大塚康生さんの画集

先日画集を拝見し、最初はルパン三世の絵を観たかっただけなのに、機関車や軍用車の細かな描き分けを観ているうちに、そうそうここがね、ここだけが違うのよね、みたいなの私も好きだわ(*ﾟ▽ﾟ*)とすっかりワールドに取り込まれてワクワクしていたところですのに、突然の訃報にびっくりです。

（画集の感想を）書きたい書きたい、けどこのワクワク鼓動がことばにならず、ずっと温めて、時々取り出して見てはなおすを繰り返し、このようなタイミングになってしまいました。

アニメーターになった経緯、原作ではただ車、銃、だったところをベンツ、フィアット、シトロエンとかワルサー、マグナムとか設定して描いた話や、宮崎監督のシトロエンを描いててわからなくなったら駐車場にスケッチしにいく話、裏話も満載でメッチャ面白かったです。

父も絶対好きだろう（コンピュータとか車が好きだから）と思って持っていって見せたら、まさかの昔話。

戦争が終わった後、おじいちゃんが往診行くのに車がなくて困って、軍からの払い下げで買って乗っていたという車が載っていました。大塚さんが乗って写ってた写真（満面の笑顔がステキ）は幌だったけど、うちのはハードトップで珍しかってん（父えっへん
写真ないかな。

ご冥福をお祈りいたします。