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好きなキャラへの愛を語るだけのnote

注意

キャラを語る上で一部ネタバレに触れている箇所があります。そのようなキャラには見出しに※マークをつけているので、チェックの上適宜避けて頂けると助かります。

このnoteについて

タイトル通りです。自分がこれまでに出会い、好きになってきたキャラクターたちについてただ書きます。好きなキャラが増えたら都度追記します。愛の重さはそれぞれなので、内容が薄っぺらいキャラもいればドチャクソ重いキャラもいます。




女性キャラ編

長門有希(涼宮ハルヒの憂鬱)

歌声は意外と豊かなんですね……

北高文芸部員。その正体は対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェイスで、つまり宇宙人。基本的に無口・無表情で、部室では窓辺で静かに本を読んでいる。涼宮ハルヒの行動を監視しつつ、SOS団の身に降りかかるトラブルを解決するブレインの1人として主人公・キョンらと共に動く。

自分にとってのオタクの原点は涼宮ハルヒの憂鬱というコンテンツなわけだが、最初に好きになったのは長門だった。自分が好きになるキャラの条件の1つに「しっかりしていること、(広義に)自立していること」があること、当時の筆者が友達少なめ陰キャ中学生であったことから、自分の世界を築いている彼女と筆者との相性が良かったのだろうと自己分析している。そんなわけで、ここからの筆者の好みとして「とりあえずクール」というのが植え付けられてしまった。毎度毎度トラブル解決の立役者をやらされる苦労人だが、らからこそ『射手座の日』で何かを楽しむ感情に目覚めたらしき彼女はとても見ていて微笑ましい。

佐々木(涼宮ハルヒの憂鬱)※

アニメには登場していないので、公式絵は少なめ。どうして……

このコンテンツの語り手、キョンの中学時代の「親友」である女子。キョンをはじめとする男子の前では「僕」を一人称とするボクっ娘。作中において涼宮ハルヒに次ぐ、第二の神的存在としてSOS団の前に現れる。

筆者にボクっ娘趣味を植え付けた1人。前述のしっかり者の法則、とりあえずクールの法則に当てはまるので好きになるのも当然といった感じではあるが、この際一緒にボクっ娘という属性も拾い上げてしまったのだろう。キャラを好きになるきっかけは色々あるのだが、明らかにビジュアルが刺さったキャラの1人。ボブで聡明でボクっ娘で主人公に対して恋愛感情持ってそうとか最高じゃないですか?????はやくアニメで出して…………


酉乃初(午前零時のサンドリヨン)

2020年に出た新しい帯での描きおろしイラスト。作品に挿絵は無くアニメ化やドラマ化もされていないので、純粋に彼女を描いたイラストは小説の表紙しか無い

ミステリ作家・相沢沙呼氏のデビュー作に登場するヒロイン。高校で起きる様々な事件を解決していく本作のホームズ役。学校では1人でいることが多く、表情変化にも乏しいタイプだが、マジック喫茶でマジシャンとしてアルバイトをしている際はプロ並みの腕前と笑顔を披露してくれ、そこに主人公の須川が一目惚れするところから物語は始まる。

前述の「しっかりしているキャラが好き」の法則には背景があり、もともと本を読む楽しさに目覚めたのが赤川次郎氏の三毛猫ホームズシリーズだったり、はやみねかおる氏、東川篤哉氏、東野圭吾氏の著作だったり、漫画なら『名探偵コナン』『金田一少年の事件簿』だったりと、小さなころからミステリ趣味が染みついていた筆者にとって「頭が回る人、聡明な人、探偵役はカッコいい」という価値観が揺るぎないからである。小説のキャラということで少々特殊な立ち位置ではあるものの、クールで落ち着きがあって、でも謎解きとなるとその推理力は抜群で、黒髪ロングでときどき主人公に冷たい目線を向ける……良いですよね。文章(と2,3枚の表紙絵)だけでここまで惚れ込める自分に寒気がします。


マイ(ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ)

ポケモンカードの公式絵。1話しか出なかったアニメの声優は沢城みゆきという贅沢仕様

年齢不詳。殿堂入り後にチャンピオンロード奥に行くと彼女とのイベントが発生し、洞窟を抜けるまで行動を共にする。人と話すのが苦手で、ついぶっきらぼうな言葉遣いをしがちだが、それを自覚している優しい心の持ち主。

