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保証金が返ってこない?!~海外でレンタカーを借りた時の実体験~

今回は、海外でレンタカーを借りた際のリアルな実体験をお届けしたいと思います。

正直、今思い出してもゾッとします。

それほどまでにこの体験は、長期戦であり、ストレスの原因にもなっていました。

皆さんは、私たちのようにならないように気を付けてくださいね♪


そもそも保証金は必ず払うものなのか?

まずは、そもそも海外でレンタカーを借りる際に保証金(デポジット)は必ず支払うものなのかということです。

日本の場合は、レンタカーを借りる際に、レンタカーの借りる費用と保険料だけで借りられるかと思いますが、海外の場合は違いました。

私たちの場合は、オーストラリアで2回、とニュージーランドで1回のレンタカーを借りていますが、いずれも借りる時は保証金を払わなければなりませんでした。

なんのために保証金を支払うのかというと、事故や交通違反があった時や、車が故障した際に保証するもの。

つまりは車の保険のために支払うそうです。

しかもその金額が、それはそれは高額な保証金なのです…。

支払った保証金の金額

私たちがはじめにオーストラリアでレンタカーを借りた時は、一週間の契約でした。

そのため、保証金も当日聞かされたのですが、そういうものかと素直に受け入れその日は支払いました。

しかし、オーストラリアでの2回目やニュージーランドでのレンタカーの保証金は高額なものでした。

■海外でレンタカーを借りる際に支払った保証金(デポジット)

①オーストラリア(レンタル期間:7日間)
250AUD ※当時約25,750円

②オーストラリア(レンタル期間:21日間)
1000AUD ※当時約103,000円

③ニュージーランド(レンタル期間:30日間)
2000NZD ※当時約186,000円

このようにレンタカーを借りる期間が長ければ長いほど、保証金(デポジット)は高額になっていきます。

それは当然、借りる期間が長いと盗難や違反、事故などのリスクも高くなるでしょうし、その場で言われても納得せざるを得ません。

まぁ、何もなければ、戻ってくるお金だし。

そう思って、そこは仕方なく契約したのでした。

ちなみに、保証金は車を返却して何もなければ、3日間もあれば返金されると聞かされました。

日本のクレジットカードだと少し時間がかかってしまうかもしれないが、一週間あれば返金されるだろうとのことでした。

あ~、なら安心だ!そう思った私が安易でした。

あれ?保証金が返ってこない…

しかし、高額な保証金だなぁ。

でも、あくまで戻ってくるお金だ!
そう自分に言い聞かせて納得していたのですが、

問題が起きたのは、レンタカーを返した後の話でした。

オーストラリアでの1回目と2回目のレンタカーは、同じところで借りていたので、2回目のレンタカーを返したときに、店員さんに言ったのです。

「まだ最初に借りたレンタカーの保証金も返ってきてないんだけど?」

そう言うと、店員さんは、

「あ~、ごめんごめん。私が返金処理するのを忘れていたわ!この後すぐに返金処理しておくね!」

と言いました。

それなら信じて待つしかないな~と思っていたのですが、その後一週間から10日後に返金されたのは、はじめに払っていた250ドルだけだったのです。

おかしいと思い、レンタカー会社にメールを送りましたが、返信はありませんでした。

日本だったらすぐに電話して聞けるのになぁと英語が話せない自分を悔やみました。

クレジットカード会社に問い合わせた結果

こうなったら、日本のクレジットカード会社に問い合わせて返金処理をしてもらうしかない!

