夜の学校も素敵！

｢何で月にはあんなにたくさんクレーターが有るの？｣
校庭で行われた観測会から帰るなり孫は、玄関先でこう言いました。月と木星と土星の観測をしてきたのです。月のクレーターも、木星の縞模様も、土星の輪もハッキリ見えたそうです。

保護者も含めて200人ほどが夜の学校に集まり、天体の観測会が開かれたのでした。市内には望遠鏡を作る有名な会社が有り、そこのご協力を得て観測会が行われたのです。

プラネタリウムには何度も行きましたが、自分の目で天体を見るのは初めてなので孫たちは興奮していました。会を企画してくださった役員さんや、夜遅くまで参加してくださった先生方、そして何よりも本物に触れさせてくださった会社の方々に御礼を申し上げます。

子どもの頃に本物に触れることは、本当に大切な事です。

観測会も良かったけれど、面白かったのは校長先生と子どもたちの掛け合いだったそうです。その日に他クラスで調理実習が有ったのですが、
｢今度は2組の味噌汁を食べに行くぞ。｣
と、声かけする校長先生に
｢えー｣と、つぶやく男子児童の名前を呼びながら、かまってくれる校長先生だったそうです。

どの子の名前も覚えていて、しかも下の名前で呼んでくれる校長先生の回りには常に子どもたちが集まっていたそうです。