マガジンのカバー画像

#100文字の世界

433
2021/3/22〜4/5で集めた100文字ぴったりの投稿と、ニャークスのヤマダが作る #100文字の世界 掲載マガジン。https://note.com/nyarks/n/n6…
運営しているクリエイター

#ポエム

神の真名

月夜見に創造された光が 静かな闇を照らしていく 天の陽が眠っている間だけ 世の陰をそっと開いて 閉じる時には秘密の扉に 鍵をかけ陽の輪に隠す 眩くて誰も見つけられない 陰陽に護られた世界の謎 神の真名も伝わることなく ---- 100文字の世界。想像の神話。たまにこんなことを考える夜もあったり。

だまっていても通じ合う

トイレの換気扇を見上げておもった 今度の同居人・パートナーは 私の留守中にそうじしてくれる人がいいな それをアピールせず 私もあえて感謝を言葉にしない 私も黙って花を飾る その花を眺めて自然と微笑んでいるといいな

横に並んで歩きませんか

横に並んで歩きませんか 横に並んで歩いていると 自然と出てくる言葉がある 面と向かうと立場がでる 内にこもると深刻になる 風が聞いてくれる言葉がある 風が伝える言葉がある 重りが取り除かれ 心に清々しい風が流れ始める メッセージを #100文字の世界 でお伝えしています。 今回、「詩」になったので、 詩が多くの方に興味を持って頂ける環境作り のこちらの企画に参加させていただきます。 詩が、風に乗って広がりますように。

あなたが失いたくないと思っているものは

あなたが失いたくないと思っているものは 本当に失いたくないものですか? 自分の声を聴いてください 自然の中で過ごしてください 宇宙とひとつになってください 答えは自然とやってくる 深刻にならずに委ねてみてね 大丈夫

呪いの言葉?それとも

子どもにかけている言葉に 耳をすませてみて それは自分に言っているのと同じ 「〇〇しないと××だよ」は 呪いの言葉 あなたがそう思っているから××になる 「いいよ〜」 「大丈夫だよ〜」 で励まされ 自己信頼が育っていく

蠍座満月で一句

昨夜は、平飼い卵の黄身のような濃い黄色の満月でした。 蠍座満月。 奥の奥まで照らします。 体の奥でふつふつと古いものが消滅し ぽこぽこと新しい細胞が生まれる音がします。 昨夜の満月で一句 偏頭痛バターのような朧月

10歳の誕生日

十歳の誕生日は感慨深い 1/2成人式なんて大げさなと思っていたが 一つの節目だ よく育った よく育てた 小さな頃から育てているという意識はもっていない でもお母さんというものを10年やったのは事実だ おめでとう 母娘 ***** 誕生日は、今日ではないです。少し前に書きました^^

娘との新しい時間

高学年になり 夕方のふたりでお散歩時間は難しくなっている 宿題も難しくなり 親子でイライラ 朝起きてもイライラ 素敵な時間を見つけた 朝一緒に登校 娘の通学路は キラキラしていた ゆったりしていた 優しくなれた 笑いあった

やりたくないという感覚を大事にする

やりたくないという感覚を大事にする 頭で動くと宇宙の流れから外れ、 現実化も遅くなる 何もしないが大事な時がある 動きたい時は動く 魂の衝動に従おう 在宅疲れ、電磁波疲れは 裸足で土の上に立とう 光を浴び 風を感じよう

春が来た 風の時代が来た♪ ベールをぬいで軽い体で飛び立とう あなたの魅力全開でこの世を楽しもう 色眼鏡も外してごらん 周りを見てみて 輝きにあふれている もうあなたの魅力を隠したり防御するベールや色眼鏡は必要ない

娘が玄関を開けて 「いいにおい」と言った

娘が玄関を開けて いいにおい と言った 私は今日は ゴミ収集の日だけど?と思った 雨が降る前のもわっとした空気と 色とりどりのお花が放つ春の香り をマスクなしで吸い込んでいた いつまでも素敵な感性を持ち続けてほしい

桜・クラウド

桜は眺めやる人たちの思いを読み取り情報としてたくわえ続けている。 桜同士はひとつの意識体として情報を共有する。 桜があればどこでも、遠い過去や未来であろうともアクセス可能だ。 桜とは桜クラウドのことなのだ。

弱さは仲間をつくる魔法

弱さは包み隠さずに言ってしまう それは弱さを知っているということ それは強さにもなり得る だから自信を持って欲しい 弱さを誇って欲しい その弱さに共感してくれる人の輪を広げて欲しい noteにはたくさん仲間がいる

手  #100文字の世界

悪い夢を見た 震える頬を撫でられた心地がして目を覚ます 胸を撫で下ろした直後に気がついた 夢の中の苦しみは 現実でも変わらないことを それでも私は 愛おしむ心を知っている 慈しむ手を知っている 私は永遠に独りではない 追伸 こちらの企画に参加された方の作品を見て、やってみたいなと思い書いてみました。 限られた文字数の中でどう文字を並べていくか、考えながら文章を紡いでいくのが楽しかったです。