【誰かの独り言】 敵と仲間の違いについて

ふと思ったこと。

なんとなく、最終的に「裏切られる」かどうかが、その冒険の「苦悩度合い」を決める。

ただ、当初にはなかなかわからない。
冒険の序盤にわかるのは、その時点での「共鳴度」だ。
共鳴度というのは、ざっくり言って終えば、「気が合うかどうか」で、仲良くなって一緒にいることが多いかどうか、ということ。
冒険の中で、「ぜひ一緒に仲間になって冒険しよう!」となるのが、共鳴度が高いキャラだ。

だから、

冒険のストーリー全体で登場するのは、こういう4種類のキャラに分かれる。

ただし、裏切るか裏切らないかは、序盤にはわからない。ストーリーでは描写されるものの、当事者としてはなかなか見分けにくい。
(まあ、そこがストーリーの面白ポイントではあるが)

しかも、なかなか序盤から共鳴度は高くならないので、出会いやすいのは、必然と左の2つ。つまり共鳴度が低いキャラだ。

しかし、なぜか右上のキャラも序盤で出会いやすい。

なぜかというと、右上は、「あえて近づこうとするキャラ」だからだ。
裏切るキャラは損得で動く。得があれば近づこうとする。そして、やっかいなことに口が上手い。

そして、さらにやっかいなのは、「裏切らないキャラ」にも関わらず、序盤は共鳴度が低いことで、「敵認定されやすい」のが左下。

なので、右上の「共鳴度が高そうに振る舞ってくるが最終的に裏切るキャラ」を、「たくさんの悲しく苦しい事件」を通じて見極めながらどうにか遠ざけ、「当初は共鳴度が低いものの、最終的に裏切らない「信念」を持ったキャラ」を近くに置き、徐々に共鳴度を高め、「大事な仲間」に育てていく、というのが、
冒険においても人生においても、深みを出すポイントなんだろうなあと。

以上、ふと思ったことでした。

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