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人生初、ソロキャンプの思い出


先日、「ソロキャンプ」なるものをしてみた。

一人でキャンプ場に趣き、一人で設営から撤収までをこなし、一人で家に帰る、あれだ。


2021年夏、世間では空前のアウトドアブームが巻き起こっている。    
「乗るしかない、このビッグウェーブに」という謎の強迫観念に駆られたので1から道具を買い集め、不安ながら恐る恐る行ってみた人生初のソロキャンプ。


結果的にめちゃんこ楽しかったので忘れないうちに文字に起こしてみるか、といった感じで備忘録的な意味も兼ねて執筆してみる。

駄文だが興味があればお付き合い願いたい。


「火」の素晴らしさ


まず、今回のソロキャンプでの一番の収穫は「火」の悪魔的な魅力に気づけたことだった。


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後述するが、今回のソロキャンでは炭火で肉を焼いたり薪を燃やして焚火を楽しんだのだがここ数年(あるいはもっと)、生の火を扱う機会がなかったのですごく新鮮な体験になった。


今後も暇を見つけてはソロキャンプに行くと思うのだが、恐らくキャンプというよりかは「もう一回焚火/焼肉をしたい」という焚火願望が大きい。控えめに言って焚火中毒者になりつつある。我慢できずに職場で焚火をしてしまった、ということがないように気を付けたい。


キャンプ道具


今回ソロキャンを行うにあたって、思い立った段階で所有していたキャンプ道具は1つもなかったので文字通り1から道具(ギア)を集めてみた。              

近所にアウトドアグッズを扱っている店舗がないため、大半の道具はAmazonや楽天等のネットショッピングで済ませた。良い時代だ。

総額いくらかかったのかは怖くて未だに計算できていないのだが恐らく8~10万くらいはかかっているだろう。もしかしたらもっとかかっている可能性もある。

(「購入する」ボタンを押す度に増えていく利用残高とは裏腹に、すり減る精神に折り合いをつけていく作業はなかなか大変だった。)

どうせ買うならColeman製の道具が良いわね、という無駄なこだわりを捨てれば5~6万ほどで抑えられていたのかもしれないが、反省はしていない。 
おかげで道具の7割くらいはColeman製で揃えられた。
(四捨五入すれば実質すべての道具がColeman製、ということになる。)             

道具の詳しい紹介は後日改めて記事にしたい。


はじめての設営


前提として、筆者の悪い癖なのだが大半のことは何とかなるだろうという甘い考え、思い付きで予習や下準備無しに行動することが多い。              

今回の設営に関しても例にもれず前情報や説明書等を一切見ずに本番当日を迎えてしまった。                

これから初めてキャンプをする予定のある方はきちんと予習をしてからキャンプに臨むことを強く推奨したい。


初めてのキャンプ場は職場のキャンパー達の勧めで青森県十和田市にある宇樽部キャンプ場にした。                   
電源なしのフリーサイトで駐車代込みで1,040円。恐らくリーズナブルである。

入場したのが14時半過ぎと完全に出遅れたので十和田湖を一望できる人気スポットは抑えられなかったが何とか設営スペースを確保。

早速設営を始めるのだがぶっつけ本番でスムーズに設営できるわけもなく、携帯でいちいちギアの使い方を調べながらの非効率極まりない設営になってしまった。                                

既に設営を終えてくつろいでいるキャンパー達の冷ややかな視線(完全に被害妄想)を感じつつ、1時間ほどで何とか設営を完了。テント建てるのむずすぎワロタ。

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晩飯、就寝

設営さえしてしまえばこっちのものである。                 あとは飯を食ってのんびりして寝るだけ。16時くらいから火をおこして晩飯の準備に取り掛かった。

アヒージョやパエリア等,"映え"る料理を作りたかったが、普段料理を全くしない筆者にはハードルが高すぎたため断念。

スーパーで買った肉を焼いて、メスティンで炊いたコメに乗せて食ってしまおう、というシンプルofシンプルな晩飯にした。

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晩飯を食べてシャワーを浴び、焚火を見ながらダラダラしていたら眠くなったので23時頃には寝てしまった。


起床、朝飯、撤収

4時頃、鳥のさえずる音で目が覚めた。幸い天気も良く、気持ちが良すぎる朝を迎えることができた。

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驚いたのはキャンパーの朝はとても早いということ。             
4時に目を覚ましてテントから出た時には周りのキャンパー達は既にコーヒーを飲みながら寛いでいた。何時に起きているんだ。

朝飯はメスティンで炊いた米にレトルトのカレーと卵とボイルしたウインナーをぶち込んだ簡単カレーライス。朝陽が昇った十和田湖を見ながら食べるカレーはシンプルに最高だった。「最高の朝飯オブザイヤー」受賞確定。

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朝飯をぺろりと平らげ、そそくさと撤収作業に取り掛かった。設営と同じく不手際で時間がかかることを見越して誰よりも早い時間から撤収を始めた。

結局4時起床で朝飯~片付け~撤収を終えたのは6時過ぎくらい。6時半にはチェックアウト完了。帰り道は銭湯に寄って帰宅、のお決まりの流れとなった。

初ソロキャンプの感想

行く前は設営や料理がうまくできるか不安だったが実際行けば何とかなるもんだな、という感じ。焚火をしたり外で飯を食べる”非日常感”をゆっくり楽しめ、良いリフレッシュになった気がする。控えめに言って最高のソロキャンプだった。

また隙を見つけてはキャンプに行き、ダラダラしながら焚火をしたり美味い飯を食べたい。次は焚火でマシュマロでも焼きたいなあ。






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