noteほしらせ

2020年12月22日:新時代の幕開け①

にゃんちーです。読書屋さんと星読み屋さんをしています。noteは徒然なるままに、筆ならぬ指を走らせよう。(キーボード打ってるわけだし)
さて、今日は星読み屋さんとして書いていきます。

はじめに

とても気が早いと思われるかもしれませんが、書いちゃう!この布石が今このタイミグであり、年明け1/11あたりに控えているものでして。年明けのことを触れるに当たって、先にこちらを説明しておかねばならぬなと。

さて、西洋占星術、星読み、星占いが好きな方は、きっとこのところ良く耳に?目に?するのではないでしょうか。
2020年に社会が大きく変わる!とか、まんま専門用語でグレートコンジャクションがどうのこうの、と。
これは、星読み的にはその通りです。2020/12/22から新たな時代の幕明けです。何故こんなに騒がれるかというと、これから先200年の基盤が作られていくからです。こんなタイミングは、生きていてそう立ち会えるものではない。

ということで、2020/12/22に控える星読み的天体ビッグイベント:グレートコンジャクションについて解説していきます。デデン。

グレートコンジャクション とは、なんぞや?

こんな書き出しで良いのか謎ですが、どうして西洋占星術の専門用語は和訳されずに英語をカタカナ表記なんでしょうね。とても分かりにくい。

グレートコンジャクションとは、木星と土星の会合のこと。
*コンジャクション:0°、星がぴったりと重なって並ぶことのこと。

木星は約1年1つの星座にいます。12年かけて12星座を巡る。
土星は約2年半1つの星座にいます。29年半かけて12星座を巡る。
周期が違うこの惑星が会合をするのは、20年に1度訪れます。

この木星と土星の会合には不思議な規則性があります。
大雑把にお伝えすると、この会合は240年間同じエレメントで行われます。このエレメントが変わるのは、240年に1度ということです。
ああ、またカタカナ…。エレメントってなんぞやっていうね。

エレメントって、なに?

12星座はそれぞれの星座が持つ性質から、4つの要素に分類されます。これがエレメント。エレメントは4つのカテゴリーを象徴しており、下記のように分類されます。象徴的なものをあてがっているから、エレメントっていうんでしょうね、きっとね。

火🔥: 牡羊座・獅子座・射手座
   →「精神」を象徴。
     積極的、情熱的な行動型。独立心と自尊心が強い、上昇志向。
     直感的。生命力を思わせる。

地🌱:牡牛座・乙女座・山羊座
   →「物質」を象徴。
   
  現実的で安定志向型。強い忍耐力で地味コツに積み上げていく。
     経験を何よりも重視する。

風🌬: 双子座・天秤座・水瓶座
   →「情報」を象徴。
     優れたコミュニケーション能力を持つ社交型。情報通。
     言語や理論を巧みに操る。軽やかな思考と拡散力。

水🌊: 蟹座・蠍座・魚座
   →「感情」を象徴。
     情緒豊かな感情型。理屈よりも感情を優先。
     共感によって、色々な垣根をすり抜ける、混ぜていく。
     

とてもざっくりですが、こんな感じです。
でですね、今までの240年は地のエレメントで、木星と土星の会合が行われてきました。ところが、2020/12/22の木星と土星の会合は、風のエレメントに移るのです。会合の場所のエレメントが、変わるのです。この会合のエレメントが変わるタイミングが240年に1度の出来事なのです。

木星と土星の会合にみる歴史

グレートコンジャクション:木星と土星の会合の歴史を辿っていくと、かなり社会の風潮、時代性を感じてもらえるのではなかろうか。
過去の会合をざっと表にまとめて、直近の木星と土星の会合と社会の変化を振り返っていこうと思います。

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火🔥のエレメントでの木星と土星の会合が行われていた時代は、日本では武士の時代ですね。まさに戦いで決着する、上昇志向です。世界史でみても同じです。
地🌱のエレメントの時代は、直近の200年ということです。この時代は、産業革命から始まっており、物質的な豊かさを求めて、目に見えるものを積み上げていくというイメージです。
積み上げていくことがものを言う時代だったわけです。お金を積み上げれば年俸や貯金であり、学力を積み上げれば学歴といったように。歳を積み上げれば(別に何もしなくても、生きてるだけで勝手に増えていくものだけど)年功序列ですし。
どうでしょうか。ものが溢れている、お金や学歴、年齢がものをいった時代の意味も実感しやすいのではないでしょうか。

面白いことに、次のエレメントに移りきる前、2つ前の会合は次のエレメントで行われていてワンクッション入っているのです。
表を見てもらうと分かるのだけど、例えば火🔥→地🌱に移る前、1802年には1度例外的に火のエレメントでの会合です。同じように、地🌱→風🌬に移る前の1981年には風🌬のエレメントでの会合です。

