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MJJミュージックレーベルの名曲たちを並べる

どうも。今日は主にR&B好きの方へ


マイケルジャクソンは1994年にMJJミュージックというレーベルをソニーミュージックの傘下で設立しました。
2001年の「Invincible」のプロモーションでソニーミュージックのお偉いさんとバトっちゃった為、マイケルはレーベルを閉じます


そのため所属アーティストはあまりいないのですが、一定の成功を収めたレーベルといっていいでしょう

マイケルファンの方も知らないアーティストもいるかもしれません。


1.3T “Anything”

マイケルジャクソンの甥3人(タジ、タリル、ティージェイ)が組んだポップグループです。

マイケルとのコラボ曲「Why」がデビュー曲と思われがちですが、初のシングルカットはこの曲です。全英2位・全米15位と大ヒットしました

作詞作曲は彼ら自身が手掛けていますが、、曲作りはもろマイケルです。Stranger In Moscowによく似ている。どちらの曲も少し時代遅れ的なドラムサウンドやエレピが心地よい。

顔も良し、歌も良し、曲も良し、血筋も良し

以下2曲がマイケルがプロデュースした曲です




2.Brownstone “If You Love Me”

MJJミュージックの所属アーティストにはあまり女性グループはいないのですが、代表的アーティストはBrownstone。

デビュー曲のこの曲が全英8位とヒットし、その年のグラミー賞最優秀R&Bパフォーマンスを受賞しました

少々うるさいことを除けば名曲だと思います。ハイハットの尖ってそうで尖ってない、丸みを帯びた音はとてもリラックスできます。
ちょっぴりとした贅沢さを味わえます

マイケルはこの曲が収録された彼女の1stアルバムをプロデュースしています。このアルバムはかなり良い。


3.No Authority “I Like It”

97年にデビューした4人組のボーイズグループ、No Authority。仰々しい名前ですが曲は馴染みやすいキャッチーなR&Bです。

実は、No Authorityは私が一番好きなMJJミュージックアーティストです!4曲入りのプロモEPがあるのですがこれが実に良い。

上にあげた「I Like It」これは82年のDeBargeのヒット曲のカバー

本家ももちろん名曲なのですがかなりNo Authorityバージョン良くないですか!?

これも良いカバーですね。MCハマーのDon't Stopカバーですが本家より好きです。PVのチープさはご愛嬌。

Backstreet Boysになりたかったのか何なのか、こういう曲もEPに入っています。まぁ曲は良いです

Marvin Gayeの全米3位の大ヒット「Sexual Healing」をモチーフとして作られた「What I Wanna Do」


売れなかった理由は個性の無さ、、でしょうかねぇ
あと若干の曲の古さかな


4. Tatyana Ali “Boy You Knock Me Out”

女優でもあるシンガーTatyana Aliは全米6位と大ヒットした「Daydreaming」で知られています
セサミストリートにレギュラー出演したり、ウィルスミス主演の大ヒットドラマに子役として出ていたりと女優としては知名度が高いのです

「Daydreaming」が収録された1stアルバムに入っているのが、「Boy You Knock Me Out」です

Bobby Caldwellの名曲「What You Won't Do For Love」からサンプリングされたホーンセクション、いい感じ。

全英3位とヒットしました。でもやりにくさを感じたのか、これ以降彼女はアルバムを出さなくなりました


5.Quo “Quo Funk”

これは完全にやってますね。初っ端からJacksonsの「Heartbreak Hotel(This Place Hotel)」をサンプリングしちゃってます。

坊主にしたキッズ二人が頑張ってラップをしています。当時キッズラップが流行っていたらしいですね、でもこの二人かなり上手いですよ

サンプリングというよりどちらかというとHeartbreak Hotelのリミックスに近い感じのヒップホップ

Brownstoneとマイケルもコーラスで参加しています。売れて欲しいというマイケルの想いがバレバレですね


こんな感じですかねぇ他にもMen of Vizionとかが有名ですが基本的にマイケルのエッセンスも感じる良質R&Bが多いので、ぜひ漁って下さったらと思います、それでは!


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