そう思い、日本のクレジットカード会社に問い合わせをしました。

ちなみに、クレジットカード会社に問い合わせる際に事前に確認をしておいた方がよい情報はこちらす。

■クレジットカードの使用の詳細を調べたい時に必要な情報

・クレジットカードを使用した日付
・支払った金額
・支払い処理番号

しかし結果は、お店側で返金操作がされないとこちら側では返金処理ができないというものでした。

ただ、幸いだったのが2回目の保証金の利用が「確定」になっておらず、「仮の支払い」になっているとのことで、返金処理がなくても1か月後には自動で返金されるということでした。

そっか、それは少し安心したが、1か月も10万円が返ってこないのもちょっとな。。と思い、何度かレンタカー会社に問い合わせましたが、やはり返信はありませんでした。

そして、2回目の保証金、10万円は保証金を支払った日からちょうど1か月後に自動で返金されたのでした。

しかしこの頃、レンタカーを借りた際の保証金をめぐる本当の闘いはまだはじまっていないことに私は気づいていなかったのです。

保証金をめぐる本当の闘いが始まる

それは、ニュージーランドに移住してからレンタカーを借りた時のお話です。

オーストラリアでレンタカーを借りた際に、レンタカーを借りる際は長めに借りておいた方がいいと感じた私は、

今回ははじめからまるまる1か月レンタカーを借りることにしたのですが、そうなってくると、保証金の金額も高額になり、

前述したとおり約20万円もの保証金(デポジット)を支払いました。

レンタカー会社の店員さんにはこのように案内されました。

レンタカーを運転する運転手の名義が載っているクレジットカードまたはデビットカード保証金(デポジット)20万円を支払わなければならない。

そのため、これも仕方なく保証金を支払いました。


そして、1か月レンタカーを借りて、いざレンタカーを返却に行った時のことです。

前回の二の舞を踏まないよう、

「保証金の返金データをクレジットカード会社に送ってください」

と予め翻訳しておいた英語で伝えると、

店員さんはカウンターのモニターをわざわざ見せてくれて、本部に返金処理の依頼をかけた画面を見せてくれました。

すると、数時間後にショップからメールがきました。

その内容は、

『5営業日以内2000ドルが返金されることが承認されました。』

というものでした。

ちゃんと返金処理の内訳表も添付されており、今回はすんなり返金されそうだと思って安心していたのでした。

返金承認メールが届いたにも関わらず?!

しかし、返金はされませんでした。

5営業日が経っても、

一週間が経っても、

10日が経っても返金されませんでした。

おいおい、どうなっているんだい?

今回の金額は約20万円ということもあり、早く返金してほしい私たち。

レンタカー会社に問い合わせをしましたが、なんとまたもや返信がありませんでした。

不安になったので、一応クレジットカードの使用の内訳を確認すると、

今回の保証金(デポジット)の支払いは、

仮ではなくなんと『確定』されたものでした!!

何?!返金されんるんじゃなかったの?!?!

そう思ってなんとか英語を翻訳して、レンタカー会社に直接電話をしました。

なんとか英語で内容を伝えようとしても、なかなか理解してくれません。

それでも、なんとかわかっている情報をとにかく伝えると、電話口の店員さんはこう言いました。

「Wow……」

私は唖然としました。

まさか、ここでも返金処理を忘れられるとは。。

しかも、わざわざ返金されるというメールまで送っておいて。。

こういうことも海外ではあり得るんだなと、ある意味勉強になったのでした。

海外でレンタカーを借りる際の注意点

それでは、海外でレンタカーを借りる際の注意点をまとめたいと思います。

■海外でレンタカーを借りる際の注意点

①レンタル費用以外に保証金(デポジット)の費用がかかる

②運転者の名義のクレジットカードで支払う必要がある

③保証金は何も事故や違反がない場合は、一週間程度で通常戻る

④レンタカーを返却する際にクレジットカードの返金データを送ってもらうよう伝える(できれば確認をした方良い)

⑤返金処理がされるというメールが届いたとしても返金処理されない場合がある(稀だと思うが)

⑥万が一返金されない場合は、メールはもちろん、電話でも問い合わせた方が良い

というわけで、今回は海外でレンタカーを借りる際に注意した方がいいこと。

そして、レンタカーを借りる際に支払う保証金(デポジット)が返金されるまでの闘いをお伝えしました。

皆さんも、海外でレンタカーを借りる際には十分に気をつけてくださいね♪

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次回、お会いしましょう!



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