『数学科は見た目も中身も変なやつの集まりなのか』
ぶっちゃけR氏(私)の見た目は数学科っぽくはない。理由は、数学科っぽいと言われたことがないからだ。単純である。
思うのだが、
「数学科っぽくない見た目だね=褒め言葉」
として使われているように思う。
「数学科にもこんなに可愛い人がいるんだ!」
このようなセリフが出てくるってだけでもう世間から見た数学科のイメージがわかる。
最近では高校生から「先生そんなにお洒落で可愛いのになんで数学科に行ったんですか?」と言う質問をされる。
どんな偏見だよ!と思ったのもホンネだし、これはこれで多少なりとも自分は褒められているのだろうと(勝手に)解釈し「ウヒヒ嬉しっ」と思ってしまったのもホンネ。
学校現場に8年いると、
「あの先生英語の先生っぽい」とか「〇〇先生は最初国語の先生と思ってた」とか、学生同士で話をしているのを聞いたことがある。
そんな中で、「あの先生数学っぽいよね」のときだけ、声色が嫌味っぽい感じなのだ。「あいつ変だよね〜」のトーンと同じなのだ。
こうなってしまう原因は
自分は数学が苦手≒数学を教えてくれる先生も苦手≒数学好きな人は変わり者≒変わり者は見た目から変わり者
といったところだろうか。
今やR氏が美容とファッション好きなのは、自分がそのカテゴリーに入れられないように、必死に抗った結果だと思ってる。
だが、どれだけ見た目を取り繕っても、心までもは数学科から抜け出せないのだ。
友人や家族などあらゆる群に所属しているR氏の中では、
「数学科の人間の集まり」が圧倒的に居心地がいい。
のだ。例えば自分の知らない分野の話を他人から聞くとき、
女子会などで繰り広げられる恋愛、ゴシップ、美容の話よりも、教科会議で突如始まる遊戯王の話の方が、聞いていて心地がいいしワクワクするのだ。
会話の内容、話し方、トークのテンポ、全部をトータルして居心地がいい。話し方が上手だからということではない。
正直、女友達の会話を「つまんね〜」と思って聞いてるときがある。だが、数学科の人間との会話にはそれがない。
数学科以外の友人や女性たちとの遊びの約束よりも、数学科の友人との遊びや教科会議の予定の方が待ち遠しいのだ。
やはり数学科にいるR氏自身が、数学科と数学科以外を違う世界として見てしまっているのだから、
結論、数学科は見た目はわからんが中身は変なやつなのだと思う。
ところで、どの学校現場も数学科の教員が一番人間関係がギスギスしていない、自由でストレスフリーな教科だと思うんだがどうだろうか。
なんだかまとまりがなくなってきたのでこのへんで終わろうと思う。
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