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できるだけ後悔ない人生を生きる


母が癌になって、母だけでなく私も人生が長くないかもしれないと悟ったときに、
残りの人生これからどう生きようと考えたり、
残りの人生でやりたいことが多少なりともいくつか浮かんだ。

これからバケットリスト(人生でのやりたいことリスト)を作るつもりはなかったし、
やりたいことはそんなに沢山はなかった。
これまでは、年が明けて新年にやりたいことを100個ほど書いていたが、
これまで書いていたやりたいことリスト100も全くどうでもよくなってしまった。

癌になって得たことは、(世の中ではキャンサーギフトという)
人生が限りあるものだと本当に気づいて、
なりふり構わず、やりたいことを前倒しでどんどんできるようになったことである。

これまでは、自分のやりたいことをやることはほとんどなかった。
大学院にいったり、勉強をしたり、本を読んだりというような、
将来役にたつこと、意味のあることだけはやっていいことにしていたが、
旅行に行く、ディズニーランドに行く、友達と遊ぶみたいな単純に楽しいことは極力避けていた。
(将来役に立つもの、意味があると思うもの、楽しいこと全部大切ですね。)

もっと自由に生きてもよかったなあとも思うし、
今までの人生も少しはがんばったかなと思う。

どうやったら後悔のない人生を送れるのか。

終わるときには全てやりきったという思いでいたい。
少なくとも、悪くなかったかな。って思いたい。
そのためにも、人に迷惑はかけず(大きな迷惑)に、
大切な人にありがとうを伝えながら、
これから出てくる自分の欲求をおざなりにせずよく聞いてあげて、
わがままに生きていたいと思う。

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