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読書感想「メモの魔力」

今回は小説ではなくて実用書を紹介します。

僕にとってメモとは、生き方そのものです。メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。メモによって夢を持ち、熱が生まれる。その熱は確実に自らを動かし、人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かします。誰にでもできるけど、誰もまだ、その魔力に気付いていない「本当のメモの世界」へ、ようこそ。(BOOKデータベースより)


著者は「メモ魔」として一躍有名になった前田裕二さんです。

〈第一章 メモで日常をアイデアに変える〉

私はメモを単なる記録にしか使っていなかったので、ファクト(事実)、抽象化、転用と、アイデアを出すためのツールとして使っているのが面白いと感じました。

〈第二章 メモで思考を深める〉

この章は前田さん流のメモ術の一部、抽象化について詳しく書かれていました。最初はメモで抽象化をすると言うことに違和感を覚えていましたがこの章で抽象化の大切さと活用のしかたがよく分かりました。

〈第三章 メモで自分を知る〉

就職活動の時に「自己分析ノート」を30冊も書いたと言う前田さん。自己分析をすることで自分の「人生の軸」を明確にして、目指すべき場所を自ら設定できるようになるそうです。

巻末には自己分析用の1000問もの問いがあります。就活生の方や、「やりたいことが見つからない」という人におすすめです。

〈第四章 メモで夢をかなえる〉 

「なぜ流れ星を見た瞬間に願いを唱えると夢がかなうのか?」、考えてみたことがありますか?願いがお星さまに届くからでしょうか。おそらく、 誓います。僕が思うには、「流れ星を見た一瞬ですら、瞬間的に言葉が出てくるくらいの強烈な夢への思いをもっているからです。

 という話が、心に残りました。(私の小説家になりたいという夢は、すぐに唱えられるかなあ…)

〈第五章 メモは生き方である〉

メモは、単なる事実を記録するツールではなく、上手に活用し、習慣化していくことで、人生を形作る大きなものになる。これからは、「熱」をもって、メモを取り人生をより豊かにしていきたいと思いました。


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