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熱きロック魂を観た!!幾何学模様!!

幾何学模様
KIKAGAKU MOYO 
PRE FAINAL SHOW(追加公演)
@恵比寿The Garden Hall 
2022.11.28

幾何学模様。
メンバーにシタール奏者のいる珍しい5人組のサイケデリックバンド。
私がこのバンドの存在を知ったのはOGRE YOU ASSHOLEと対バンしたことがあるから。2019年だった。
でもこの対バンのライブは観られなかった。

行けなかったけど幾何学模様とはどこぞの方たちだ?オウガと対バンするならカッコイイ音に違いないと興味を持って調べ、音源聴いたら本当にカッコ良くて。サイケな雰囲気で好みの音だった。
この時、幾何学模様が観れなかったということをすごく悔やんだし、いつか観たいと思っていた。

しかし海外での活動を主としていた彼らはなかなかその後も日本に来てくれなかった。

でもそんな彼らは今年、フジロックに出演した。
それももちろん行けてない…けど…。
YouTubeの生配信があって。

きっとこのフジロックで幾何学模様を知ったという人たちも多いはず!!

もちろん圧巻のライブパフォーマンスで。
でもそれはあくまでもYouTube配信で観たモニター越しの彼らなのだ。

絶対生で観たい!
この目で目撃したい!

強く思いながらその映像を食い入るように観てた。

…ら…。

「今年で活動休止します。ラストライブ東京であるので来てください!!」

との言葉が!!!

愕然…。

ウソ…ショック…。
そんな…。

意地でもそのライブには行かねば!!
と、チケット発売日にドキドキ挑むもハズレ、先行、二次先行、一般ハズレ…。

オワタ…か…。
ガックリと肩を落とす…。

が、なんと
数日後、追加公演発表!!
別の日に“PRE FAINAL SHOW”として開催が決定した!!

ウェーーン( ;∀;)
泣く…やった…。
希望がまだあるかも!!
それには行きたい!

いざ!勝負!!

結果!
当選!!!
やったーー!!!

観れる…ついに観れる!!

…てなワケで、容易じゃなかったチケット争奪戦。
ラストのラストじゃないけれどラスト前のライブが観れることに。観れることが嬉しい。ラッキー♫

でも毎度のことながら音源を繰り返し聴かない予習しない私なので大丈夫かなと思いつつ…YES!そこはパッションで行きましょう!!


ライブ当日、会場前にていきなり知り合いに会う。
その人は当日にチケットサイトで見つけたらしい…。しかも私のより全然早い整理番号…。 
ググ…。私の苦労は…まぁそんなもんよね…。

お客さんは外国の方も多いし、男性の長髪率の高さと言ったら!そして古着とサイケとベルボトム…。いいわぁ。好き。


入場してビールGETして物販のTシャツ可愛かったから長蛇の列に並ぶことに。
ほんちゃんのFAINAL SHOWは行けないので「買うしかない!活動休止しちゃうんだぞ!」ってなわけで並んだのだが、あまりにも長い列をなしてたので、無くならないかライブ始まっちゃうんじゃないかと不安がよぎる。心を落ち着かせまいと時間も掛かりそうだし、並びながらビールをプシュリと開ける。ドキドキワクワク。

袋は環境の観点から扱っておらず、小さいバッグで来てしまった私は、裸のTシャツ2枚を大事に握りしめ、フロアの中へ。

真ん中はやっぱり背の高い男の人たちがたくさんいたので右左と彷徨う。
背の低い方たちを狙って左側前方へ。

☆Mong Tong

照明が落とされ、オープニングアクトのMong Tongが現れる。

事前調べも今回は全くしてなかったので本当に初対面。初めましてこんにちは。Gは発音しないのかな?モンタン?だとしたら響きが可愛い!

香港から来てる方々らしい。
ここ何年か個人的に香港やタイのバンド、ミュージシャンに興味を持っていたので、この方達にも興味津々でした。

そしたら音聴いてドンピシャ!!
カッコイイじゃーん!

彼らは、出てきて定位置に着くと、赤いハチマキのような幅の細い布を目に巻いて音を出し始めた。面白い。これが彼らのいつものスタイルなのかな?

二人組でシンセ、シーケンサーを使い+ベースとギター。かなり面白かった。

アグレッシブ。
ギターの方、左手でギターの弦押さえて、右手でシンセ鳴らしてって器用。忙しいね。
ベースの方はスティックでドラムパット?を鳴らしたり。

台湾っぽい音(ここで私が感じたのは中国っぽい音なのかな?)時折鳴ってて、入ってる声も中国語だった?やっぱり本国の言葉を使うっていいな。雰囲気出るよね。

何曲やったのか分からないけど、多分5,6曲目くらいがカッコ良かったな(中盤かしら?やや後半?)。あとラスト。
最後は勢いよくダンスっぽくなった。

横顔が似てるから兄弟かな?もしや双子?とか考えながら観てたんだけど、後からの情報で兄弟だと知る。
やっぱり似てるもんね。

なかなか二人だけなのに面白い音出してたな。
今度またじっくり聴いてみたい。
チェックします。

兄弟ユニットMong Tang
ギターをギュイーン!!
終わってハチマキをパーッと取るMong Tang


☆幾何学模様

そして、幾何学模様のメンバー登場。

それとともに待ってましたとばかりの観客の歓声。期待度高し!!
私と同じようにラスト外れてこの日しか観れないって人も多かったはずだから!

