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ぼくのなつやすみ2実況を見ました~いつの間にか消えた“日射病”~

お疲れ様でーす。学生です。

蘭たんのぼくなつ2実況を見返してきました。あれ見始めると止まらないですね。
これは去年の夏に実況してくれたやつですね。その時はリアタイして、蘭たんと一緒に泣いていました。

そして、もう一回見るのはまた夏がやってきたときにしておこうと、2週目をとって置いていましたが、最近その封印を開放して、みてきました。

また泣いちゃいましたね。去年よりも涙腺が脆い気がします。特にじいちゃのイベントは、、、。
ああいう、爺さんみたいな人の人生で残した魂の跡みたいなエピソードには弱いですね。。

蘭たんも言ってましたが、改めてすごいゲームですね。言葉の外にたくさんのことを語ってくれているというか。
もはや、ぼくなつの素晴らしさは説明不要でしょう。子供の頃からこのゲームが大好きですが、これも一生忘れることのないゲームとして、私は語り継いでいくのでしょうね。


劇中で靖子姉ちゃんと待ち合わせする時、遅すぎて日射病になっちゃいそうだったよー、みたいなセリフがあります。

このセリフ、去年も思ったのですが、いつの間にか日射病って言葉なくなりましたよね。代わりに、熱中症になりました。
調べてみると、2000年から熱中症に統合されたようですね。
https://www.netsuzero.jp/doctor
ほうほう、そうなのですね。


なんていうプチ情報はさておき、

大学四年生の私が改めてぼくなつを直視すると何が起こるのかを、最後に記しておきましょうかね

ぼくなつに登場する人々は揃いも揃って魅力的です。
みる時々によって、彼らから伝わるメッセージは変わってきます。そのような厚みを持ったゲームです。

去年見た時は、サイモンのカッコよさにびっくりした記憶がありますね。昔は変な外国人のカメラマンという印象しかなかったのですが、世界をまたにかけて、自分の仕事に誇りを持って、自分の人生を自分で生きている感に感服しました。誰にでもできることではないですよね。サイモン、まじでかっこいい。あとは芳花ねぇちゃんの綺麗なおねーさんっぷりに跪いた感じでしょうか。

今回もサイモンのカッコよさに痺れ、サイモンのような大人になりてーと思いましたが、、、

静江さんや船頭さん、谷口さん

彼、彼女らに感銘を受けました。


私は今就活をしています。
すると、地元で働くか、外に出るかの選択は起こるんですよね。
私も今絶賛悩み中なわけなんですけど、
静江さんの生き方、考え方は私を揺さぶりました。

悩んでいて、海を見ていたら、明け方、雷雲の中で稲光が光ったと。

地球は回っている。私は生きていると、猛烈に感じたと。

そこから吹っ切れて、彼女はまた遠くへいったとのことでした。

うむむ。
言葉にするのが難しいですが、そういう生き方だってあるんですよね。そういう人だっているんですよね。
私はいろいろなしがらみを、静江さんほどではなくても持っていると思います。でも、全てを放り投げることはできません。静江さんだって、そこに悩んでいたことと思います。

でも、そこで一区切りをつけ、自分の人生をまた歩み出していく様はかっこいいと思いました。誰かに非難される、というか靖子に嫌われることはあっても。その上でも、それをわかって自分の人生を切り開いていく、という在り方は、それもそれで一つの人生だと思いました。

まだ僕にはそんな十字架は背負っていないですし、まだまだ自由な方だと思います。それなのに、前に進めないなんて言っているのは、まだまだ甘いのかなぁなんて反省しました。大変ですね、生きるって。
僕も、自分の人生には、自分でけつをふけるようになりたいというか、責任持って生きていきたいなと思います。誰よりも、自分に対して。その上で、どうなるか、ですね。きっと。
僕と静江さんとは違います。でも、そのあり方は参考にしたいと思います。

あとは船頭さん。ちょこっと出てくるサブキャラですが、良い味出してますよね。彼も小学生の頃には何も印象を持っていなかったような気がしますが、凪咲さんとの失恋とかは見ていて同情してしまう感じはありました。それでも、その後の会話で船頭さんなりにいろいろ考え、自分の人生を向き合っている感がありました。谷口さん護送の件とかね。
そんで最終的に、ぼくくんに対して「いいやつになれよ」と言います。
なんだか、船頭さんみたいな人から言われるのが一番響くようなセリフですね。いいやつ。いいやつになるのって簡単そうで、難しいですね。大人になると、特にそうなのかもしれません。いいやつには、なりたいと思います。でも、いいやつになれない自分を正当化している側面もあるのかななんて思います。時代とか、誰かのせいにしてね。
そんな中でも、いいやつで在るためには、どうしたらいいのでしょうね。
難しいなぁ、、、と。でも、とにかく今の僕は、目の前のやることをこなし、一角の人間になることが先決だなと思います。そうやって生きていくうちに、いいやつになれたらいなぁと思います。


最後に、谷口さん。
あなたには今まで特に何も思わず、怖く、無口で、近寄りがたい大人という印象でしたが、その悲しさに打ちひしがれました。
人生のビターな感じ、なんて言葉では形容できないその重さと悲しさがそこにはあります。
夏とともに、谷口のおじちゃんの人生は進んでいってしましました。
事件のこと、お母さんの治療費のこと、お金のこと、そして、罪の意識。
いろいろ背負っていますね。こんなに重いもの背負っていたんですね。
谷口さんは、その罪から逃れることはできずに、償いの道へと進んで行きました。

船頭さんも言っていました。自分もあの人も同じチャンスを与えられた人生だったのだと。いろいろ想像していました。

僕も、想像しました。
そうだよな。静江さんのような人もいれば、靖子と洋のような人もいる。そして、谷口さんのような人もいる。
谷口さんの人生は、ああいう道に進んでしまった。進まざるを得なかった。そして、その道はこれからも続いていく。彼は、その道をどんな思いで歩いていたのでしょうか。

僕は、自分の人生をもうちょい頑張ろうと思いました。
谷口さんのような道を歩きたくないからではありません。彼は、悲しい思いを背負っていても、歩くことはやめていませんでした。
それぞれの人生をそれぞれが生きていきます。これは当然のことでしょう。
ならば、与えられた人生を思い切り生きねば、、、。自分の人生と真正面から向き合い、誠実に生きねば、、、。そんな思いになりました。

谷口さんは、自分の人生をもっとよくしたかったはずです。こんな道を歩くことになるとは思っていなかったことでしょう。でも、そうなってしまった。それでも、その悲しさを身に宿し、罪を被り、生きていった。

僕も、生きていきます。
谷口さんは何歳でしょうか?僕の方はまだまだ若いのでしょうね。

ならば、生きていくしかないでしょう。
繰り返しになってしまいますが、谷口さんからは、こんなイメージをもらいました。


うーーーん。つくづくすごいゲームだ、ぼくなつは。



ちなみに、今聞いているBGMはこちらの夏涼みというやつでござる。
いいねぇ。


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