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ゲームとマイニング

CoinHive事件は無断でマイニングをしていたことで問題となったが、

そもそもゲーム性とマイニングとを連動させた場合はどうなのだろうか。

CoinImpはCoinHiveのオルタナティブでMINTMEというサイトでMINTMEコインにすることが出来る。

ゲーム内のレベルやアイテムなどとマイニングとを連動させて、たくさんマイニング出来るユーザーにはレアアイテムのドロップ率を上げるとかレアアイテムを固定で持っているモンスターの出現率を上げるとか操作すればいい。

ブラウザマイニングはコア数とスロットルで設定できる。

モバイル端末判別も可能なので、モバイルでのマイニングを避けるか、コア数の半分だけマイニングするとかなど設定可能。

近年のスマホも複数コアを持っているのでコア数の半分以下でマイニングしたり、スロットルをかなり絞ってやればマイニング効率は悪いがゲームの邪魔を余りせずにマイニングは出来ると思う。

ゲームのプレイヤーが増えればマイニングの効率も上がるので少ない数のプレイヤー数に無理やりマイニングさせるより、多くのプレイヤーを参加させて少しずつマイニングした方が薄利多売スタイルで問題なくマイニングできそうではある。

大事なのはゲーム性でゲームが面白くて継続できるコンテンツとして成立しているかどうかが問題点。その為にクラフト要素や新規コンテンツを導入しやすかったり自分達で作れる要素を入れるなどプレイヤーがプレイするだけではなく創造性のある環境をゲームで提供できるとより長時間のプレイが可能になってマイニング効率はより高まると考える。

プレー中心のユーザーもいるだろうし、クラフトやコンテンツ作成メインのユーザーもいるだろう。入口を広く作っておくのはゲームの継続性や長時間のプレーに対して大事なアプローチ。色々なことが出来る。それをユーザーが選ぶことが出来る。より多くのユーザーはプレー中心になるだろうが、コアなユーザーはクラフト、コンテンツ作成に挑んで新しいコンテンツを作り始める。するとそれが他のユーザーの遊ぶコンテンツになって車輪が回り始める。

一人または少人数でゲーム制作する場合、新規のコンテンツを作り出すのは時間的に難しい。ユーザーに作る環境を与えることでコンテンツ数は激増する。重要なのはその環境を作って与える事。ユーザーは自分達の作ったワールドを楽しめるし他のユーザーに提供することで自分の評価も高めることが出来る。良いマップやゲームを作ったユーザーに投票させることでランキングを作成してやれば上位ユーザーは競って新規コンテンツを作ってくれるようになるだろう。

コンテンツが増えてプレイするユーザーが増えればマイニングされる時間も多くなる。重要なのはココ。マイニングの時間をどれだけ長くさせられるのかが一番大事。例え1コアx0.9スロットル(10%)の最小マイニングだとしてもそれが何百人何千人となって何十時間何百時間になればマイニング効率はかなり上がる。

BTCをマイニングしておいてゲームのランキング報酬として配布する。その代りゲーム参加者はそれ以上のマイニングをする。これが循環的に出来ればゲーム制作者はマイニングしたコインを売却して収益にできる。収益からBTCを買ってランキング報酬にしても良い。


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