学校では教えてくれない算数:九九より優れてる(かも) トライアングルナンバーズ
今回は、どんぐり倶楽部の掛け算、割り算のお話です。
前回は、初歩の計算メソッドである「デンタくん2号」を紹介しました。
小学校では、九九を記憶するのが定番ですね。自分もやりましたし、今の子供たちも学んでいるようです。ただ、九九には無駄が多いなぁと思うのです。
例えば、
7x9=63(しち・く・ろくじゅうさん)
9x7=63(く・しち・ろくじゅうさん)
は計算結果が一緒ですね。
そして、割り算は、九九のような覚える方法はありませんが、
63÷7=9
63÷9=7
のように、63、7、9を使い、このような割り算ができます。
トライアングルナンバーズでは、これらを一気に視覚的に捉えられるようにするので、瞬時に図として、これらの4つの計算が頭に浮かぶようになります。図として頭に入るので、「に•く•じゅうはち」といった音を頭で再現しなくてもいいので、スピードも早くなります。
この図を御覧ください。
この3つの数字の組み合わせを1セットとして、視覚的に頭に入れていきます。漢字を1つ1つ焼き付けるように覚えるようにするのと似ています。すごいのは、この3つの数字のレイアウトを覚えると、次の4つの計算が可能になります。
どうでしょうか? 少し、期待できそうなロジックではないでしょうか。
これを九九を網羅した36つのセットを1枚のシートに落とし込んだのが、この図です。
黄色のマスは、足すと10になる足し算、引き算のもの。
青色のマスは、全部で36個あり、九九を網羅するもの。
通常の九九だと、81個の言い回しを暗記する必要があります。
しかも、トライアングルナンバーズでは、割り算もおまけについてくるのです。
学習の仕方は、いくつかあります。
• マス1つを1つのカードにして、フラッシュカードのようにして、1日1つというペースで覚えていく
• ノートに書き写していく
• シートを印刷して、指で隠して答えていく
• 穴があるシートに書き込んでみる(下を参照)
ここから下は有料とさせていただきます。
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