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ニンジャスレイヤーTRPGソロリプレイ【スティール・マーチ・アンド・ファイア・リベリオン】

初めに

ドーモ、みなさん。nyamotomoです。今回もリプレイを投稿します。シナリオはこちらです。

オムラのニンジャには幾らか手持ちがいます。今回は彼女らに向かわせましょう。

◆登場ニンジャ

・ウォーゲイザー

◆ウォーゲイザー (種別:ニンジャ)  DKK:0  名声:6   所属:オムラ
カラテ    5  体力   5
ニューロン  7  精神力  9
ワザマエ   6  脚力   3
ジツ     2  万札   2
攻撃/射撃/機先/電脳  5/6/8/9
回避/精密/側転/発動  7/6/6/9
即応ダイス:5 緊急回避ダイス:0
◇ジツ
『⭐︎ハッカー系ソウルlv2』
◇サイバネ
▶︎生体LAN端子LV1
◇スキル
『◉kill9』、『◉サモン・モーターサイクル』、
『◉サモン・レッサー・ドローン』 、『◉戦略視界ナビ』、
『●時間差』、『●マルチターゲット』
◇アイテム
ZBRアドレナリン注射器、オーガニック・スシ

オムラ・インダストリアルのエージェントニンジャ。元サイバーゴスだがどちらかというと体育会系気質。モーター理論の信奉者であり特に大量火力による広域制圧を好み、戦闘では自社製品を遠隔操作し他ニンジャを支援させることで戦場全体を掌握する。

前回成長の壁を突破し一丁前のハッカーと言えるようになりました。テンサイ級くらいでしょうか?

・マーシレスフィスト

◆マーシレスフィスト (種別:ニンジャ)  DKK:0 名声:4 所属:オムラ
カラテ    6   体力   6
ニューロン  4   精神力  5
ワザマエ   4  脚力   5
ジツ     0  万札   2
攻撃/射撃/機先/電脳  8/4/5/5
回避/精密/側転/発動  9/4/4/0
即応ダイス:5 緊急回避ダイス:0 
◇サイバネ ▶︎▶︎テッコlv2、▶︎ヒキャクlv1、▶︎生体LAN端子lv1
◇スキル  『◉滅多打ち』、『◉常人の三倍の脚力』、『◉忠誠心:オムラ』
     『◉知識:宗教』、『◉狂気:戦闘機械への狂信』
◇アイテム ZBRアドレナリン注射器
◇装備    なし
◇生い立ち 錠前破り

オムラ・インダストリアルのエージェントニンジャ。以前は薄汚いコソ泥だったが、ニンジャ化した直後に目に写った映画ポスターにより自身の精神とカラテをより高めたいと考えるようになった。そのための近道としてオムラを選ぶ。基本的には謙虚だが、いずれ自分が確実に最強になることを疑わない。

充実したサイバネにより余裕を持って◉滅多打ちが可能なニンジャです。チームのカラテ役として頑張ってもらいましょう。前回の出演はウォーゲイザーと同じです。

二人だけでは少々不安です。今回は彼にも出張ってもらいます。

・ファイアドリフト

◆ファイアドリフト (種別:ニンジャ)  DKK:0  名声:3   所属:ソウカイヤ
カラテ    6  体力   7
ニューロン  6  精神力  6
ワザマエ   6  脚力   3
ジツ     3  万札   1
攻撃/射撃/機先/電脳  7/6/6/6
回避/精密/側転/発動  7/6/6/9
即応ダイス:4 緊急回避ダイス:1
◇ジツ
『☆カトン・ジツLV3』
◇サイバネ
▶︎テッコLV1
◇装備
カタナ、ニンジャレガース
◇アイテム
トロ粉末

ソウカイヤのニンジャ。就活に失敗したヨタモノにニンジャソウルが憑依。ニンジャながら比較的善良で大人しい性格だが、時折予想もつかない行動に出ることがある。普段はネオサイタマ中を彷徨い歩いており、任務時以外はソウカイヤも動向を掴めていない。四肢を炎に変えるカトン・ヘンゲの使い手。

比較的早期の再登場。前回計算ミスにより成長の壁を越えられなかったニンジャです。虎の子のカトンlv3は非ニンジャ相手に絶大な威力を発揮しますので今回はかなり活躍できそうです。

ではいよいよシナリオを開始していきます。


◆本編

オムラ・インダストリ本社要塞!!それはネオサイタマ湾岸部に鎮座する悪夢的過剰武装が施された超巨大建築物だ。周囲の他社要塞を圧倒するかの如くそびえ立ち、その身を持ってネオサイタマ随一の重工系メガコーポの権勢を体現している。その要塞内部、旧世紀SFと鉄工所の合いの子じみた会議室に一人のニンジャが手を組みながら座っていた。「相変わらず独特の装飾だなぁ」

