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秋分⚖のあれこれ:9/22からの3ヶ月

1年間を見る春分図(春分の日のホロスコープ)をnoteに書いていないにも関わらず、夏至を書き、さらにそのまま秋分書くという…。

日本は四季があるので本当に分かりやすいのだけれど、秋分は太陽が登っている時間の昼間と、太陽が沈んだ夜の時間がちょうど半分になる日です。

こんばんは。にゃんちーです。星読み屋さん時々タロット使い。noteは徒然なるままに、筆ならぬ指を走らせよう。(キーボード打ってるわけだし)
さて、今日は星読み屋さんとして書いていきます。

いざ、行かん‼︎⚖

秋分とは?

占星術的な話としての秋分について少し。

そもそも春分・夏至・秋分・冬至4つの転換点があります。
これを二至二分(にしにぶん)と言います。
これらは春分をはじめとして、起承転結になっている。

起:新しい命が芽吹くスタートの時。
承:芽が育っていく成長の時。
転:実りを迎える収穫の時。←ここ秋分
結:終わりを迎える到達の時。

生命力高い夏も終わり、稲もたわわに実る秋となります。
この起承転結を全部説明していると長くなるので、秋分に絞って解説します。

秋分は天秤座。
ここから冬至までの3ヶ月なので、天秤座・蠍座・射手座の期間をさします。この3星座は自分とその周りという世界観(蟹座・獅子座・乙女座)から更に進み、社会性を身につけていきます。もっと平たくいえば、オフィシャルな人間関係と知性を育んでいくのです。

天秤座はバランス感覚であり、調和を意味します。
天秤という名前の通り。
例えば、私とあなた(という全くの他人)、正義と悪、プラスとマイナスといった具合に、どちらも天秤に乗せて両者のバランスを取ります。

天秤座の自他のバランス感覚を養い、蠍座の洞察力と忍耐力でもって誰かと何かを共有することを知り、射手座の常識を打ち破り自由へと目覚めていきます。

ちなみに秋分をはじめ二至二分、つまり季節の始まりは全て活動宮の星座です。活動宮(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)というのは、始まりであり、自分から動いていく資質を持つ。ここからの1ヶ月、天秤座月間は自分からアクションを起こす事が大切になってきます。

春分のnoteを書いていませんが、実は今年の春分・夏至・秋分のホロスコープは主たるテーマが同じように感じます。春分のアセンダント(日の出地点)も、夏至および秋分のアセンダントも全く同じ蟹座だからです。ということは1年を通して、そして秋分で再びそこが強調されることになります。

ちなみに2020年冬至のアセンダントは獅子座に移るため、蟹座のテーマは秋の終わりにて終了ということになります。

そうです。
秋分のホロスコープは向こう3ヶ月の雰囲気を表しているので、冬が来る前に、いい加減に本当の自分の家に帰れ!ということです。はい。

秋分の全体像

前置きが長くなってしもた。
夏至noteで懲りたので、今回はサクッといきたいと思います。

天秤座のところで書きましたが、社会的にも二手に分かれるかもしれないなと思います。
(二極化という意味じゃない。くれぐれも!)
例えば不安にのまれてしまう人と、今できる範囲で楽しむことが出来る人。
個人レベルであれば、理想と現実のギャップに唸るなど。

▶︎太陽からわかること

太陽は4ハウス。まさに家。
アセンダントが蟹座ということもあって、家ってかなり重要なテーマなんだと思う。

ここで話をぶった切るけれども、家とか書くじゃん?
星読みって「全てものの例え」ね。
CASE自分に置き換えてね。

例えば家って物理的なお家を思い浮かべる人がほとんどだろうけど、それだけではない。家とは、自分が自分でいられる場所のことであり、ありのままの本来の自分自身を指している。魂の器という意味で、肉体だって家なのかもしれない。心の安らぐ場所であり、心=つまり本当の自分ということになる。この辺にしよう。

話を元に戻す。
太陽4ハウス、しかも天秤座は活動宮なので、主体的に家にいる時間が長くなるのかもしれないなと思います。
(分かる、不穏な予測をしたね?今。笑)

だけど天秤座の守護星である金星が、3ハウスに鎮座している。
このことから、日常に楽しみを見いだせるかどうかが鍵だろう。
3ハウスなので知的好奇心を満たしてあげると良さそう。まあ金星なので、単純に嬉しい!楽しい!大好き!みたいなライトなノリで良い。こういう普段の小さな楽しみを通して、自分を整えていくのだろう。
この時、他人あるいは社会の役にたつかどうかはどうでも良き。
軽やかに行こう!

で、太陽に話を戻したいのだけれど、このまま金星の流れからいこう。
結局のところ、自分は本当は何が好きなのか、何を楽しいと感じるのか、何を愛おしいと思えるのか。今の自分がどうなのかを知らないと、何1つ出来ないのだよ。そういう意味で、本当の自分に戻るだとか、今の自分をちゃんと受け止めるということがすごく大事なのだと思う。それが太陽4ハウスの意味だろう。

天秤座なのでバランスを取るわけだけれども、4ハウスということからも、自分の中あるいは自分のテリトリー内での調和をとるということになるのだと思う。

もう自分の心に嘘つくの、やめようよ。
その心の声が聞こえるのは、自分しかいないんだよ??