まーたクールなキャラ好きになってるよこいつ、と思われるだろうか。ポケモンの中では割とマイナーなキャラなのだろうけど、ゴスロリにクーデレとオタクが好きそうな属性をモリモリしている侮れないキャラ。基本的に超クールなんだけれども、最後の最後には自分の言葉でしっかりと感謝の意を伝えてくれる。やさしい。条件を満たすと何度でも戦えるようになるので、通いまくってました。


乙女乃スピカ(イナズマイレブン3)

数百人のキャラ全員にビジュアルと一文コメントが用意されている恐ろしいゲーム、イナズマイレブン3

人脈システムでスカウトできるモブキャラの1人。ポジションはFW。強力な必殺技とスキルを持ち合わせていることからガチ対戦界隈ではちょくちょく姿を見かけるらしい。セリフはスカウト時の少しの会話だけで、ストーリーには一切関与せずアニメにも登場していないため情報は非常に少ない。

 ゲーム版イナズマイレブン3をやっていた人ならわかるはず。先述のマイといい、恐らくこの時期に「良さを分かってるのは自分だけ」的なマウントをとる快感を覚えてしまっている。危険思想。そういう意味で自分に価値観の変革をもたらした業績を考慮してリスト入り(偉そうに)。
 キャラに目を向けると、たかが数行で済む程度の会話しかない。その様子は画像検索にもヒットしないので是非皆さんの目で確かめて欲しいのだが、最初は「あっあっ」みたいにオドオドしていたり、会話に「…」多めで申し訳なさそうにしていたりする一方、勝負に勝ってプレイヤーのチームへの加入が決まると三点リーダーが消え、「わかりました、よろしくお願いします」としっかりとした口調になるのが、覚悟決めた感じが出ててとても良い。それにしても、数百人のモブキャラの軽い設定やビジュアルまで緻密に作り込む当時のレベルファイブの恐ろしさたるや……

渋谷凛(アイドルマスターシンデレラガールズ)

もうちょいクールな写真選べばよかった。ごはん食べてるところ良いですよね

東京都生まれ、17歳。クールな女子高生アイドル。実家は花屋。趣味は犬の散歩。看板ユニット「ニュージェネレーションズ」の一員であり、ソロデビュー曲1番を貰うなど、アイドルマスターシンデレラガールズ(以下デレマス)の顔的存在。

先の言葉を借りれば「小説のキャラということで少々特殊」な立ち位置であった酉乃初のことをわざわざ書いたのは、彼女に植え付けられた黒髪ロング萌え属性が結果的にこのキャラを見つける伏線になったと考えているからである。
忘れもしない高3の夏に僕は渋谷凛を見つけてしまった。たまたまpixivで彼女のイラストを見てビジュの良さに一目惚れ。そしてこの出会いを皮切りに僕は深い深いアイドルマスターの沼に足を突っ込んでいくことになる。他キャラに比べれば愛はそこまで重くないものの、彼女がいなければこの後のキャラたちに出会うこともないわけで、ここに圧倒的な感謝を示したい。ありがとう!

一ノ瀬志希(アイドルマスターシンデレラガールズ)

画像中央。アメリカのラボに不法侵入している様子。白衣の前は安全上閉めること

岩手県生まれ、アメリカ帰りの18歳。化学・薬学の天才(ギフテッド)で、アメリカの大学に飛び級留学していたのをほっぽって帰国、スカウトされてアイドルになる。熱しやすく冷めやすい、そして自由奔放な性格。同僚のアイドルを自分が開発した怪しいクスリの人体実験に使おうとするやべーやつ。

筆者の人生を狂わせた1人。前述の渋谷凛でデレマスに出会った僕はやがて彼女に出会い、そのせいで完全にコンテンツの沼に落ちてしまった。ちょうどその頃の自分は化学が壊滅的にできない受験生だったのだけれども、「推しは化学の天才だし頑張るか~」とモチベーションにした結果、最終的に化学を一番の得意科目にしてしまった。挙句の果てには彼女を追うように薬学部に進学してるのだから人生って面白いですね。
天才らしく掴みどころのない、ぶっ飛んだ言動をしがちな面が目立つ彼女だけれども、その行動にはちゃんと背景がある(らしい。「一ノ瀬志希 考察」あたりで調べれば多くの人が彼女について考えている)。ゲーム中のコミュで(実際は彼女の言葉ではないけれども)「分からなくてもちゃーんと考えてね」と言及されたのが印象深い。こうして彼女の言動について考えているうちに人は一ノ瀬志希の沼に堕ちてしまうのである。


木村夏樹(アイドルマスターシンデレラガールズ)