なんと言うか、すごく親切な星回りなんです。予め次にどんな時代が来るのか40年前には教えてくれているのです。次の時代に向けての準備期間に入るといっても良いと思います。
1981年以降、何が起きたかを調べてみるととても興味深いです。
風🌬のエレメントが象徴するものは具体的に「情報・移動・コミュニケーション」です。情報を運ぶツール、コミュニケーションツールには欠かせないものが、この時代に誕生・普及します。そうです。インターネット
日本でのインターネットの発端は1984年なのだそう。詳しいことは下記をご参照くだされ。

1981年の風🌬の会合からの20年間で、インターネットをはじめ、パソコンや携帯電話などが家庭に、個人に普及していきました。次の時代に必要なものが誕生し、インフラ整備が進んでいったのです。
次いで、2000年の地🌱の会合からの20年間では、携帯電話(ガラケー)…ではなくスマホへ、インターネットの速度も上がっていきました。何か新しいデバイスやシステムが出来ると言うよりは、前の20年を基盤として改良・改善といった地味コツなものが目立つような気がします。そこも地🌱のエレメントの性質がよく出ているなと思います。

と、直近はこんな感じです。

つまるところ2020年12月22日は?

さて、フライングで先に言うてしまいましたが、来たる2020年12月22の木星と土星の会合は水瓶座:風🌬のエレメントで起こります。200年ぶりに時代が変わります。
先に触れてしまいましたが、風🌬のエレメントが象徴するものは「情報・移動・コミュニケーション」です。

ここで水瓶座の要素について少し。水瓶座は革命の星座とも言われています。なんで?って感じよね。水瓶座って、水瓶を肩から担いだ少年の形をしています。水瓶からは水が流れているんです。これが意味するところは、「水の流れを変える」そして「流れに身を任せる」ということです。

「水の流れを変える」というのは、水瓶から落ちる水がそれを物語って言います。古代から水は、人間にとって生命線です。川に水を汲みにいかなくても、水路ができれば水が畑まで流れるようになる。水の流れを変えるというのは、こういった技術革新のことを指していると思います。ここが水瓶座が革命の星と言われる所以かなと。
もっと言えば、この水は誰にも分け隔てなく与えられたものでもあります。水瓶座の持つ気質として「フラットな人間関係」がありますが、そんなことも垣間見えるかなと思います。

それから「流れに身を任せる」。これは水瓶座の神話が分かりやすいので、ざっくりご紹介します。

ゼウスはオリンポス山から下界を見ていました。給仕を探していたのです。
トロイアの山並みに目を移すと、とても美しい牧童がいました。ガニュメデスです。ゼウスは大鷲となり、ガニュメデスをオリンポス山へ連れ去りました。そしてガニュメデスは神々の食卓で美酒(ネクタル)を注ぐ役目を与えられました。

ゼウス(ギリシャ神話で全知全能の神さま)によって連れ去られた美少年のガニュメデスは、そのまま流れに身を任せて美酒を注ぐ係をやったって話です。美酒の入った水瓶を注ぐガニュメデスの姿、それが水瓶座です。

水瓶座で起こる木星と土星の会合では、風🌬のエレメントが象徴するIT関係は加速していくでしょう。電子マネーなんかもそうですね。これらは、水瓶っぽさを帯びているはずです。肩書きや学歴(地🌱のエレメントっぽい積み上げ系)は関係のないフラットな人間関係に向けて、公平さを追求した革命が起きていくような雰囲気です。

流れに身を任せながらも、自分の本当のやりたいことをやる、そこに本当の幸福があるような時代の予感です。風🌬のエレメントということもあって、個人でもそういう活動が社会に影響を及ぼしそうです。SNSがいい例ですが、自分の作品やアイデアを世の中に発信・拡散していく。すると本当に必要なものが、それを必要としている人たちにピックアップされていく…そんな雰囲気の時代になりそうです。

どれだけ風🌬に乗るために身軽になれるかということなのだと思います。(目指せ!スナフキン)
今まで積み上げてきたものが、いきなり崩れるわけではない。だけど、それって本当に必要?それって本当に幸せ?積み上げた高さを競うのって幸せなの?そう問われているような気がします。

地🌱の時代だったこの200年の恩恵も勿論あります。それでも、今、これだけ物が溢れ、情報が溢れている世の中で、自分にとって本当に必要なものが何かを知っている人がどれほど居るのでしょうか。なくても良いもの、なくても良い付き合い、しがらみの多いこと!それって体も心も重いと思うんです。そういう時代に終止符が打たれると言えるのだと思います。みんなが自分の幸せを追求していく。まさに「みんな違って、みんな良い」という時代に入っていくのだと思います。星読み的には。

終わりに

こうした時代の節目が2020年の暮れに控えているのですが、2020年の年明け早々にワンクッション入ります。個人的には、こちらの星の布陣の方がよっぽどインパクトが強いです。これについてはまた改めて書こうと思っています。身軽になるために、心の大掃除を済ませておきたいところです。

おしまい!
したらばまたにゃーん。



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