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旬を楽しむ ズッキーニ編

ズッキーニは最近あちこちで売っています。

昔、母の本で読んで、食べたいなとずっと思っていました。

最初に食べたのは、40年位前、イタリアンレストランでフライになっていました。シンプルな、フライ。レモンをぎゅっと絞って食べると美味しい♥

荻窪の八百屋さんで売っているのを見つけて買ったら、お店の人に「どうやって食べるの?」と聞かれました。当時は本当に珍しい野菜だったのです。

味は、ナスときゅうりを合わせたような感じだから、ナスの料理にも、きゅうりの料理にも使えます。癖がなくて、扱いやすい野菜です。

アメリカの料理の本だと、すりおろしてケークサレみたいにしたりするのもあります。フランスの料理の本だと、甘みのないタルト生地に薄切りを並べ、チーズたっぷりふりかけてオーブンで焼くのもあります。

実は、ズッキーニはサマースクワッシュという、かぼちゃの仲間です。

そして、なすやきゅうりではできないズッキーニ料理、それはズッキーニの花の料理です。

ズッキーニは雄花と雌花があり、雌花の下には、初めからミニズッキーニがついています。これを受粉させると、ズッキーニが実るのです。

この花の雄しべ、雌しべを取り除き、詰め物をして、蒸してソースをかけたり、揚げたりする料理があるのです。これが、いい香りがして美味しいのです。

花の寿命が短いので、ほとんど八百屋に並びません。たまに、鎌倉の連売で売っていることがあります。

最近ヴィーガンのレシピで、ズッキーニの茎(中が空洞になっている)を、パスタに見立てたものがありました。 おお、斬新ですね。

花も実も茎も食べてしまう、利用の可能性の広がる野菜ですね。



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