「おっぱいなくなるよ」と4歳の子供たちに話した。

2020/7/5
過多月経治療の中用量ピルをもらっていたレディースクリニックに電話。乳がんになったことを告げると、「ピルは乳がんを進行させるからすぐ服用をやめて」との返事。

クリニックの看護師さんとの話で、カルテにちゃんと、私が以前乳がんの手術を受けたことが記載されていたことも確認できた。本当になぜ私に中用量ピルが処方されたのか。悔しい。

「なんであのときこうできなかったんだろう」と思うのが一番つらい。

うちは母も乳がん治療を受けている。母の話を聞いていたので、ガンと女性ホルモンの関係も知らないわけじゃなかったのに。「これ服用し続けていいのかな」という考えが頭をよぎったこともあったのに。なんでなんで。

今日うちの4歳の双子の子供たちに、おっぱいがなくなることを伝えた。理解したのかしてないのか。双子の一人は、おっぱいがなくなることを非常に面白がっていた。

子どもたちはいつもはパパとお風呂に入るんだけど、今日は私とお風呂に入った。パパが、手術前に子供とお風呂に入って思い出をつくってやってほしいと言ったから。

子供たちは「ママは髪洗うの上手じゃないから、パパがいい」と言っていたけど、説得して一緒に入ってもらった。4歳の双子と私、三人で湯船につかって、子供たちはずっとおもちゃで遊んで、賑やかな入浴タイムだった。

風呂に入るとき、自分の胸を鏡に映してまじまじと見た。左側の変形した乳首が醜かった。よほど自分は自分の胸を見ていなかったんだと思った。

夜、夏なのに寒くて我慢できなくなった。体温は36.2℃。風呂に入っても寒さは完全にはおさまらず、腰に貼るカイロ貼って、冬用のモコモコパーカー着て寝た。食欲がなくてあまり食べてないこと、ずっと緊張していたのがほどけたことなどで、体温調節がきかなくなったんじゃないかと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?