左利きだけど右利きギターも弾ける。たぶん最初は右利き用ギターで練習してたクチ

茨城県生まれ、18歳。歌手志望だったところを拾われてアイドルに。ロックをこよなく愛し、実際にギターの腕前もかなりのもの。趣味はツーリング。ぶっ飛んでる子が多いデレマスの中では常識人寄りで、子どもたちのリクエストに合わせて童謡をレパートリーに加えるなどの優しさも見せる。

このnoteを書こうと思った理由のひとつは、「好きなキャラの共通項を見つけて、気付いていなかった自分の趣味を発見したいから」なのだが、僕が彼女を好きな理由は既に言語化できていて、それは彼女が挫折を経験して、そこから這い上がろうとする気概を持ち合わせている(だろう)からである。詳しいことは数年前別のアカウントで書いたことがあり、軽くまとめると「ロックシンガーになりたかったが、『自分にはロックの才能が無い』という事実に直面し、アイドルとしてロック方面への再起を図っている」のが彼女だと考えている。

「負け犬がのし上がる、弱者が反抗する、閉塞感をぶっ壊す」精神的姿勢がロックだと考えている筆者にとって、彼女はそれを体現しているキャラなのである。一度アイドルを選んだ自分の道が正しいか悩むこともあるだろう。でも、彼女はまだ18歳。人生はまだまだ続く。彼女がいずれ向き合う人生の分岐点を僕は見てみたい。


速水奏(アイドルマスターシンデレラガールズ)

シャツのボタンを閉じなさい

東京都生まれ、17歳。街角でOLに間違えられるほど、同僚に「そういえばJKだった」と言われるほど大人っぽい外見の女子高生。それ相応になるために背伸びをしているのか、プロデューサー(ゲームにおけるプレイヤーの分身)を誘惑しているかのような言動が多い。趣味は映画鑑賞。

最初は完全にビジュアル趣味で好きになった。その見た目、ユニットのリーダーを任されるしっかり者、難しめの言葉遣い……たびたび述べてきた「クール、しっかり者の法則」通り、地に足つけたほぼ大人みたいな女子高生として見ていたのだが、よく彼女を見てみるとやはり17歳なのだと思える行動が目立って微笑ましさがある。大人っぽく見られたい→相手をドキドキさせるようなことを言おう、という思考回路が既に子どもっぽいし、彼女が「速水奏」という人物像を簡単に分かったような素振りをされるのを非常に嫌うのも、普段着飾って覆い隠しているような素の内面―要するに、思春期特有の簡単に理解されるような人間でありたくないという願望―が見えるようだ。今考えると、そこまで含めて「等身大の17歳」感がするキャラクターである。人生で最も多感な時期にアイドルになって、その後彼女は何を考えどう生きる道を選択していくのか。媒体の都合上それが明示されることは無いが、このキャラを愛する者の1人として、その映画のような人生を歩む17歳についてよく考えている。17歳イッツアセブンティーン、檸檬が弾けるような日々………


鷹富士茄子(アイドルマスターシンデレラガールズ)

当たり前のように特賞を引く人。アイドルがプロデューサーと2人で初詣に行くな(過激派)

島根県生まれ、20歳。ナスじゃなくてカコ。超幸運体質で、アイドルとしてファンたちに幸せを振る舞えることに喜びを感じている。穏やかな性格で、後述する白菊ほたるとのユニット「ミス・フォーチュン」ではさながら姉のように彼女を支える。が、腹踊りや顔面福笑い等アイドル的にNGな隠し芸を平気でこなす胆力も持ち合わせている。

宝くじや福引は外れ知らず、赤信号で立ち止まる方が珍しい。そんな超幸運を手に入れたらあなたはどうするだろうか。楽しい人生を送れるだろうか。マークシート式の試験でいい点をとっても「あいつは運がいいからいいよな」、努力を重ねてコンクールで入賞しても「結局運だろ」という声に耐えられるだろうか。小さいころから超幸運体質だった彼女が、そうした他者からの嫉妬・僻みのこもった視線を向けられるような境遇を乗り越えてきたことは想像に難くない。そんな彼女が、運だけではうまくいかない、歌やダンスの厳しいレッスンを必要とするアイドルとして、幸運を他者に分け与えようとする選択が尊い。彼女の趣味は隠し芸であり、「他者を幸せにする」「運には頼らずしっかり練習を積む」という彼女の本質がよく現れている一例だろう。20歳という比較的早いタイミングでその境地に至れる時点で彼女の人格者ぶりが分かるものだが、では多感な学生時代などどのように考えて過ごしていたのだろうか。その様子を想像すると、夜も眠れなくなる。

