見出し画像

そして、焼き芋屋さん

鎌倉駅側の、カカオから自家製チョコレートを製造販売していた店が、なくなっていました。カカオからチョコレートって、今の流行だとおもったのですが。チョコレートドリンクなど、チョコレート関連を色々扱っていたから、人目は引いていたと思うのですが。

跡地にあったのは、なんと焼き芋屋さん。何種類かのサツマイモの焼き立てを販売しています。3種類のサツマイモをセットにした、食べ比べセットもありました。繁盛しているらしく、夕方行ったら、2種類は売り切れでした。

そう言えば、藤沢本町駅の側にも焼き芋屋さんがありました。店頭に大きな焼き芋の壺があり、今日のお芋の品名が掲示してありました。藤沢近辺のイベントにも、よく出店していました。宣伝の為か、招聘されたのかは分かりませんが。

こちらも繁盛していたらしく、今年の3月頃、もっと便利な所に移転してしまいました。他の物販もしていたとは言え、十年近く営業していたのですから、それなりの売上はあったはずです。

不況の時代は、あれもこれも提供する飲食店より、これというものを一つ売る店の方が強い、というのは本当の事ですね。何となく入って、何となく注文するお客様は、その店の顧客にはなりません。専門の店に○○が食べたくて来店する方なら、氣にいっていただけたら、又来て下さいます。こういう方を顧客にできるのが、専門店の強みです。

思い出していただきたいのですが、日本で江戸時代や明治時代からの老舗は、皆専門店です。親子丼発祥の店も、鶏鍋の店ですし、天ぷら、うなぎの老舗もあります。

今の時代に必要なのは、あれもこれも手を広げるより、専門に特化して、強化することではないかと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?