きのうみたゆめ(めちゃこわかつた)

まず、母の実家にいて、おじいちゃんの部屋でニュースを見る。
不思議な拉致事件が起こったらしい。

拉致にもかかわらず自主的に行きたいという奴らもいる、そしていつの間にか消えていく。
マスコミもいる。
小柄黒髪のとてつもない美少女。
インタビューされていた、なぜ参加したいんですか?
面白いと思ったから。
いかれてる。
そしてもちろん強制的に集められたものたちもいる。
まるで戦争の赤紙のように、何者から呼び出される。

そんななか第3回目の拉致事件
私と母と妹は選ばれてしまった。
そしたら友人Sもたまたま選ばれていた。
緊張感が漂う、死ぬという噂ももちろんある。
胸がザワっとした。

とにかく父と弟も一緒に会場と言われたところの近くに前日あたりから泊まる。
ホテル、、、というより、
自由な空間、本が置いてあったり、区切りのない漫画喫茶のような感じ。

ああそういえば彼女?も着いてきて(勝手に)た。
元カノの写真を見せたら可愛いと言ってた。現実には無いやつなのに。

そんでそこの漫画喫茶の中でおじさんと仲良くなった、ひとりの。
そんでいざ始まるってなって、エレベーターに乗せられて下のボタンを押すと
全く違う町に着いていた。
どういう仕組みなのかは全く分からない。
なんかHUNTER × HUNTERのアイランド?てきな、実在するどこかの街に飛ばされる。
とにかくほぼ全員主催者を疑ってる訳、こわいから。
殺される可能性があるから。

バイクに乗って街を駆け抜ける
田舎の道からいきなり高い駐車場とか。
とにかく街を走り回って、住民を起こしまくってみんなをひとつの方向に向かわせれるように努力した。
全員で集まれば主催者を倒して抜け出せると思っていたから

こんなものが張り出された。
「街のいちばん高い階段で○月✕日△時に来たやつには、、、、1分でもすぎたら締め切る。」
俺たちは一応行ったけどもう締切のテープが貼ってあった。
横に幅広い、でかい階段、奥は暗闇。
友人Sは入ったらしい、そんなの行かない方が良いのに、

そしてしばらくだった後に体育館のステージのようなそんなところ(もっとでかいけど)
に、入ってった奴らがずらりと並んでいる映像が公開される、奥は暗闇。
別になんてことはなかった。
でも色々教えこまれたらしい。
その代わり今回いる知り合いの数✖️3000円を取られたってさ(後からしった)
(たった3000円😅)

とにかく俺は怖くなって首謀者を殺したかった。
でも、ループ階段を3人で駆け回るけどなんてこと無かった。
別の道で高いところに近づこうとしたけど。

しばらくして(エレベーターで)もう帰れると言う。
エレベーターはまちの各地にいくつかある。
いちばん近かったところの⬆️のボタンを押すんだけど、はんのうされなくて、あ、嘘なんだ、死ぬんだと思った。
でも本当にただの囲まれた街だからそこからエレベーターではなくて自転車で漕いで街から出ていく人もいた。
ああどうとしてでも逃げ切りたいから3人で話しながら外に出てみた、延々と続く道。
故郷を思い出すような、懐かしくて。
緑と、夏、、、細田守のような世界観
そこに見とれていた。ああこのままこの道歩いていってもいいなって。
その時母が2万円ほどもって、あ!これSくんにわたさなきゃだって言って戻っていく素振りをした。
ちょっと待ってよ、せっかくそこから出れてもう戻る勇気なんてないよ。
なのに母は絶対に行くと言うから俺も行くことにした。
もちろん妹を1人にする訳には行かないのでつれてゆく。
そしたら明らかに人が少なくなっていた。
さっき先に歩いていった人たちも変だと思ったのか帰ってきていた。
あ、あのエレベーター使えるじゃんって思って、ままはSをさがすことを辞めなかったけど後からでいいよ!!!って必死に止めてとりあえずエレベーターにのってみる。
これもとてもこわかった。
逃げれない密室。
上の矢印のボタンを押す。
急激に早く動く。
鹿児島県あめ、鹿児島県はれというなぞの言葉とそれに伴った風景が映し出されたあと僕たちは空から落ちていて、でもゆっくりで、ちゃんと着地もできた。そこではホテルで仲良くなったおじさんとかもいて。Sもいて。
お金も返した。

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