余談だが、筆者は本リストのキャラの中で一番彼女のが好きである。ソロ曲「初夢をあなたと」を聴いたときは耳がとろけて一週間くらいもとに戻りませんでした。

白菊ほたる(アイドルマスターシンデレラガールズ)

君が汚い大人たちから守られて楽しくアイドルをやれてればそれでいい……

鳥取県生まれ、13歳。超不運体質で、以前所属していた事務所が続けて倒産し、それでもアイドルの夢を捨てきれなかったところをスカウトされる。生まれ持ったその体質のためか自己主張は控え目だが、その夢は本物。前述の鷹富士茄子とユニット「ミス・フォーチュン」を組む。

本リストの中では最年少。前述の鷹富士茄子さん繋がりで何かと目に入るのと、その健気な様子が放っておけない感じがとても良かったのでハマったキャラ。

「褒めてくれるんですか?………なんだかすみません」
「やっぱり私といると、みなさんが危ない目に…?反省、してきます…」
「あの…えっと…見捨てるのだけは…」

「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライドステージ」中の台詞

13歳にしてこんなこと言っちゃう子がアイドル活動の中で

「がんばりたいです…!す、すみませんっ」
「みんなとの、お仕事の時は…いつもより多く、笑える気がするんです」
「今日のLIVE、私たちとっても幸せでした!」

同上

なんて言ってたらおじさん号泣。頑張ってサポートしなければ……となるのは当然。先の4人を見て頂けると分かる通り、人生において大きなドラマを抱えているキャラを好きになる傾向があるのだが、例に漏れず彼女もその1人だろう。不運が抜けることはこれからもないかもしれない。では、どう向き合い、どう生きるのか?彼女はこれから笑顔で人生を送れるのか?これが彼女が持つ物語であり、僕はその先が読みたい。こいついつも担当のドラマ考えてるな。


北上麗花(アイドルマスターミリオンライブ)

画像左。ジュリア(右)とアメリカでヒッチハイクした際の一枚。

長野県出身、20歳。超天真爛漫な性格で、何をするにも楽しそうにしている。趣味は登山で、体力はかなりのもの。肺活量も多く、実際に歌唱の際には大きくよく通る声で歌う。

正直ミリオンライブは殆どにわかなので語れるほどではないのだが、今のところ一番好きだなと思ったのはこのキャラ。行動を見てると何してても楽しそうで、見てる側の悩みとか全部どうでもよくさせてしまう力がある。ちなみに上の画像はめちゃくちゃ好きな一枚。ヒッチハイクしたアメリカの荒野で笑顔でアコースティックギター弾くジュリアと歌う北上麗花。


西城樹里(アイドルマスターシャイニーカラーズ)

不良っぽい見た目だけどいい子なんです、ほんとなんです

神奈川県出身、17歳。5人組ユニット「放課後クライマックスガールズ」のメンバーとして活動。コンセプトとしては「素直になれないバッドガール」だが、年下の面倒見が良かったり周りのことに気を配ったりと、やたらと優しさが目立つとても良い子。ユニットメンバーからは「やさしい一等賞」の称号を授与されている。機械オンチで、スマホの壁紙を変えられない。

上の一枚絵どれにするか死ぬほど悩んだ。アイドルマスターシャイニーカラーズ(シャニマス)の特徴としてとにかくアイドルがいろんなシチュエーションで映るのだが、特に彼女が見せてくれる場面は多彩。男装にメイド服、着物もなんのその。今回は普段着を選びましたが、他の衣装にご興味のある方はぜひ自分の目でお確かめください。

彼女はずば抜けて優しい。ほめ言葉は正直に口に出すし、自分の言葉・行動が相手にどんな影響を及ぼしうるかを考えた上で動けている(一部例外アリ)。具体例として挙げた下の画像は最近公開された公式漫画の1コマで、疲れ切っている事務員さんを労う作戦を立てている際のシーンなのだが、「作戦が失敗しても、自分たちがちゃんと見ているよ、ここにいるよと伝わるだけでも意味がある」と言える人が、この現代社会にどれくらいいるだろうか。「失敗=(自分たちにとっての)損」だとは決して思っていない、無償の優しさ。

