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反コロナ・反ワクチン派の人たち(26)

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宮澤大輔

Twitter:@blanc0981
Instagram:@blanc0981

みやざわクリニック(兵庫県宝塚市)院長

彼は宝塚CDCと自称し、新型コロナに関する情報をTwitterや自身のnoteに発信しているものの、「天井に向けて殺菌灯を照射したうえで常時換気すればいい」などと馬鹿げた新型コロナ対策を提唱したり、ワクチンについても小児や若年層の接種に慎重な立場を取っているみたいです。

それぐらいなら少し変わったぐらいで何の変哲のない医師かもしれないが、彼の場合は知念医師に対して殺人予告とみられる暴言を吐いただけでなく、忽那医師や木下医師に対しても誹謗中傷した挙句に訴えられるなど数々の問題行為を起こしています。

ちなみに、原因不明の小児肝炎の原因を解明した英語論文を出し、BMJなどの学術専門誌に掲載されたことがあるものの、「ソーシャルメディアで誤解を招いている。これは査読付き論文ではない。」と注釈をつけられたことがあります。

宮沢孝幸

Twitter:@takavet1
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京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授

彼は獣医学者であるため、人間の病気に詳しいはずではなく、感染症の専門家ではありません。それにも関わらず「京大のウイルス専門家」という肩書で「子どもは感染してもほぼ無症状」とか「ワクチン接種者の方が陽性になりやすい」といった具合に新型コロナに関するデマや誤情報をネットやテレビなどで発信し続けています。

このように反コロナ・反ワク派であるにも関わらず、大阪府の新型コロナ専門家会議においてK値を提唱した中野貴志氏とともにオブサーバーとして参加したことがあり、新型コロナの被害を拡大させてしまうなど悪影響を与えたのは確かです。

また、彼は感情をむき出しにする傾向が強く、そのことはメディアでの発言などで感じ取ることができる。おまけに、ひろゆきさんに論破されたことから彼の持論も砂上の楼閣に過ぎないと思います。

なお、彼は過去に研究費を不正処理したことがあるだけでなく、『ウイルス学者の責任』(PHP新書)などといった反ワク本を出すなど学者としての誠実さが欠けていると感じます。

宗像久男

Twitter:@munakata_second

宗像久男セカンドオピニオン(東京都新宿区)前所長

彼は「ブドウ糖はがんの餌」とか「抗がん剤は毒薬」などとがん治療に関する誤った情報を発信しただけでなく、ゲルソン療法なるトンデモ医療を提唱したことがありました。また、新型コロナに関しても自身のブログで「ワクチャンの副作用による死亡者数などは、故意にほとんど出ない数字操作がされているほど危険」などとワクチンに対してネガティブな発言をしただけでなく、ワクチン未接種で新型コロナ患者に濃厚接触しても感染しなかったと豪語したことがありました。

しかし、彼は2021年9月に新型コロナの感染がきっかけで心停止をおこし帰らぬ人となりました。

めいこ

Twitter:@positiverevolu3

反ワクインフルエンサーの一人

どちらかといえば、彼女は反体制的な極右といった感じでアティラ・ヒルトマンを紹介したり、極右キリスト教原理主義カルトのプロバガンダ放送を日本向けにYouTubeなどで垂れ流したことがあるみたいです。

以前はドイツに住んでいたが、2021年夏頃に帰国し、字幕大王氏らと一緒に反ワクデモに参加したり、高橋徳氏が主催する講演会に招かれたりと積極的に反ワク活動をしている感じです。

望月龍平

Twitter:@RyuheiMochizuki
Instagram:@ryuhei_mochizuki
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俳優。新聞記者である望月衣塑子の弟で過去に劇団四季に入ったことがあります。

彼は「コロナパンデミックは嘘」とか「感染者を減らすにはテレビを消し、PCR検査をやめ、マスクを外す」などと新型コロナに関するトンデモ発言をしたことがあります。また、彼は東日本大震災やアメリカ同時多発テロ事件をめぐる陰謀論を主張したり、原爆投下については「打ち上げたのです」と発言したり、「真実と目覚め」というQアノン系のオンラインサロンを運営するなど重度の陰謀論者といっても差し支えないと思います。

ちなみに、彼は内藤晴輔氏に感化され今のような陰謀論者になったとみられます。

森井啓二

Twitter:@keijimoriiVet

しんでん森の動物病院(東京都足立区)院長

新型コロナワクチンのことを「お注射」や「枠珍」と呼ばわりするだけでなく、ワクチンの効果を否定するような記事や論文を裏取りせずに取り上げるなど反コロナ・反ワクチンとみられます。また、自身が運営する動物病院においてもホメオパシーを導入したりとトンデモに手を出しているといっても過言ではありません。

ただし、イベルメクチンに関しては新型コロナに効果がないことは認めているみたいです。

森園茂明

Twitter:@morizononaika

もりぞの内科(北九州市八幡西区)院長

彼は「コロナを舐めすぎてはダメ」と言っているわりには「マスクもワクチンも不要」と言ったり、「ワクチンには何の効果もなく、現在ある副作用と将来起きるかもしれない副作用が残るだけ」と主張するなどワクチンを否定する言行が目立つといった感じです。しかも、「コロナの治療にイベルメクチンの投与がおすすめ」と発言したり、高濃度ビタミンC点滴療法などといったいわゆるトンデモ医療を自費診療で扱ったり、ワクチン後遺症をひっそりと診療したりと怪しさがプンプンといった感じではあるが、反ワク医集団である有志医師の会には入っていないみたいです。

森田洋之

Twitter:@MNHR_Labo
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ひらやまのクリニック(鹿児島県南九州市)院長。南九州ヘルスリサーチラボを兼任しているだけでなく、過去には夕張市立診療所(北海道夕張市)所長も歴任したことがあります。

新型コロナについては「ワクチン接種後に免疫不全が起きる」などと科学を無視したことを主張しているだけでなく、第5波の死亡者数が少ない理由の1つにウイルス自体の弱毒化をアゴラで取り上げたことがあります。なお、この当時流行していたデルタ株は変異種の中でも病毒性が強い類に入るのでこの理由は誤りと言わざるをえません。

彼は新型コロナを「大したことはない」と主張する一方で第4類に分類されるサル痘については「未知のウイルス」と主張したりと逆張り思考がみられるが健康や医療の分野では通用しないと思います。


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