彼の名はファイアドリフト。ソウカイヤの低級ニンジャであり今回緊急的にオムラに呼び出された形である。彼はアンタイ・スリケン加工強化ガラスから敷地内をチラと見下ろし、最新鋭モーターヤブの壮麗な隊列を一瞥した。「久しぶりのオムラ要塞、そして久しぶりの大仕事だね。ウォーゲイザー=サンは元気にしてるかな?」その独り言を合図にしたかのように会議室に3人の人間が入室してきた。

真ん中のガスマスクメンポをつけた女がまずアイサツ。「ドーモ、ファイアドリフト=サン。ウォーゲイザーです。お久ぶりっス!元気にしてたっスか?」「ドーモ、ウォーゲイザー=サン。まぁボチボチかな、そっちも元気そうで嬉しいよ。」二人は握手を交わす。以前任務を共にした仲なのだ。「それで…そちらの方々は?」ファイアドリフトは後方の二人に目を向けた。一人はニンジャ、一人はモータルのようだ。

「ドーモ、はじめまして。マーシレスフィストです。」まずニンジャの方が両の拳を付き合わせてアイサツした。腕はサイバネのようだ。「ウォーゲイザー・センパイの元で研修させて頂いているニュービーです。」「そうか、ヨロシク!」ファイアドリフトは自身のサイバネの片腕でマーシレスフィストと握手した。身のこなしを見るに中々のカラテ。ウォーゲイザーの警護役も兼ねているのだろうか?

「実際彼はニュービーながら中々ヤル新人ッス!頼りにしていいと思うっスよ!そして、こちら研究員の…」促されたモータルがオジギする。「マノキノです。今回の任務について説明させていただきます。」「ドーモ、マノキノ=サン。ファイアドリフトだよ、よろしく。」マノキノは少し躊躇ってから握手に応じた。ニンジャの前でもさほど物怖じしない態度には技術に対する確かな自身を感じられる。

◆オムラ・サラリマンの『マノキノ』:ドウグ社の1人息子(種別:モータル)
カラテ     1  体力    1
ニューロン   4  精神力   5
ワザマエ    3  脚力    2
ジツ      0  万札   12

近接/射撃/機先/電脳 2/-/4/3

◇装備や特記事項
 『◉忠誠心:オムラ』『◉知識:テックガジェット』

アイサツが終わったところでウォーゲイザーに促され四人は戦略チャブに座り、いよいよブリーフィングを開始した。「今回はソウカイヤ様にまで協力を仰ぐ事態となってしまい、まことに申し訳ありません。今回の依頼はズバリ、暴走ロボニンジャの鎮圧でございます。」マノキノはそう言いながら顔を暗くする。この機体は自身の担当するモータードクロとの互換性も期待されていたプロジェクトであった。
 
「まずは今回、鎮圧をお願いするロボニンジャ『モーターハカイ』についての説明から入らせていただきます」壁面スクリーンに映し出されたのは三本の脚を備え、右腕にマルノコ、左腕にマシンガンを備え付けたロボニンジャの3Dモデルであった。映像の下部には威圧的なショドー・フォントで『モーターハカイ』と書かれている。

「モーターハカイは第三者の遠隔操作に対して従来型を凌駕するセキュリティを持つことを強みとした新型のロボニンジャ......でした。何しろ遠隔で命令を受け付けるシステムを初めから採用していません。これを見てください」モーターハカイの3Ⅾモデルの右半分が透過され内部構造があらわとなる。その中心部には巨大な水槽が備え付けられておりその内部ではチープなポリゴンのマグロが泳いでいた。

「マグロ?」戦闘兵器には不釣り合いな構造にファイアドリフトは首を傾げる。それに気づいてか、気づかずかマノキノは説明を続けた。「モーターハカイは外部からの命令ではなく内部に搭乗した社員による直接操作で制御されるのです。これによりモーターハカイはハッキングに対して万全なセキュリティを獲得しその活躍でわが社の株価はウナギ・ライジングとなるはずでした」ここまで説明したところでマノキノは眉根を寄せた。

「......このシステムの問題点は搭乗した社員のムーホンを想定していなかったことです….操縦を担当していたクロガネ=サンのムーホンによりモーターハカイは完全に制御不能となりました」画面には一人の社員証が表示される。名前欄にクロガネの文字。「今ではその所在さえ分かっていません。そう機動力のある機体ではないので、製造されたオハヤシ・ストリートの工場からそこまで離れてはいないと思うのですが......」マノキノが無念げに項垂れる。

