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それが最後の食事だとしたら

毎日の仕事、家事、育児で疲れているのに、毎回きちんとした食事なんてでいない、と思う方もいらっしゃると思います。

外食したり、出来合いの総菜を買う日もあると思います。

あんまり疲れて、明日動けなくなってしまうより、そのほうがいいです。

でも、時間も体力もあるのに、めんどうだからとインスタント食品で済ませるのは、ちょっと寂しくないですか?

めんどうだな、と思うとき、自分で思うのは「このあと何かあって、これが最後の食事になってしまうとしたら、これで納得できる?」ということ。

別に豪華な食事でなくていいけれど、ちゃんと炊いたごはんと、きちんとだしを取って作った味噌汁、煮物と焼き魚なら、私は納得できます。

ちゃんと小麦の風味が感じられるパンと美味しいハム、プチトマトでもいいです。作った人の気持ちが感じれるものがいいです。

子供が小さいときには、相手をしたり、家事をしたりで、ごはんを作るのが大変だと思ったこともあります。そのころ「今は時間がないから、子供が大きくなった時に、ちゃんとしたものを作ればいいと思っていませんか?子供が大きくなった時には、今あなたが与えたもので味覚が育っていて、ちゃんとしたものをあげても、喜びません。」というような文章を読んだことがあります。

そうですよね。いままで慣れ親しんでいたものが、好きなものになりますよ。


よく日本食が健康食と言われますが、成人病対策としてカロリーを抑えた食事とか、脂を控えた食事と言われても、魚や海藻、野菜の豊富な和食ではなく、ごはんと味噌汁はあるけれど、こってりした洋風の食事ばかりしてきた人なら、食事制限はつらいものがあると思います。

せっかく四季のある国にいるのだから、季節を楽しみ、いろいろバランスのいい食事をしたいものですね。





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