぽちぽちされると何故だか自分事のようにへこんだ。
それでも、東京ドームで見かけた名前も知らない歌織さんのフルグラ法被Pをはじめ、ミリオンのオタクが割といるということも大きな励みになった。ありがてぇありがてぇ。ガチで身の周りにミリP3人もいるかいないかの環境で推していると歓びを分かち合うことはなかなか叶わない。しかし不器用でもとんちきでもひたすら前に進もうともがきながら輝き続ける「アイドルマスターミリオンライブ!」というコンテンツが自分には合っていて、ずっと推していきたいと謎のコンテンツへの忠誠心と、同じように好きでいてくれている人も日本のどこかにはいるのだなと思えるいい機会だった。そしてそれは自分の中で、今度はミリオン単体のライブに参戦してみようという原動力に繋がったのもまた事実だ。

 ミリオンライブを推しているプロデューサー同志はまた、10thライブact-3の福岡公演で会えたらいいですね。今度は勇気出してミリオンの海に飛び込んでみることにします。みんなもミリオン10thライブツアー、見よう!
他の事務所のPちゃんはライブの配信画面の向こう側、もしくはいつになるかは分かりませんけど次のMOIWで会えれば。よき推し活を。

さいごに

秋葉原のカプセルホテルで起きた朝、まだ余韻とアルコールが残っていた。
いくらラジオ会館でクオリティめちゃ高フィギュアを眺めても、東京スカイツリーまで行って雲で全く見えない展望台に行っても、熊本へ帰るために羽田空港に到着しても(実は我々の知らない場所でday3やってんじゃね?)と思えてしまうほど、ライブのあとの余韻に浸りまくっていた。脳内セトリを組む人の気持ちが痛いほど分かった。

厚切り牛タンは美味かった。
今度は晴れてるときに行くと決めたスカイツリー
東京スカイツリーで見つけた限定八海山。瓢箪型のボトルと八海山という組み合わせに「何故か」オタクは一人テンション上がっていた。(買ってはいない)

個人的にはDay2で一番峯田茉優さんの表情にガッとやられた………
(だまゆの表情……本当にプライスレスだァ……)

 最後になるが、私は「アイドルマスター」シリーズがなんだかんだ言って大好きだ。クソ重たいコミュをお出しされたり(主にシャニマスくん)、理解の範疇を超えたものをお出しされたり、コンテンツに対するわずかな不満とかまぁ色々ある。しかしながら自分の人生に「アイマス」がない生活というのが今となっては想像できない。それぐらい沼に落ちている。1年の内なにかしらやらかしている率高いのになぜだろう、愛さずにはいられないのだ。とある演者さんが云っていた気がするのだが「新しくプロデューサーになった人も、ずっと応援してきたプロデューサーさんも、追うのをやめてしまったプロデューサーさんも全てのプロデューサーの人がアイマスの歴史を紡いできた」というような言葉がすごく印象的に残っている。企業側からしてみれば我々はコンテンツを享受してるだけの一消費者に過ぎないが、人には人の推し方があるとはよく言ったもので私は弱小Pなので、ライブやガシャにチマチマお布施してただ光る棒をブンブン振り回すことしかできない。それでも好きなコンテンツが願わくば5年後も10年後も元気に(できれば一人も手放すことなく)続いてくれることをただ祈るばかりである。それでは、まだ見たことも聞いたこともない未来たちに期待を込めて私はこれからもアイマスします。

(P.S.書きなぐったものを公開もせずただ放置していたらアイマスシリーズが18周年を迎えていました。すごいね。アイマスくん成人じゃん。みんなでお祝いしに東京ドームで集まりたいね。)


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