メンバー皆んながドラムを囲んで一斉にドカーンと音を鳴らす。
音と同時に観客の歓声が再び重なる。

ドラムスGo Kurosawa を囲むメンバーたち

太いギターの音。ベースにシタール??
何じゃこりゃ。
思ってたよりもロックだぞ。
勢いが凄い。激しい!!
きゃおー!!

Twitterでこの日のセットリストを載せてる方がいたので、その通りならば『Cardboard Pile』って曲がカッコ良かったと思う。緩急つけた演奏に圧倒される。滑らかに入ってくるソフトなヴォーカル。身を任す。

ベース始まりの曲もカッコ良い。
いつもベースの方(Kotsu Guyくん)は絶対に動かないのかな?定位置でずっと弾いてたな。白っぽいカッコもいつも?フジロックの時もだったよね。
そして初めて生で聴くシタールの音色に酔いしれる。シタールってネックが太くて長くて抑えにくそうなのによくあんなに指が動くもんだ。シタール(Ryu Kurosawaくん)素晴らしい。そー言えばシンセもいじってたね。

どんどんどんどん気分を持ち上げてくれるような曲で引っ張って行ってくれたり、ギターヴォーカルのTomo KatsuradaくんとドラムでリーダーのGo Kurosawaくんの重なるハーモニーも綺麗で心地良かった。『Silver Owl 』という曲だったと思うがライブ中、ずいぶん長い曲だな…途中で別な曲に切り替わったかな?って思ったけど、後から家帰って音源聴いたらその原曲自体も10分くらいあった。アレンジはしてたのかもしれないけど残念ながらそこは元をちゃんと聴いてなかったので違い分からず…残念な私。
揺ら揺らゆったりしばしのリラックスタイム。

唯一分かった曲は『Monaka』。
新しいアルバムの一曲目。
出だしがワクワクする。
Tomoくん大活躍。
ウィンドチャイムにあれは鈴?
シャラシャラシャンシャン♫
太鼓をドンドン、ちっこいドラみたいなのカーン!とかね。この時メンバー皆んな鈴みたいなのとか色々鳴らしてた!楽しく見てた。

都内に門前仲町(もんぜんなかちょう)っていう町があって、略して“もんなか”って呼ぶんだけど、そこで高校生の時バイトしてて馴染みがあって、私の場合はどうしても“もなか”じゃなくて“もんなか”に聴こえちゃって…。


もんな〜かなかなかの
もんな〜かなかなかの
もなかのなかなか〜

となってしまう。

どーでもイイ話!!😆


それにしても、この曲はキャッチーだね。
子供も大人も思わず口ずさんじゃうだろうね。
日本の人にも海外の人にも世界中で通用しそう。

『Monaka』演奏時♫


Tomo
「たくさん海外でやったけど日本に来るとアットホームで嬉しい」っていうようなこと言ってた。「ありがとう」と。

観客からは、メンバーの名前が叫ばれたり、「調子どう?」って叫ぶ人とか笑
「最高ー!」とか。
ずっとヒューヒューとかウェイウェイ?言ってる人とか😂
そーゆうとこかな?アットホーム感は。←そうじゃないか…


「ラスト2曲です」
って言った後の曲たちがカッコ良かった!!
皆んな乱れ弾き!!


私にとっての初ライブであり、最後のライブでもあるのか…と考えると何とも言えない気持ちになってしまう。
どうかまたライブして…。
最後なんて残念過ぎるよ。


アンコールを求めるお客さんの熱い拍手、声援。とても素晴らしかった。

「まだ時間大丈夫みたいなので一曲だけやります」とTomoくん。
あー、一曲だけかぁ…と思ってしまった私。

アンコールにやってくれた曲もカッコ良かった。本当に。もう終わりかぁって思って切なくなったけど。


幾何学模様の印象は思ってたよりもロックだったってことかな。
ゆらゆら横ノリもあったけど割と全体的に縦ノリだった。Tomo & Daoud Akira 向かい合ってのギターの弾き合い(語り合い)熱かった!!
メンバーそれぞれ顔見ながら(様子伺い?)演奏してたから、きっとその場でジャムってたのでは?楽しいな〜。あとDaoud Akira氏のブルーのギターカッコ良かった。プラスTomoくんの衣装可愛かった!

楽器で語り合えるっていいね


あとは、お客さんの盛り上がりが凄かったってこと。
バンドのパワーもあるけどお客さんのパワーも相当だった。メンバー皆んな楽しそうだったし。ライブは皆んなで作り上げるっていう感覚になった。楽しかったな。

3人同じタイミング!!


でももしかしたら場所や雰囲気でセトリも変える人達みたいなので今回はライブハウスでスタンディングだったから激しめで密度が高い感じがしたのかも。ホール(FAINAL SHOWはホール)で観たらまた違う感覚なのかなとも思う。もしかして照明とかもキラキラしてたりしてね。ぜひそっちも観たかったもんだ。


メンバー皆んながハグしてるシーンは喜ばしかった。讃えあってる気がして素晴らしいな。あーゆうの見れるのとっても特別な気分。もしやTomoくん涙してた?このチームがいかに最高なバンドだったのかってことを証明してるよね。信頼あってこそのチームだよな。いい関係だ。

Tomo Katsurada & Daoud Akira 
Daoud Akira & Ryu Kurosawa
一歩出遅れるベースのKotsu Guy (*≧∀≦*)
抱き合うメンバー全員
創始者の二人 Go Kurosawa & Tomo Katsurada 


またいつか観たいので最後とは言わずライブお願いします!
お疲れ様でした!!

最高の笑顔だね!Kikagaku Moyoありがとう‼️



Thank you!!
I hope to see you again!
またいつか!!

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