このコマでリアルに声が出た。優しすぎる……


田中摩美々(アイドルマスターシャイニーカラーズ)※

その独特な髪型はむらさきわたあめと呼称される。たまにオフもする

神奈川県出身、18歳。五人組ユニット「アンティーカ」のメンバーとして活動。イタズラ好きで「悪い子」を自称するが、それは誰かに叱ってもらいたい気持ちの裏返し。根はマジメでお仕事にも基本真剣に向き合うとても良い子。髪型をはじめとするファッションにはこだわりがある様子。

夜の街をふらふらしているところをスカウトされ、基本ダウナーでイタズラ好き。ちゃんと本気でアイドルやってくれているのか掴めないな……と思っていつつも成長を重ね、WING(アイドルグランプリくらいに思っててください)決勝戦。舞台袖のプロデューサーに「行ってきます」と真剣な声色で言い放ち、全力をぶつけて、それでも、それでも優勝できなかったときの彼女。


そんなこと言われたらもう一回プロデュースしたくなるだろうおんおんおんおん……………そんな彼女が実際にここで優勝していたらどうなるのか、それを見て筆者は完全に彼女の沼に堕ちてしまったので、ご自身の目でお確かめください……


市川雛菜(アイドルマスターシャイニーカラーズ)

「こ~んなにかわいいんだもん 好きになっちゃうよね~?」はい……

東京都出身、16歳。幼馴染4人とアイドルユニット「ノクチル」として活動。「なんでもそれなりに好き~」で「なんでもそれなりにできる~」らしい。

16歳にしてとてつもない高さの自己肯定感と自分なりの哲学を持ち合わせていることは多くの人が見習うべきじゃないだろうか。「辛くて大変じゃないと頑張ったことにはならないの~?」「雛菜は雛菜の気持ちしかしらないよ~……」まったくもってその通りでございます………

彼女を含めたノクチルというユニットのテーマは「さよなら、透明だった僕たち」で、アイドルになることで普通の女子高生だった彼女たちがそれぞれ違うものに変わっていくストーリーがゲーム中では展開されている。正直に言うと、この辺りのストーリーはまだ追い切れていないところが多い。でも、先程デレマスの5人で示した通り思春期の彼女たちが直面するドラマに僕は大きな関心がある。ちゃんとストーリーを読んで考えが整理できたらまたそれについての文章を書きます。


今村まひろ(税金で買った本)※

画面右。かわいいね。お仕事頑張ってて偉いね。

主人公・石平が働く図書館にいる非正規の図書館員で、資料係。押しに弱く、断れない性格で、初登場時には断り切れなかった寄贈本を大量に抱えて泣いていた。実家暮らし。左目は基本隠れている所謂メカクレ属性。

今村さん。本人には気の毒ながら、日々の業務を必死に頑張っている中でオロオロしていたりアワアワしていたりする様子はどこな小動物のようで可愛らしい。今村さんが楽しく図書館で働けていればそれでいいと思っている後方腕組み見守りタイプの今村さんファンなので、52話「むらさきのスカートの女」で厄介が彼女に付きまとっていたときは「なんだお前!!」と怒りを覚えました。


アヤ=グンジョー(図書館の大魔術師)※

ラコタ族の少女。主人公・シオ=フミスの同期として司書試験に合格し、共に見習い司書として勉強と鍛錬の日々を送ることになる。成績は非常に優秀で、授業でも自分の意見をしっかり主張できる優等生タイプだが、極度の方向音痴。

つい最近読み始めた漫画だが、あまりにも最高すぎたので急遽リスト入り。何を書いてもネタバレになるので詳しいことは書かないが、社会の仕組みや流れに一度は挫折して、それでもそれを跳ね返してやろうと奮起する姿は最高。前述の木村夏樹といい「逆境から這い上がろうとするキャラが好き」というのがあるのかもしれない。作中でアヤ含むラコタ族は吊り目に描かれていて、なんだか裏がありそうだとかキツそうだとか思ってしまっていたのだが、21話を読んでそれこそが作中でも描写された一種の差別的感情であることに気付かされる。

男性キャラ編

桃城武(テニスの王子様)

1巻初登場時。一番中学生やってるキャラ

青春学園中等部(青学)2年でテニス部レギュラー。パワーを活かしたショットを得意とするが、優れた洞察力で相手の心情を読み、ドロップショット等の小技も使う器用さも持ち、「青学一のくせ者」と称される。大食い。

