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大事な選択と転機の話

このあいだ、銀行のネット通帳をみたら、いきなり「差押」っていう内容で14万円ちょっと引き落とされててびっくりした。今日銀行から電話があって、未納分の税金の引き落としだということだった。
実際はいきなり引き落とされたんじゃなくて、ちゃんと納付書も届いてたし(しかもめちゃくちゃ大きい字で「大切な書類が同封されています。必ずご覧ください。」って書いてある…)、ポストの中身だけじゃなくて郵便物の中身まで確認してれば、久々のデートの最中にコソコソ父親と連絡をとったり上の空の空返事をすることもなかったのに。ちゃんと郵便物は中身まで確認しましょう。

さて、最近は去年の自分の選択について一日に数回は、「あれでよかったんだ」と言い聞かせています。言い聞かせないとやってられない、というのが正しいニュアンスかも。

その選択は自分にとってはなかなか大きくて、そんな(危ない/リスクのある/しんどい/先の見えない)決断は私以外誰もしないだろう、っていうものでした。だからこそ、私は他の人がしない変わったことをやってやりたい、と思ったし、みんなが口を揃えてできないといったことを成し遂げたときの達成感はものすごいだろうなと、その瞬間に期待してその選択をしたのでした。

というのは周りに聞かれたときに説明するのに使うそこそこ聞こえのいい表向きの理由で、本当はもっとエモーショナルな理由でその選択をしました。マイナスな感情がベースにあったから、いうなれば消去法みたいな感じ。
でも、感情というのは一時的なもので、悲しいとかつらいとかのマイナスな感情はやがては消えていくんだよな。
去年の辛かったこと、いまはその当時の1000分の1くらいのサイズになってるもん。
あとは、無駄な責任感。私がいないと困る人がいる。みんなのためにやってやろう!みたいな。
うん、一時的には困るかもしれないけど、それでつぶれたりしないよなあ、会社って、といまは思う。

未来がどうなるかは誰にもわからないし、物事には良い面・悪い面の両方がある。だからこそ、これから大事な選択をするときに意識したい2つのポイントを書いておこうと思う。

①マイナスな感情をベースにした消去法的な選択はしない
(どの選択肢もよくみえて甲乙つけがたくて、という場合の最終手段としての消去法はかろうじていいと思う)
②誰かのために、ではなく自分のための選択をする
こだわりがあまりなかったり、優しくて器用な人は特に意識したい。
本当に自分がやりたいことなのか?ワクワクするか?楽しそうなイメージを描けるか?をきちんと自分自身に問いかけるべき。だって自分の人生やもんね。

自分のための選択といえば、最近、キャリアスクールに申し込んで、勉強をはじめました。
いまの会社に勤め続けるイメージがないから転職したいけど、アピールできるような誇れるスキルも知識も実績もない自分に気づいて焦って。
最初は手に職をつけなければっ…!って切羽詰まった必死な感じではじめたけど、いざやってみると久々に新しいことに触れて、(いまやってる)仕事のためではなく純粋に自分が興味のあることを自分のために勉強して、少しずつ自分をアップデートができている感覚が楽しい。興味のあることを勉強するのは楽しいな。いずれ仕事に活かせたらいいなと思いつつ、いまは純粋に楽しむ方を意識したい。プレッシャーに弱い人間だから。笑

人生はいきなり転機が来たりしない。いきなりきたようにみえて、それまでの経験や判断やなにげない行動が積もり積もって、たまたまの偶然が、そのとき「転機」に姿を変えるんだと思う。

いつかの自分のために、いまできることは、いまの自分を大切にすること。迷ったり、先が見えなくて苦しくても、感じることと考えることを止めないこと。それが、いまの自分を大切にするということ。
自分を大切にした瞬間の連続が未来の自分を作っていくから。

周りだけじゃなくて過去の自分にもとらわれないで、柔軟にそのときを生きていきたいな、と思う。

(ゆ)

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