冬至🐐のあれこれ：12/21からの3ヶ月

太陽が山羊座に入りました。そうです。冬至です。

こんばんは。にゃんちーです。星読み屋さん時々タロット使い。noteは徒然なるままに、筆ならぬ指を走らせよう。
（キーボード打ってるわけだし）
さて、今日は星読み屋さんとして書いていきます。

今回は短めに行こう！

あ、秋分からの3ヶ月の振り返りには、こちらのnoteをどうぞ。

冬至って？

占星術的な話としての冬至について少し。

そもそも春分・夏至・秋分・冬至と４つの転換点があります。
これを二至二分（にしにぶん）と言います。
これらは春分をはじめとして、起承転結になっている。

起：新しい命が芽吹くスタートの時。
承：芽が育っていく成長の時。
転：実りを迎える収穫の時。
結：終わりを迎える到達の時。←ここ冬至

この起承転結を全部説明していると長くなるので、冬至に絞って解説します。

冬至は山羊座。
ここから春分までの３ヶ月なので、山羊座・水瓶座・魚座の期間をさします。この３星座は山羊座でまず社会が完結し、もっと大きく広い世界へと進んでいきます。

山羊座は社会そのものであり、社会の到達点を意味します。
だから山羊座は権力を表す場所であり、結果を出すことに拘っていきます。社会のルールや枠組みも作っていく。

山羊座で社会を現実的に完成させ、水瓶座は山羊座で作られた社会を解き放ち、真の自由を求めて全体主義となり、魚座で目に見えるもの・目に見えないもの全てをひっくるめて愛で世界が満ちていきます。

ちなみに冬至をはじめ二至二分、つまり季節の始まりは全て活動宮の星座です。活動宮（牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座）というのは、始まりであり、自分から動いていく資質を持つ。ここからの１ヶ月、山羊座月間は自分からアクションを起こす事が大切になってきます。

そして冬至は、陰極まりて陽となす時です。
実際に当時は１年で一番日が短い日です。
ここから太陽が昇っている時間帯が長くなっていきます。

冬至の全体像

社会的なことが多いのですが、そこは端折ります。
個人的にどんな影響があるかを、今回はザーっと書いていきます。

ここからの3ヶ月は、自分の外側での変化が大きそうです。
自分以外は全て外側であり、社会です。

ちょうど日が沈む場所が水瓶座。
そこに木星と土星が乗っかっています。
山羊座的な社会という枠から解放されていく雰囲気がかなり強い。
社会の枠とは、常識的にはとか、普通はとか。

そして日が沈む場所というのは、自分＝個と社会との接点を意味します。
今までの常識・当たり前から解き放たれていくので、ある意味では自由なのだろうと思います。
しかし一方で、頼れるもの・信じられるものが無くなるという意味でもあります。山羊座的な言い方をすれば、成功の型がなくなっていく。それゆえ、何を信じて行けばいいのか分からないくなるとか、不安を感じる人が多いのかもしれません。

で、だ。

反対側、日が昇る場所は獅子座。
獅子座はまさに個を打ち出していく星座です。
自分が自分であることに命をかけていく。
平たく言ってしまえば、個性。自分らしく生きていく、ということです。
獅子座は王・女王と共に、創造主という言葉がぴったりだと思っているのですが、それは自己を表現するここと＝自分を生きることで、人生そのものをクリエイトしていくからです。

つまるところ、個人と社会が接点を持つためには、まず「己を生きよ！」、いい加減、腹を括れ！という感じです。
（鬼みたいなこと言ってるかな？）

水瓶座も社会担当ではあるのだけど、社会に従っていくところではないから。
社会の常識・普通・当たり前、そんなものは分かっている。だがしかし、私はこう考えているのだ。君はどうかね？と言えるところが、水瓶座の凄いところ。

ということは、自分の意思・意見を持っていなければ、これが出来ないわけです。

だから、日が昇る場所に獅子座がいるのだと思う。
というか、そこに獅子座がいる意味は、そういうことだろう。

そして星空のてっぺんには、火星がいます。
まさに、立ち上がる勇気の星なのだと思います。
ただここはちょっと、暴走注意報も出ているので、気をつけて◎
火事場の馬鹿力も出るとは思う。
火事場の馬鹿力だけで３ヶ月も走ったら、あぶないから。

太陽と水星が重なり合って、山羊座にいます。
義務・責任を表す場所にいるのですが、自分を生きることが責務だと言われているような気がします。

自分を生きるって、我儘と紙一重だと思うのです。
でもそういう意味じゃない。
自分の凸凹を受け入れることすら、勇気のいることじゃないですか。ある意味で、プレッシャーがかかるというか。そのプレッシャーに負けんな！というような感じです。

自分の凹凸をそのまま受け入れて打ち出していくことが、自分を生きるということなのだろうと思います。そうすると、誰かの凸が自分の凹にハマるわけだから。
それは誰かに活躍の場を提供しているとも言える。
そうやって、個が社会と調和していくのだろうと思います。それがまさに、水瓶座の世界観でもあります。

月と海王星が重なり合って、魚座にいます。
ここは、ボケーっとしている印象です。
夢を見ているような。
理想に向かおうとしているのは確かなのだけど、理想だけが高いとか、非現実的な夢を抱きがち。
良い意味で捉えると、目に見えないものに敏感でもあり、そういう意味で本質に迫っていく力もある。インスピレーションや直感は冴える。
ただ夢って、寝ているときに見る夢もあるからね。
目覚めたら消える的な。ゲフゲフ。

金星も理想に燃えている。
楽しみ・喜び・愛への飽くなき探究心を持っている模様。
ただお金・物質的な価値観の変化は起こりそう。
目に見えるものではなく、精神的な方へ、感性へ、とシフトしていくのかもしれません。その価値観の変化に追いついていけず、混乱することもあるでしょう。
獅子座の話に戻りますが、結局のところ、社会の価値観ではなく、個人の価値観が基盤になってくるのだろうと思います。
当たり前なんだけどさ、自分の幸せって社会が決めてくれるものじゃないじゃない？
喜びも、楽しみも、愛も。
自分にとってどうなのか、何なのかなのだと思う。
そういうことじゃ。

以上！

終わりに

短く書きたかったけど、そうでもないな。

この数時間後にはグレート・コンジャンクション（木星と土星がぴったり重なり合う）と同時に、風の時代の開幕です。
もう時代は戻らない。
だけれども、時代は急に、変わらない。

この話はまた明日にでも書きます。

なにせよ今日は冬至。
冬至を逃しても、この１週間はそういう空気だろうから、かぼちゃ食べたり、柚子湯入るとかオススメ◎

ちなみに冬至は「ん」が２つのつくものを食べるのが良いと言われているよ。
・南瓜（なんきん＝かぼちゃ）
・にんじん
・れんこん
・ぎんなん
・うんどん（うどん）

季節を味わいながら生きていくって、運気とか以前にさ、日本ならではだし、単純に楽しいしと思うよ。
とりわけ今日は、心も体もゆるっとほぐして過ごしてね。

したらばまたにゃーん。