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『13日の金曜日』ジェイソンのはじまり

さあ、引き出しを開けてみようシリーズの始まりです。
そして、金曜日の始まりです。ようこそ金曜日へ。
と思ってたら土曜になってしまった。ようこそ土曜日へ。

第1弾は『13日の金曜日』シリーズ。
さっそく1作目を見た。


こんなポスターだったけ

過去に若い男女が惨殺されて以来、呪われたキャンプ場として嫌われているニュージャージー州のあるキャンプ場を舞台に、次々に起こる惨殺事件を描く

映画.com

てか、『13日の金曜日』シリーズて何作あるんだっけ。
12作もあった。意外と道のり長いぞ。

まず、思ったのは1980年の映画ということもあり、手持ちカメラの荒々しさやヒッピー的なノリなどニューシネマの香りがプンプンするということだ。
まさか『13日の金曜日』からニューシネマを感じるとは思わなかった。

冒頭、唐突にカップルが襲われる。最初このカップルが主人公かとおもてたら、速攻消えた。掴みのシーンだった。

そして、キャンプ場に若者たちが集まってくる。正直名前も顔も覚えられなかったが一人だけ覚えた。弓の達人ネッドだ。彼はお調子者だ。クラスに一人はいるタイプだ。なるほど、彼の弓でピンチを切り抜けることになるのだな、と予測した。
その予測は裏切られた。ネッドは速攻死んだ
おい!この映画人がどんどん死ぬぞ。なんて怖いのだ。

戦闘力もあり、キャラも立っているネッドを真っ先に葬り去るジェイソンの計算高さ。さすがである。

そしてなんだかんだあって最後の一人になってしまった。
それまで仲間が殺されていることを彼らは気づいてないのだ。
そして、最後の一人になってやっと気づく。仲間が減っている!
さっさ気づけや。あのお調子者のネッドがそんな静かになるはずがないだろう。

仲間が殺されてパニックなっている女の子。そこに急に知らないおばさんが助けに来る。こんな人出てたっけ?誰よ。そしたら、急におばさんが襲ってきた
息子のジェイソンがこのキャンプ場で事故により死んだのだ、その復讐のためになぜかお母さんが若者たちを襲っていたのである。
ジェイソンが犯人じゃないだと…衝撃である。

ジェイソンのトレードマークであるチェーンソーは実は違うことは知っていた。
1作目はジェイソンですらないというのか。なんじゃそりゃ

復讐ババアとの格闘の末、首チョンパして終わる。
いくら狂気じみているとはいえ、首チョンパはかわいそうよ。

そして、生き残った彼女は病院で目を覚ます。そして、ジェイソンは生きていると残して映画が終わるのである。

つまり、完全にエピソードゼロなのだ。
1作目からエピソードゼロをやっていたのか、トリッキーすぎる。

ということで、『13日の金曜日』を見てきたが、
結果から言うと見てよかった。
まさかのエピソードゼロというオチだった。
まだ金曜日は始まってなかったのである。なんということだろう。
次は『13日の金曜日 PART2』だ。
いつになったら俺が知っているジェイソンになるのだろうか。

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