ニュージーランドはワイタンギ条約を破棄する可能性がありその場合内戦もありうる
ニュージーランドは風光明媚な観光立国であり、留学や永住権を餌に外国人を釣って搾取して捨てることでも有名な国だ。日本でも岸田総理が増税をしようとしているが、もっと上手に外国人から搾り取ることでニュージーランドのような最悪な国家になりさがれるかもしれないことは予め書いておくことにする。
先日行われた選挙で、当初の想定通りナショナル+ACT陣営がLABOUR+GREENS+MAORIに勝利したもののまんまとウィンストン・ピータースにキングメーカーになられてしまい早速おもちゃにされている。
今回の連立政権の条件で、ACTはワイタンギ条約を改善することを条件にしていた。そしてこれがニュージーランドをさらなる混乱に陥れる可能性がある。
この他にもラクソンが反ギャング法をやろうとしており、ニュージーランドの治安はいよいよ持って手がつけられなくなる可能性がある。
waitangi条約の改正を目論んだだけでマオリによるデモ行進で交通網が麻痺し、ワイタンギにあるワイタンギ条約の石碑がスプレーで塗りつぶされる惨事となっているが、政府が今の所ワイタンギ条約を改正することについて取り下げるという雰囲気はない。
なぜワイタンギ条約の改正に対してマオリが大反対しているのかといえば、ワイタンギ条約に寄って定められた彼らの既得権が一切なくなるからだろう。
ワイタンギ条約があるために、ニュージーランドの土地、漁業、林業がマオリ族の既得権として保証されているが、ACTはこれを不公平だ、ニュージーランドはニュージーランドに住むすべての人に寄って共同統治されるべきだ、と言っている。
つまりマオリ族は損しかしないことになり、これに寄って白人による侵略が完了することにすらなりかねない。
そもそもワイタンギ条約に対して賛同していないマオリもいまだに多く、これはブリカスと言われる英国が作成した英語版とマオリ語版のワイタンギ条約の内容に齟齬があるためだ。
特にマオリ語版ではマオリと英国による共同統治と書いておきながら英語版ではイギリスが主権を持つと書いていることが未だに尾を引いている。同じと思ってサインをした条約が違うということを力で押さえつけてきたのがニュージーランドの100年間だ。
ワイタンギ条約がニュージーランドに住む人たちが皆平等に権利を得られるように改正されるのか、それとも破棄されてしまうのかはわからないが、最悪の場合内戦も覚悟しなくてはならない。
今回のワイタンギ条約改正についてはレイバーの議員も内戦の可能性に言及している上にマオリはこれをマオリに対する攻撃だ、と解釈している。
そして先にも紹介した記事の意味するところはマオリは直接的な行動に打って出るという宣言と同義であるという話だ。
つまり、ワイタンギ条約に手を付けるならば内戦が起こらないにしても、マオリによる直接的な行動、これがどのようなものかは定かではないが、は起きる可能性が高いだろう。
そのようなきな臭い状況にしつつ政権はさらに反ギャング法を100日以内に成立させるると息巻いている。
これはナショナルが100日でやることリストを公開したときに入っていたようだ。100日後に色々達成するクリストファーラクソンということでもあるが、西オーストラリアの反バイクギャング法を参考にするようだ。
この法律がどういうものかはわからないのだが、ギャングを締め付ける法律を施行するのであれば、ギャングからの反発も必至だろう。つまり今の政府はマオリとギャングという2つのアンタッチャブルに同時に手を付けようとしていることになる。
これらの改革が一体この国にどういう影響を及ぼすのか、今の政権にはしっかりとした舵取りが期待できるのか、ウィンストンピータースにいいように振り回されているラクソン、セイモアを見ている限りその期待はできそうにない。
今後この国の治安が凄まじい勢いで劣化する可能性が非常に高くなったので、今後ニュージーランドに来ようと計画している人たちは、可能な限り現地のコミュニティなどに参加して情報収集をすることをおすすめするが、一番いいのは来ないことだ。
そういうわけでニュージーランドに来ることはおすすめしない。
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