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Fラン大学103

今日もゴミみたいな自分のごみみたいな1日。

緊急事態宣言が解かれ、少しずつ大学が始まる中、僕の大学はいち早く授業が始まり、憂鬱ながらも片道2時間の電車に乗り向かう。スマホケースの中のpitapaを持って。

教育方法・技術論 教育実習に行くための模擬授業をする授業。この一つを受けるため大学へ向かう。そして、僕はもう教育実習に行き終わっている。意味なさすぎではないか?

3年生で取るのが普通らしいけど、全休を優先させて履修しなかった。欲に負ける僕である。3年生の時はこんな授業があると知らなかった。全休に目が眩んで無意識に目を背けていたのかな。だから、教育実習はきつかったのか?いや、僕先生上手だったは。この大学の授業クソだなーー。

だけど本当は、今日は一つの授業の為に来た僕偉い。だけではなく、明日の三次面接の為の学校指定の履歴書と成績証明書をもらいにきた。誰がこんな授業受けるかよ、ギリギリの発表で評価決まる日まで行くかよ。

そうして、最寄り駅から荒野行動の看板を通り過ぎて大学に向かい、授業を受けた。

テンセントはターゲット層をわかっている。Fランはスマホゲームがお供だと。こんなゴミみたいな看板を、Fラン大学の側に立てる。きめぇ。

授業が終わり成績証明をもらおうと思ったが、学生証のある財布を忘れた。成績証明は教務課で頼めばいけた。

けど、履歴書は無理だ。

生協で売っていて、現金か専用の電子マネーじゃないと買えない。値段は税込99円。

一度帰って買うか?いや、往復4時間だぞ?無理だ。

僕は自販機で飲み物を買う学生に狙いを定め、お釣りを取ろうとする瞬間、年下の学生に頭を下げた。

100円を貸してください。事情を説明して100円を借りることができた。

そうして、もう一度生協に向かい履歴書をレジに置いた。103円。

現金で買うなら4%高くなる。

僕はごめんなさいと。店員さんに履歴書を返した。走った。

僕はもう一度、年下の学生に頭を下げた。

3円貸してください。事情を説明して3円借りることができた。

もう二度生協に向かい、履歴書を買うことができた。

今日はゆっくり休もう。


明日の3次面接ここまで頑張った僕は一体どうなるのか。

次回、僕死す。

デュエルスタンバイ




追記、無事死亡






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