ニュージーランドは校内暴力を容認した

ニュージーランドではオミクロン株によって今や世界的にもコロナウィルスが蔓延した国の一つとなった。しかしレイバーはロックダウンをすることはないようだ。

ニュージーランド史上最悪のコロナウィルスの蔓延が起きているにも関わらず政府はなぜかロックダウンをしない。国民がこれ以上のストレスに耐えられそうもないからなどといって国民のせいにした以上もはやロックダウンは不可能だ。

ニュージーランド国民は政府がほとんど気分で決めているのではないかと思われるほどに恣意的なロックダウンの運用に嫌気は指しているが、意味のわかるロックダウンであれば耐える程度の気概はあるだろう。

ニュージーランドでは今日から学校の新楽器が始まるところが多いが、多くの保護者は「学校ではマスク着用をルール化せよと政府から通達が来たので言うことを聞きました」というメールを受け取ったことだろうと思う。

ニュージーランドの特徴として、何故か大概のことを前日に連絡するというものがあり、中には、買い物に行かなくては手にはらないものを求められることもある。今回のマスク着用義務化についても突然の通達になっていたため、マスクを着用できなかった子供もかなりいたのではないだろうか。

マスク着用をルールにしたが、このルールを破った場合には何が起きるだろうか。さすがに耳を疑うニュースが飛び込んできたので書かずにはいられなかった。

ニュージーランドでは子供に対する体罰は厳しく制限されており、少しでも疑わしいことをした教師が逮捕されたり刻されることもあるくらい厳格に子どもたちを体罰から守り、その代わりと言っては何だが教師たちを法律の罠にはめ続けることでこの国の教員になりたい人を減らし続けている。

しかし今回ジャシンダ・アーダーン首相が言ったことは「学校はマスクを着用しない生徒を罰してはならないが、選択することは可能だ」ということだ。つまり、マスクを着用しない子供を最悪ひっぱたく選択も可能とも取れるこの発言は案の定炎上した。

ジャシンダ・アーダーン首相は共感力があるそうだが、この発言に一体どういう共感があったのだろうか、言うこと聞かないクソガキってむかつきますよね、やっちまってくださいよ、とそういう方面での共感なのかもしれない。

レイバー政権になってからニュージーランドはコロナという未曾有の機器に対して時間差で敗北すというわけのわからない結果になったが、政府はもはや感染対策には興味がなく、むしろ今のままいってどれだけ感染するかをモニタリングしているようにすら見える。

今後信号システムという誰もが忘れ去ったコロナ対策フレームワークは赤にすることはなく、永遠にオレンジが続くことになるが、今後はこのオレンジの内容をいじることで赤にはしないというよくわからないことも言い出している。

もはや政権の中枢にはまともな思考回路をもった人はいないのかもしれない。

そういうわけでニュージーランドに来ることはおすすめしない。

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