▶︎金星諸々からわかること

楽しむこと、趣味がもはやこの3ヶ月の開運アクションなんじゃないかと思う。

が、しかし!
金星・木星・海王星の並びから、金星の要素が非常に曖昧に広がっていく。
どう読むか悩むんだけど、めっちゃお金出てきそうな雰囲気。
行楽シーズンではあるしね、楽しみに投資すると考えれば良いのか…なんとも言えんな、こりゃ。
お金使うことは、悪いことじゃないしね!

それから、なんとかしようと動けば動くほど逆効果な雰囲気もある。
弁明すればするほど火に油とかね。気をつけよう。

基本的には、自分の好きなことや趣味をすると、周りにも好きや楽しいが伝播していい感じの雰囲気になっていくだろう。
自分がご機嫌でいたら、周りもご機嫌って感じ。

▶︎火星諸々からわかること

そうねー。いろんな配置があるけどねぇ、災害とか社会的なことへの言及は避けるスタイル、私。あくまで個人レベルで読んでいくね。

ちょうど火星が逆行している。
火星の逆行は9/10-11/14まで。
私はよく天体の逆行を、忘れ物を取りに行く期間だというのだけれど、火星の場合、情熱を取り戻す期間とも言える。さらに言えば火星は行動力・決定力を司っているため、なんか知らないけど決めきれないとか、動けないとかなりそう。
星のせいだ!

ちなみに秋分の時点では、土星・海王星・冥王星が逆行中。
特に影響が大きいであろう土星と冥王星が、すぐに順行に戻る。土星は9/29に、冥王星は10/4に逆行終了する。
すると、火星と緊張状態になる土星と冥王星だけが前を向く。
火星は年明けまで逆行中だからだ。
足についた鉛は解けてくるような感覚になるが、何しろ体がついてこない!みたいな雰囲気。

ここで気をつけたいのは、とにかく焦りは禁物!

とても葛藤する時期でもある。
そして非常に動きずらさを感じる時期でもある。

だからこそ、焦らず、今できる範囲で動いていけばいい。
進んでいないように見えるかもしれないけれど、一歩一歩着実に進んでいるはずなのだ。一歩踏み出したら、それはもう、進んでいるじゃないか。

変えていきたい、やりたい、動きたいという自分の気持ちに対して、横槍が入る可能性が高い。
だから焦る。焦ると頭に血が上りやすい時期でもあるため、すぐカッとなりがち。無駄な争いは避けたい。そこに労力使ってる場合ではないだろう。ただでさえ動きずらいのだから、エネルギーは自分に注ごうぜ。
イライラしたら、筋トレだ。

とりわけそれは、パートナーかもしれない。
夫婦、恋人、ビジネスパートナ、親友などなど。「私とあなた」という人間関係において、自分の情熱が打ち砕かれてしまうかもしれない。

けれど、そこは天秤座なので、バランスを取っていこう。
主観的そして悲観的になるべからず。客観的な視点を持つように心がけてみて。

一方で、火星は天王星との組み合わせから、「俺、まだやれます!」って感じがする。ここを上手く使いたい。
自分で抱え込まず、人に投げかけてみることで先がひらけてくるだろうと思う。人といっても横の繋がり、フラットな関係が良いだろう。気持ちでもアイデアでも、誰か他人に投げかけてみることで、新しい価値観が生まれてくるのかもしれない。自分でも気づかなかった、突破口が見つかるかもしれないね。

▶︎月諸々からわかること

月は6ハウス。6ハウスは健康と労働。ここでいう労働とは義務のこと。
この配置は、批判的になりやすいと言われている。
自分に課せられた義務に対して厳しくなりがち。月は心を表していることから、自分に厳しくなりがちだと思う。

それはもしかしたら、不安の表れなのかもしれない。不安は悪いことじゃない。不安だけじゃないが、ネガティブな感情それ自体は悪いことじゃないと、私は思っているよ。
だから自分の気持ちに蓋をせず、まず受け止める。その上で、ここから先の行動を決めていけば良い。今感じていることと、この先感じることは全くの別物だから。この先感じることは、今この瞬間からしか作り出せないものだから。ありきたりな言葉だけれど、自分に優しくしてあげたい時期。

秋分のホロスコープの日の出地点にある星座が蟹座ということからも、ホッとできる場所が必要なのかなと思う。
蟹座の守護星は月なのだが、それが6ハウスにあるので、どうしても落ち着かない。しなければならぬ!と責めやすいからね。でも息抜きしようぜって、金星も言ってるしね。そういうことだ。

終わりに

ここからいよいよ、風の時代の空気感が出てきます。
冬至に書けばいいのだが少し触れておくと、今年の主たるテーマが蟹座=家・集合だったのが、冬至には獅子座=個人・創造に切り替わる。蟹座の集団から離れて、俺は俺!といえるのが獅子座なわけだ。
さらに言えば、冬至のホロスコープは風の時代までのカウントダウン3秒前という感じがする。つまり、すぐ風に乗れる状態に持っていくということだ。

風の時代になると、個人というのがかなりものをいう時代になってくるだろう。それはなにもフリーランスとか個人事業主とかいう話だけでなく、自分が自分であるということであり、自立と自律ということなのだ。
ちょうどこの秋分の天秤座もしかり、風の時代の開幕を担当する水瓶座も集団の中で自分の立ち位置を見つけ、自分を確立していくのが得意だ。これを巷ではセルフプロデュースと呼んでるのだろうと思う。

尻切れとんぼだ。
今日はこの辺で。
したらばまたにゃーん。

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