ニュージーランドが国家非常事態宣言を発令した

ここ数週間のニュージーランドは異常なレベルで悪天候が続いており、史上最大級に雨がふり、その傷跡も治らないままにサイクロン・ガブリエラが襲来した。

このサイクロンは非常に勢力が強い上に洪水をともなった豪雨の直後ということもあってその影響が注視されていたが、当初国民を不安に陥れるべく予定されていたオークランド直撃コースは外れ、東側の海をなぞるように進んでいる。

しかしこれによって多くの家屋が停電し、Far Northというニュージーランド最北端の地域では今後しばらく電気の復旧は見込めない可能性がある。

ニュージーランドは電気自動車を推進するなど脱炭素社会に向けて邁進しているが、ここまで信頼性の低い送電インフラで一体どうやって実現するのかはわからない。

ニュージーランドでも地域ごとに発電業者が別れているため、各地域の人は地元の発電業者の停電マップなどを確認する必要がある。

オークランドでもハーバーブリッジという交通における大動脈が封鎖されてしまうなど凄まじい渋滞が起きる手はずが整えられた。

そんなさなか、ニュージーランドでは国家非常事態宣言が発令された。

レイバー政権ではコロナのパンデミックに引きづついて2回目であり、歴史で見ればカンタベリーの地震以来であり、通算三回目であろうが、クリス・ヒプキンスの全体的なついてなさはやはり凄まじいかもしれない。

いずれにせよ今後もこの国にどのような災害が襲来するのかは気をつけておいたほうが良い。

そういうわけでニュージーランドに来ることはおすすめしない。


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