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どこでもドアの仕組みとは?


めちゃくちゃ喋る息子からの質問に、お母さんがマジで答えるnoteです。

息子の予想

  • どこでもドアを通ると、通る前の状態の自分のコピーが向こう側に作られて、元の自分は消滅する。

  • ドアを通った時点でコピーの自分がオリジナルの自分扱いになっている。

  • ドアに腕を入れ、それをやっぱりやめた、と戻した場合、元の自分の腕は消滅しているので、体は元の自分だが、腕はコピーの腕になる。


息子の予想

お母さんの予想

おおむね息子に同意。
ドアの先の空間は、移動先の空間につながっているのか、移動先の空間のイメージを表示しているのかはわからない…。
どこでもドアはスキャナーの役割をしていて、ドア境界面を通ったものは移動先の空間に実際に生成される。

とすれば、半分だけドアに入ったとき、向こうとこちらに半分ずつ肉体が存在しているとすれば、生物として機能していないような気がする…

それを解決すると考えると、やはり完全に通ったときだけ向こう側に人体を生成しているのかなあ~~~
通りきるまではオリジナル人体があり、通りきったらコピー人体を生成し、オリジナルを削除する。

でもオリジナルを削除したら、それは殺人にならないんだろうか…
通る前と後で、例えばその瞬間の脳の電気信号などもすべてコピーしたとしたら、「自分」はちゃんと「自分」として連続しているんだろうか…


調べてみた

実際にどこでもドアがあるわけではないので、ほかの人はなんて言ってるのかな?と思って調べてみた。

どこでもドアの基本的な機能

Wikipediaによると…

  • ドア内蔵の宇宙地図または10光年の範囲で移動できる。

    • でも物語の中などの架空の場所に行けたり、宇宙の果てに行けることもある

  • 異次元に行ったり、過去や未来に行くことはできない。

    • オプションパーツで時差を修正することはできる。

ネット上でも意見は割れており、

  • コピーを作成する派(息子や私と同意見)

  • ワームホールで実際にオリジナルが移動する派

などあるけども、コピーだとオリジナルとコピーの自己同一性が保たれるのか?という問題があるし、ワームホールの場合はエネルギー必要すぎという問題があるみたい。

コピーをとる場合でも、量子力学には不確定性原理というものがあるそう。

量子力学は全くの素人なので自分なりに読み解いたものだけど、素粒子は位置と運動量の両方を正確に計測できないという原理があるために、今!このとき!の自分の状態をコピーするのは不可能だ、ということみたい。

人間はたくさんの素粒子…素粒子?なんかこう、小さい物質の集まりでできているので、人間自体の位置や運動量の特定はできる。
でも、正確にコピーするとなると、人間を構成する「小さい物質」の位置や運動量まで正確にコピーしないと、完全に同一な人間にはならない。
「小さい物質」の位置や運動量は確率で変化するらしく、正確に計測できないので、「似ているけど微妙に違う人間」のコピーしかできないのではないか…。

結論

どこでもドアがコピーを生成する場合、似ているけどオリジナルとは微妙に違う人間が生成される。
どこでもドアがワームホールだった場合、めちゃめちゃエネルギーを消費するので実現できない。
(いや結局、どっちも実現できないでしょ!とは思う)

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