投資法編3 負けない理論

投資法編3 負けない理論

株は会社が倒産しないかぎり0にはならないので、安い(と思う)株を適当に買って、下がったら塩漬け上がったら売るを繰り返せば儲かる。
しかし、上がるまで5年かかってしまうと時間の無駄であり、保有リスクも発生するため、これをいかに防ぎ、短期回転させるかである。
重要なのは資金管理の技術であり、銘柄選択は最低限でも十分である。
これを小ロットで安全性の高いものからはじめ、徐々に自分が許容できるリスクや得意な銘柄がわかってきたら、ハイリスクなものを買ったり、1銘柄の資金量を増やせばいい。

利食いはなるべく引っ張って利益を大きくし、塩漬けができる場合でもなるべく含み損は小さく、配当や優待、貸株金利など総合利回りが大きいものを選ぶ。
またはテクニカル的に売られすぎ、短期で急落、材料で上昇の銘柄の初押し、市場全体の暴落など、あらゆる状況において、この水準なら下がっても保有できるという株価のものを、
適切な資金配分で買い、損切りしなくてもいい状況で同時並行的な運用を行う。

これらは別にすべてやらなければいけないわけではなく、自分の得意なものだけやればいい。ただし、塩漬けの可能性のあるものが割高な仕手株ばかりになるようなケースは避ける。
巷の投資理論は数字上の合理性だけでできていたり、発案者の感覚が基準になっているため、実際にお金がもりもり減っていくのを正しいから損切りしろみたいな空論になる。

売買ロジックはとにかくシンプルですぐに決断できるものにする。考えても結論はたいして変わらない上に、人工知能や情報量が多いとこにはかなわない。小ロットですぐに買うが基本。
それからじっくり分析して追加すればいい。
事前にどれだけ売買基準をシンプルに決めておき、即断即決できるかがパフォーマンス向上に役立つ。高速トレードでなくとも。
短期のデイトレなどを平行して損切りが必要なハイリスクトレードをする場合は別口座でやることを勧める。

PFの現金比率を50%以上に保つことを基本とし、残りの半分は年に3回目安の暴落時のみ買いに行き、1~2ヶ月程度で利食いして現金比率50%以上に戻す。
現金比率については高いほど安全だが、暴落時に0%まで買えばリターンは大きくなるがリスクも発生する。この辺はとりあえずは個人の好みや技術レベルよる。
技術が普通レベルと仮定した場合、1年に3回くらい目安に起こる暴落時にだけ集中して株を買い、デイトレも底から1ヶ月のみにし、最低半分は1,2ヶ月で利食いして次の暴落を待つのが最適だと思う。
しかしそれだと技術が向上しないし、株を買わないと死んでしまう人たちには厳しいだろうということで、難易度は上がるが現金比率コントロールというGPIFの運用のようなロジックを採用している。

この理論の目標は資産5億。この辺がそこそこ贅沢しても一生安泰ラインだと思う。増やすペースはリスク選好度合いによって変わるので、各自で。
ただし低すぎる目標はNG。1億以下は+100%くらいはいける。
投資のスキル中級以上、運用可能資産1000万~、現物買いのみ、信用はデイトレ・暴落など勝負時のみと想定。
原則として損切りはしない、塩漬けナンピンを前提としたPFを構成し、値上がり益で儲ける、おまけとして配当、優待、貸株金利などが塩漬けになっても得られる構成を目指す

1000万以下から増やす方法や、一気に一発当てて億にする方法は別にしないと無理があるのと、塩漬けやナンピンと相性が悪いため、あとで余裕があれば追加するかもしれない。
一気に増やす場合は集中投資になるのだが、その場合の銘柄を見つける技術の向上にも役立つはずである。

私の場合はある程度まで集中投資で増やしてから、ストレスや労力軽減のためにこういった手法に移行していった。

ただ、集中投資の場合でも、結局この理論でローリスクハイリターンの銘柄や状況でやっていたなと思う。
リーマン後は何買ってもたいしたリスクじゃないと思ってたから集中投資ばかりしていたが、
バブルで株価が上がったアベノミクス後は、暴落時やよほど自信のある銘柄以外は適当に分散しながら現金を大量にもつほうがうまくいっている。
上昇に乗って儲けるならたくさん買った方がいいのかもしれないが、崩壊のタイミングが予測できないので仕方ない。

バブル相場で上を買ってホールドするとかストレスが大きすぎてとてもできない。
そういう性格向けの投資法だと思う。

連絡はツイッターのDMか、匿名の場合はツイッターをフォローして質問箱へ。
ノート
https://note.mu/nyantama
ツイッター
https://twitter.com/nyantama2323
質問箱
https://peing.net/ja/nyantama2323


ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?