ニュージーランドの首相の支持率が未だに高い

このブログの存在をすっかり忘れていて久しぶりに思い出したので少し書いてみようかと思う。そういえばこうやってニュージーランドに対する恨みつらみをひたすら吐き出すためのいわゆる闇ブログを見に来る人がいるというのも信じがたいが、ニュージーランドが未だにちっともマシな国にならないので私の恨みつらみも募りこそすれ解消することはない。

ニュージーランドのこの悲惨な暗黒期は果たして2023年に終わるのか、それともさらなる停滞を経験し、労働党によって政府の人気をまんまと5年に伸ばされてしまうのか、という点において2023年の選挙は注目度が高いが、レイバー政権はひたすらポピュリズムを使っており、学力の低いニュージーランド人にはうってつけの政治手法と言える。

ジャシンダ・アーダーンを一体今どれくらいの人が支持しているのかというと44%程度の人が支持しているようだが、今のニュージーランドの惨状が一体誰によってもたらされ、誰によって解決への緒すら見つけられない状況になっているのか考えたことがあるのだろうか。

ただ、今の政権の支持率の高さは、対抗する正当であるナショナルの支持率が低いというところにその理由がある。

ナショナルの投手は今はクリストファー・ラクソンという人が担っているが、彼の首相になって欲しいかというアンケートではたったの21%しかいない上にジャシンダ・アーダーンのおよそ30%に比べて相当に低い。

ナショナルがなぜここまで支持率を落としてしまったのかはわからないが、全体的に「コイツラ大丈夫?」感は拭えない。

ただ、ナショナル製等の経済政策はセンスが高いようで、リーマンショックなども最低限のダメージで乗り切ったということもあるため、今の米国FRBやコロナショックによって起きた凄まじいインフレに対しても何かしらするかもしれないが、おそらく公共事業を山のようにやって人々の収入の底上げを図る程度かもしれないが、それよりもレイバーが残すであろうコロナ対策で湯水のごとくに発行した国債の処理に頭を悩ませるかもしれない。

最近ニュージーランドでは補欠選挙をホウボウでやっており、ジャシンダ首相は税金の無駄だと凄まじく否定的だが、どちらかというと今の政権の支持率が如実に反映されるこの選挙は、ある意味で国民による答え合わせのような性質も持っている。

そのため、そこかしこで破壊されたレイバーの選挙看板などを見ると、まぁそりゃそうだろうなとしか思わない。

こういった選挙看板を破壊されるというのはニュージーランドファーストの役割だったが、彼らは今国政に参加していないので何も怒らないが、次回の選挙でウィンストン・ピータース復活という噂もあるため目を離すことができない。

そんなことよりも私としては早く選挙を行ってレイバー政権が与党の座をナショナルに明け渡して、より人々が落胆するのか、それともレイバー政権の時代がまるで嘘のようにニュージーランドが発展するのかを見たいと思っているが、そんなのは海外でニュースを見てても見れるので現地で見る必要は本当はない。

最近はニュージーランドにもワーホリだの留学だので入国する日本人が跡を絶たないが、そういったいわゆるお客様にはとても親切で優しいのは腹黒いニュージーランドという国の特徴なのでぜひとも楽しんでいただきたいが、それをニュージーランドだと信じることだけはやめたほうがいい。

そういうわけでニュージーランドに来ることはおすすめしない。

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