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私とTRIGGER①~キルラキル篇~

画像引用元 https://www.kill-la-kill.jp/ost/

はじめに

本日、2021年8月22日、株式会社TRIGGERは10周年を迎える。2013年のキルラキルを筆頭に、数々のアニメ作品の制作を手がけてきた。スピード感のあるアツい作風を常に進化させ、新しい表現に挑戦し続けるのが、TRIGGERの持ち味である。


私のオタク人生において、TRIGGERアニメは非常に大きな存在である。今回の記事では、私のオタク人生に大きな影響を与えたTRIGGER作品をいくつかピックアップし、私の人生との関わりの大きさを語った上で、TRIGGERへの感謝を述べていくことにする。

Light your heart up

私が初めて視聴したTRIGGER作品は、2013年に発表された『キルラキル』である。今石洋之の世界に初めて触れた作品こそが、『キルラキル』だった。

当時高校一年生だった私がキルラキルを見始めたきっかけは、私が敬愛している作曲家、澤野弘之氏だった。今石洋之の「い」の字も知らなかった私は、正直その作風が刺激的すぎて受け入れ難かった。
「女の子がこんな恥ずかしい格好してるアニメ、キツいなぁ...」
とさえ思っていた。

当時放送部に所属していた私は、3年生が引退した直後に3人いた2年生が痴情のもつれで全員退部した為、1年にして部長に祭り上げられた。そして顧問と部員たちの軋轢に耐えきれず、最終的にはヤケクソで退部届を顧問のデスクに叩きつけていた。

夜の22時まで部室に籠もることもなくなり、視聴が途中で止まっていたキルラキルを一気に観る余裕ができた。最初は面白さを感じなかったキルラキルだったが、ちょうど視聴を再開したあたりから尻上がりに面白くなっていったのだ。

流子ちゃんと皐月様や四天王の共闘、宇宙を揺るがすビッグスケールなラストバトル、これらを盛り上げる作画チームのアツい絵と澤野曲。今まで観てきた作品では得られなかった感動が、キルラキル最終回にはあったのだ。部活に励むキラキラした青春への希望を捨て、虚無の日々を過ごしていた私の心に再び炎を灯してくれた作品こそが、キルラキルだった。ここでのキルラキルとの出会いが、後々の作品との縁へと繋がっていくこととなる。

>その②へ続く


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