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本当は強いの?本当に弱いの?


会社の人に『お日さまさんは、明るくて元気そうだから、本当にしんどそうに見えない』
と言われた。
これは、悪い言い方ではなく、【見た目でしんどそうにしたら良い】という意味で言われた言葉だが、私には出来ない。
たまに、笑顔さえ作れないときもあるので、
うちの会社にいる警備員(サービス業の鏡と言えるくらい常に笑顔)はすごいと思う。
それでも人がいたら癖で笑顔になる。
昔働いた会社の社長に『いつもニタニタして気持ち悪い』と言われたことも合ったが、自然になることなのでやめれない。
上司にもずっと限界を超えていることは伝えている。それにドクターから診断書をちらつかされているともつたえているが業務的に厳しい状況が続いている。

上の言葉は、その相談をした時に障がい者雇用のフォロー担当に言われた言葉だ。

私が生きてきた40数年は今の状況の繰り返しである。

私が今まで言われてきた言葉の数々
・我慢強い
・おおらか
・すぐに病気をする(体が弱い)
・元気
・明るい
・あざとそう(裏表ありそう)
・ほっといても大丈夫そう
・丈夫(たたいても壊れなさそう)
等々

幼少~学生時代は、1度は皆勤賞というものが欲しかったが、育った環境の関係もあり、少しの微熱で学校を休まされることが多かった。
その頃は自分で体が弱いと思っていた。
高校でバセドウ病を発症したのもそのせいだと思っていた。

出産~子育て(離婚)~現在は、体が強いとは言えない。すぐに至るところに支障が出るからである。しかし、我慢をする(事前に薬を飲む等)ことが身に付いており、薬を飲めない状況や救急~入院になるくらいにならないと周りは気づかない。

そこで思ったのは、私はやはり強いのか?
それとも本当に弱いのを無理に動かしているのか?
と言う疑問にたどり着いてしまった。
ドクター曰く後者だと言うが、他の人がしんどそうにしていると、しんどくても無理が出来てしまう。
無理が出来ると言うことは…強いのではないか?
と思ってしまうが、本人が分からないものを他人に分かってもらえるはずもなく、ただただ負のスパイラルを繰り返すばかりである。

人のイメージや第一印象は、確かに大切なものであることは分かるが、それが覆ることを何度も経験すると、色眼鏡で見てはいけない『真実は1つ(コナンくん風)』しかし、本当に色眼鏡通りもある。

私は、自分では裏表がない、と言うか出来ない。と思っているので、同じような人がいたら見落とさないように心がけている。

イメージも大切だが、その奥にある本質を見極めることができる人になりたい。

しかし、自分も含めそれぞれのイメージや印象から色眼鏡で見てしまうことの多い世の中であることも実感している。

発達障害も今でこそ様々なところで話題になり、認知されつつある言葉だが、
発達障害(アスペルガー)はこういう人…みたいな対応をする人を多く見かける。
違う!発達障害だからではなく、
その人…お日さまはこんな人
と言う(個人を見る)のが本来のあるべき姿なのではないかと常々思う。

見た目で判断するのは仕方ないことだと思う。そこで、固定観念のまま動くのではなく、違う見方もあると思うことはできると思う。

そういっている私も完璧に出来ているとは自信をもって言えない。しかし、心がけてはいる。

みんなが少しでもそういう風にものが見れる世の中になって欲しいと切に願っている。

【余談】
画像は、私がいつの日か種を巻いていたがもうダメだとあきらめて水やりさえしていなかった鉢から目が出てきた。
ダメと決めつけて捨てなくて良かったと思いました。
本編とはそれますが、そういうことかなと思ったので画像としました。




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