自由な女

前にも書いたけど、自由は孤独で孤独は自由だって話。

トーベ・ヤンソンの映画を見て、忘れてた自分の憧れみたいなのを思い出した。

もちろん、結婚して子どもを産んで幸せな家族っていうのは自分が育ってきた環境からも1番想像しやすい形の生き方で、なんとなくそういう人生が正解みたいな風に今も思う。

でもこっそり憧れてる違った生き方もあって。
30過ぎて、安定した仕事もなくて彼氏もいなくて、友達や家族や色んな人に何やってんだろうと思われるっていう。笑

フランシス・ハっていう映画を見たときに感じた、開放感。
ある意味女って必ずしも仕事することを社会に求められてるわけじゃないし、そういうプライドはなんとなく低くて済む。そういう面から生まれる自由もあるかも

アラサー、バリキャリならキャリア重ねて絶好調、結婚するなら婚活なり妊娠なり、女として色んな選択をする時
働きたいわけでもないし、中途半端な彼氏なんてもういらないし、ひとりで生きていこうと思えば不自由なく生きられる。

友達も大事、家族も大事、自分の恋愛だって疎かにしたくないけど。
ずっと子どものままでいられたらいいのに

でも大人の子どもでいるおもしろさ、自由!自由!自由!!
すごく不安定で足元グラグラ、ふわふわ。

今わたし、自転車こがずにどこまで転がれるかみたいな生き方してて。しっかり働く人生なんてもう想像できなくて、夢があるようなないような。
このままでいいとは思ってないし、近いうちに私も何か選択しないとなと思ってるけど、このままプカプカ漂っていてもそれは、

映画のレンズを通して見ればちょっとおもしろい、ちょっとかっこよく?!映る世界になれるかもよ

トーベ・ヤンソンの話はそういうのとは違って、ドラマがあっておもしろい映画でした。ただ私の中にある不安定な生き方への変な憧れを思い起こさせたって話。ミニシアター的な映画館でゆっくり映画見られて質の良い時間だったな。実家ぐらしは孤独なような一人になりきれないような、不自然さがあるので、こうして自分ひとりの時間しっかり作ろうと思った。

トーベ

あとフランシス・ハ


(な)

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