出町ふたば→鴨川でひとり野点→虹→水を汲んで帰る
紅葉の京都。
せっせと寺を回っているが到底追いつかないので諦めつつある。風邪の治りが悪いのだがあちこちに出かけている。
でも街中の紅葉もほぼピークは過ぎているしもう無理はやめよう。
「冬が来る前にやり残したことはあるか」と考えたのだが、「長く住んでいる洛中の人たちがやってそうなことをやってみたい」。気に入りの喫茶店で半日過ごすとか少し遠くの方までパンを買いに行くとか。
観光客じゃなくて住民ぽい感じのことをしてみたい。
京都に来てからずっと「出町ふたばのお餅を買って鴨川で食べる」ということをやってみたいのだがいつも行列で実現したためしがない。
先日出町柳を通った時、夕方で最後の列に入れそうだったのだが、前の前の人で今日は売り切れ、となった。
並ぶのは嫌だが、餅は食べたいので、予約をしてみることにした。すると並ばずに買えた。楽ちんすぎる。
買ったお餅を鴨川に持って行って食べた。
沸かした湯と抹茶と、盆と、椀と、菓子器持参した。
1人で茶を点てた。テキトーなひとり茶会であった。
帰りは小雨。虹が出ていた。
神社で水を汲み、夫のために茶を淹れた。イマジナリーキョウトジン的生活、機会があればまたやってみたい。