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“小さい絵の具”の旅(4)(野村重存先生の講座&3原色パレット) 2013年頃


 レンブラント水彩はかなり長くつかった。

この間仕事を辞めたので4ヶ月生活したアメリカにも持っていった。
滞在先ではほぼ毎日スケッチをしたのでこの頃は「野外スケッチ」に強い興味を持つようになった。

(北米滞在中のブログ、もはやログインできない・・・)

 2007年は屋外スケッチをたくさん描いて、かなり度胸がついた気がする。

他の人から「変な目で見られる」事に随分慣れた。
外で絵を描く人間は怪しい。多分国や場所によってはスパイ扱いされてしまうかもしれない。当時はそういうことはあまり考えずスケッチした。この頃のスケッチは個展にも出して居ないし、人の目に触れないまま長いこと押し入れに入っているけれど。

この時期はレンブラントの絵の具は使い果たしたので絵の具の中身もだいぶ入れ替わった。


帰国してからはすっかり風景スケッチにハマり、「風景画を頑張ろう!」という思いが強くなっていた。風景画の技法書などを買い漁ったりなどした。


時が経って2013年 盛岡のカルチャースクールで、野村重存先生の講座が開講されることになった。そこでは主に「三原色」を使って先生の作例の絵を模写するという講座だったのだけど、これは本当に混色の勉強になった。


そこで作ったのがこの「アルトイズ」の三原色絵の具。これはミニマムで結構な色が作れる優れもの。

三原色ってすごい・・・。おかげで少ない色数でかなりの色が作れるようになった。

模写したことで、早く描けるようになった。初期のスケッチを比べてみて欲しい・・・。(苦笑)野村先生のレッスン受けてよかった(涙)

1997年ごろ
2006年
2014年
2015年


模写は70枚くらいやった。

アルトイズの方は以前のブログの方に書いているので必要な方は参考にしてください。


 三原色ではいろんな色が作れるようになったとはいえ、もっといろんな色材を使ってみたいという欲が湧く・・・


(明日に続く)



 アルトイズの他の工作も楽しかったのでここにも載せておく。









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