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「元祖」や「本家」が人気な理由💭

こんにちは、maimaiです

普段youtubeを見ながら洗い物などの家事をすることが多いのですが、先日見た動画で「元祖」と名の付くものを取り上げた特集がされていました。その時、ふと「なんで元祖とか本家とか言われてるものって人気なんやろう。」と思いました。


しばらく考えた私は「残り続けた」という歴史がそのお店の品質を証明しているのではないだろうか、という考えにいきつきました。愚直な考え方ですが、時代の移り変わりの中でなお変わらず同じ商いをしていて、潰れることもなく現在も営業している。この「変わらず継続している」ことが「元祖」や「本家」の価値になっていると考えます。

しかし、いま述べた中にもあったように、現代は流行の移り変わりが比較的に早いです。ついこの間タピオカが人気だったかと思えば、わらび餅ドリンクが流行っていたり…。大学前通りなんかはそれが顕著で、飲食店の入れ替わりがかなり激しかったです。その一方で、すっと昔から営業しているお店もあります。それらのお店に「元祖」や「本家」といったうたい文句はついていませんでしたが、学生からの「味」の信頼や「安さ」への信頼は根強かった印象です。

○どこに価値を置くか
「流行」を追えば、その流行が終わった時点でその物事や商いは衰えます。それは「流行」に価値を置いたからです。また、大学前通りで昔から営業しているお店は、「安さ」と「味」に価値を置き、「コスパの良さ」を売りにしています。どちらも「若い学生」をターゲットにしていますが、それぞれ「売り」にしていることが異なっています。

この「売り」や「価値」を明確にすることが大切で、企業理念等もそうですが追い求めていくものが明らかだと、一本筋を通して動くことができます。

例えば、「継続して営業すること」ではなく、「流行」に価値を置くのであれば、タピオカ屋さんから流行が移り変わればわらび餅ドリンクを売ればいい。どんどん新しいものを取り入れ、若い世代をターゲットにとことん商いをすべきです。

もちろん、それだけですべての物事やビジネスがうまくいくほどやさしい世界ではないと思います。「価値」だけではなく、どうしていくかのビジョン、またそれを達成するためのミッションなど、明確にしていくべきことはたくさんあるでしょう。

このあたりの話は、ナッツさんの奮闘記を読ませていただいた中でとても印象に残った部分に通ずる話ですので割愛しますが、みなさんもぜひご一読願いたいです。

〇最後に
話を戻しますが「元祖」や「本家」といわれるものにも、もともとは別の価値があったと思います。タピオカ屋さんや大学前通りの古くからあるお店などと一緒で、「元祖」や「本家」といわれているものにも大切にしていた価値観や「売り」があり、それらをもとに行動し続けた結果、「残り続けた」ことの価値が見出されたはずです。副産物的に歴史が新たな価値を付随させたともいえます。

よって、「元祖」や「本家」といわれるものは「もともとの価値」と「残り続けているという価値」の二足の草鞋状態なわけです。そう考えると、人気であることにも納得がいきました。

話がどんどん飛躍していってしまったように思いますが、以上が、ふと頭に浮かんだ疑問に対する自分なりの思考と一つの回答です。

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