![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139885470/rectangle_large_type_2_6f662fe5b4e70dd13dffb09ef0af0878.jpeg?width=1200)
第二話 3人目➕🐶の加入
![](https://assets.st-note.com/img/1715108942947-qLw4k3Mo3C.jpg?width=1200)
スーパー主婦戦隊「乳がんカンジャー」を結成したCATとルーの2人は、ゲリラ的に乳がんで悩む人々の前に現れては、乳がんで悩む人々を笑顔にするお手伝いをしていた。
そんなある日、CATとルーは、訛りが強めのミーと出会う。
2人に笑顔にしてもらったみーちゃんは、目をキラキラさせながら言った。
「あのー、こんな私で良ければ、仲間に入れてくれませんか?
私、某化粧品メーカーで10年働いてたんです!人の肌を綺麗にするお手伝いなら、自信があります!
他にもビーズ細工、ウクレレが趣味で、お菓子作りや料理、セルフネイルも大好きです!」
それを聞いたルーが、興奮して食い込み気味に言う。
「CATさん、彼女のセルフネイル、ちょっとやそっとのネイルじゃないです。見たら、すぐわかるんです!私もセルフネイル大好きなんで!。」
![](https://assets.st-note.com/img/1715109432538-6iIqELTi0S.jpg?width=1200)
「じゃあ採用!抗がん剤の副作用で、お肌や爪に色素沈着して悩んでる人や、爪がもろくなったりして、悩んでる人がたくさんいるわ。そんな人たちを助けてあげて!
あと、副作用でお肌にシミがたくさんできちゃった人も綺麗にしてあげてね。」とCATが言った。
ミーは目に涙を浮かべ「はい!がんばります!」と元気な声で答えた。
そして「あのー、うちのわんこの、こまちも、一緒に活動してもいいですかね?」とたずねる。
CATとルーは目と目を合わせるとにっこりした。
こうして、3人目➕🐶のスーパー主婦戦隊「乳がんカンジャー」が、仲間に加わることとなった。
「理想はあと1人くらい仲間がいたら、完璧なんだけど・・・。もう少し、人を助けて、優秀な人材がいたら、スカウトしてみましょっ!」と言うCAT。
他の2人➕🐶も、うんうんとうなづく。
その後も乳がんカンジャーは、乳がんで悩む人の前に突然現れては、乳がん罹患者(りかんしゃ)のお手伝いを続けた。
憎き「がん」という猛獣を倒せはしないけれど、カンジャーに出会った女性たちはみな、心が軽くなったと喜んでくれた。
⭐️ここまで読んでくださって、ありがとうございます⭐️
キャラクター紹介
![](https://assets.st-note.com/img/1716029037883-8av2mUjivk.jpg?width=1200)
たまにやりすぎちゃうが憎めない、
このチームのリーダーの、キャット
![](https://assets.st-note.com/img/1716029120817-YuUENqTIWI.jpg?width=1200)
ネイル・裁縫得意で、ダジャレ大好きなルー
![](https://assets.st-note.com/img/1716029135563-P5dr9UsGMN.jpg?width=1200)
元化粧品会社勤務でアピアランスケアのプロ。
ツッコミ・主にグループの癒し担当。
愛犬のこまちちゃんと一緒に活動することに。
![](https://assets.st-note.com/img/1716029153081-4m2L86dlVh.jpg?width=1200)
特技はコマネチのポーズ(笑)カンジャーの一員として、
一緒に勇敢に戦う心強い味方。
この物語は、
読んだ人が喜んだり笑ってくれるような「真面目にふざける」ことを発信する事をモットーに、乳がんになった人を次々に元気にしていく、スーパー主婦戦隊「乳がんカンジャー」のストーリーである。
✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰
40代主婦たちの乳がんカンジャー物語。
これからどんどん掲載していくので、ぜひお気軽に やフォローをお願いします。私たちの治療の励みになります。
※この物語は実体験を参考に書き下ろしたフィクションです。
後日投稿する予定の体験談はノンフィクションです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?