筆者のオタクコンテンツの目覚めは「涼宮ハルヒの憂鬱」だと書いたが、意識しないうちに触れていた一大コンテンツがテニスの王子様。たぶん小~中学生の頃に無印全巻を10周はしました。そこから好きなキャラの1人。やたらと中学生離れしたキャラばかりのテニスの王子様において一番中学生らしいところが見えるのが良い。クソデカ弁当を平らげた後に購買で菓子パンを何個も買っていく姿や、後輩の越前リョーマを自転車の後ろに乗せて帰る姿など、ちょっと悪いこと教えてくれて頼りになる先輩感が良い。


不二周助(テニスの王子様)

Cool…(トゥンク)

青学3年、テニス部レギュラー。「名実共に青学No.2の天才」と評され、相手のショットを利用して返す「3種の返し玉」を得意とする。戦いを重ねるごとに進化を続け、全国編までにそのカウンターの種類は6つに増えた。激辛料理好きで、趣味はサボテン集め。

テニプリで一番好きなキャラ。説明するのは難しいけども、初期に「勝負のスリルを味わうことに重きを置いていて、勝敗に執着できない」と零していた男が大舞台ではいつものクールなキャラを捨てて大声出しながら食らいついていく泥臭さも持っているのがいい。それはそれとしてクールなときもいろんな技を適材適所で使い、相手に隙を見せない。かっこいい…


ヴィンスモーク・サンジ(ONE PIECE)

船員たちの食事を作るし戦うしレディーもナンパします。#サンジ寝ろ

麦わらの一味のコック。通り名は『黒足のサンジ』。料理の腕前は超一流で、戦闘力も高く、「海賊王の両翼に相応しい男」と評される。料理人の命である手を戦闘に使うことはせず、足技を駆使して戦う。極度の女好き。

麦わらの一味の中で一番好きなのは彼。女性キャラ編の西城樹里との共通点として、無償の優しさを持ち合わせていることが挙げられるだろう。それも度を越した、自己犠牲の優しさである。空島でウソップに向かって「ナミさんのためならお前が死んでも構わないと思ってる」と言った裏に「ナミさん>>>>>>>ウソップ>>>自分」という関係があるのが良い一例だ(実際このあとウソップとナミを助けてエネルの雷に打たれているのはサンジ自身)。食事というのは強者も弱者も避けては通れない生きるための営みなわけで、そこに階級や強さ、性別や種族による差別もなく、「ただ腹を空かせたヤツには食わせてやる」という確固たる信念と底なしの優しさ、平等性を持ち合わせた彼のような男に僕はなりたい。


ブルック(ONE PIECE)

食ったものはどこへ……

麦わらの一味の音楽家。フェンシングのような剣術、ヨミヨミの実の能力を活かしたトリッキーな戦法を得意とする。楽器の演奏を得意とし、「ソウルキング」として大人気ミュージシャンにもなった。紳士を自称するが、テーブルマナーは悪くセクハラも平気でする。

音楽が大好きな自分が音楽家キャラを好きになるのは当然のこととして、普段あれだけふざけているキャラがここぞというときに本気を出すシーンほど良いものはないだろう。自分はONE PIECEにおいてはWCI編が大好きなのだが、それは前述のサンジの良さが全部見えるというだけでなく、彼の大活躍が見れるストーリーだからという理由もある。ビッグマムの能力に対して魂(ソウル)を持つ音楽の力で対抗するシーンは見もの。彼を描く際にまわりに存在する音楽も魅力的に描かれているのがこの漫画の良いところで、スリラーバーグ編の最後にビンクスの酒をみんなで歌うシーンなんかも彼まわりのエピソードに区切りをつけつつ、バカ騒ぎやって歌って踊って……な感じでシリーズの宴の中で一番好きだ。


木村龍(アイドルマスターSideM)

なんだその小学生みたいなサインは…

千葉県出身、20歳。元消防士で、同じく元公務員を集めたユニット、「FRAME」のメンバーとして活動。超不運体質で、土砂降りに降られたり靴紐が切れたり……は日常茶飯事らしい。

正直SideMもにわかです。アニメは全部見たけど、彼出てないし。彼とは今はサ終してしまったアイドルマスターポップリンクスというゲームの中で出会ったのだけれども、その際に「自分と同じように不運な女の子がいる…?すぐ助けられるように準備しておかなきゃな」的なことを言っていて(不運な女の子、というのはここでも紹介した白菊ほたるであろう)、同じような境遇の少女に対して、共感や同情よりも先に「助けよう」という気持ちがくるあたり、めちゃくちゃ優しい心の持ち主だ……とトゥンクした覚えが。

編集歴

2024.3.10 公開


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