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「僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んで考えた、息子の教育について。

積ん読になってしまっていた、ブレディみかこさんのノンフィクションエッセイ「僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー」をやっと読みました。本屋大賞やノンフィクション大賞など、絶賛の数々でハードルが上がっていたけれど、実際に読んでみるとそのハードルをさらに軽々飛び越える傑作。ということで冷めやらぬ熱を消化するために読んで考えたことを書きとめようと思います。 海外生活と教育私は本書をかなり感情移入して読みました。というのも私も恐らく自分が育った国とは全く違う様々な国で子育てをする

今年読んだ本大賞2020

2020年読んだ本分布 ■2020年読んだ本分布(ざっくり) ・小説18冊 ・エッセイ8冊 ・ノンフィクション29冊 ・実用書33冊 →合計88冊 出産したので子育て関連の実用書がかなり多かったかな。読書量は人生で一番少なかったかも。備忘録的だけど、今年読んだ本を勝手にランク付け。特に記憶に残ったものを発表! 小説部門:「小川洋子の偏愛短篇箱」 「博士の愛した数式」などの作者、小川洋子さんが選んだお気に入りの短篇集。知らなかった著者から超有名な文豪のマイナー短編まで。

国際感覚豊かな女性エッセイ5冊

昔からとてつもなく苦手な物がある。語学だ。大学入試の際に一番足を引っ張られたのは英語だったし、大学に入ってからもフランス語の単位がなかなか取れずに大変苦労した。 だから世界のいろんな国に馴染んでバリバリと働き、友人を作り、暮らしている女性にめちゃくちゃに憧れる。視野が圧倒的に広く、固定概念にしばられず、自分の人生をコントロールできる強い女性たち。 そんな彼女たちを友人のように感じられるのがエッセイ。繰り返しの毎日に飽き飽きしたら、ぜひ手にとってほしい本を5冊紹介。ラフな服