「なるほど、彼の確保が今回の任務ってワケだ。」「ハイ、しかし場合によっては破壊も辞さない構えで結構です。」「なるほど、しかしパイロットを仮想的にマグロの姿で表現するとは随分と斬新だねぇ。」ファイアドリフトはオセジめいて呟く。しかしマノキノはこの言葉に首を振った。「モーターハカイはオムラ・メディティックの技術によりマグロに脳を移植した社員のみが操縦できるよう設計されているのです。」「えっ?」

ファイアドリフトは間抜けに固まった。「素晴らしいっスよね!火力を操るんじゃなくて直接一体になれるって!志望はしたんスけどニンジャはそのままで運用した方がいいって言われて…」「ニューロンの道を極めんする求道、リスペクトする試みです。」「えっ、僕がおかしいの?コワ…」ファイアドリフトは興奮するオムラ社員達に静かに距離をとった。

マノキノは咳払いをして話を続ける。「とにかく、これは外部の者が操作できないというセキュリティ的な強みと知性マグロの高い知性を破壊力に変換できるという戦力的な強みを併せ持つ画期的なシステム......でした。今となっては事態の終息を困難にする要素でしかありませんが」ファイアドリフトは困惑しつつも説明に納得し頷く。

「なるほどね。じゃあもう一個だけ質問だけど何故こんな巨大なロボニンジャを見失ったんだい?」「それについては現状不明ですが、おそらくクロガネ=サンの隠蔽工作が相当に高度なのでしょう。彼ら知性マグロの頭脳はDHAにより大きくブーストされておりますので私のような常人には想像もつかない手段を使っていても不思議ではありません」

その後二、三の質疑応答が続きダンゴウは終わった。マノキノは退室しあと残ったのはニンジャ3人だ。「よーし、じゃあ、とりあえずクロガネ=サンに近しい人たちからあたって行こうか。こういう時は大体親しい人に伝言を残してることが多い……気がするし」「そういうと思ってあらかじめ良さげなリストアップしといたっスよ!ウォーゲイザーはそう言うと手元の端末からリストを投影した。

「一番可能性が高いのはやっぱり御家族ッスね!クロガネ=サンは兄弟もおらず親戚の繋がりもあんまないみたいっスけどお父様と同居してるっス!後は勤務先で製造元のオムラ・オハヤシ・ストリート工場も怪しいっスね!」「流石はセンパイ、素晴らしい調査力です。」マーシレスフィストが感嘆する。「じゃあまずはお父さんのところかな?ヨシ!早速行こう!」3人のニンジャは窓を開放すると色付きの風となって駆け抜けた…。

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数十分後!3人はクロガネの自宅の前へとやってきた。カチグミエリアからは少し離れているがが十分に立派な家で、表札には「クロガネ・モンジ」とある。父親の名前だ。ウォーゲイザーがチャイムを鳴らすと玄関のモニタに老人の顔が浮かび上がった。眉根を訝しげに寄せている。「ドーモ、クロガネです。何か御用ですかな?」

◆クロガネ・モンジ(種別:モータル)アイコン:モ
カラテ     1  体力    1
ニューロン   2  精神力   2
ワザマエ    1  脚力    2
ジツ      0  万札    3

近接/射撃/機先/電脳 1/-/1/1

◇装備や特記事項
 『カルマ:善』

「ドーモ!我々はオムラ・インダストリアルから参りました。本日は…」モンジはオムラ、という単語を聞いた瞬間に表情をさらに硬くし言い放った!「うちに魚類の身内はおらん!帰ってくれ!」凄まじい剣幕!(アワワ、怒らせちゃったっス!)(これはまずいですね先輩、このままではお話を聞くどころではありませよ…?)

PCたちを追い返そうとしている彼を納得させるにはここで代表者1人が『交渉判定:HARD』に成功する必要がある。出目【6】が含まれていた場合のボーナスあり。ロールプレイによりスムーズな情報提供が期待できる状況に持ち込んだ場合でも出目【6】のボーナスを目当てに判定を行うことは可能。

有効な交渉/知識スキルと増加ダイス:NMはこれに囚われず柔軟に状況判断してもよい。 最も適した交渉スキル(+2):『超然』『誘惑』『共感』 次に適した交渉スキル(+1):『威圧』『欺き』『理路整然』『卑屈』 最も適した知識スキル(+2):『ストリートの流儀』『ファッション』『公僕の流儀』 次に適した知識スキル(+1):『宗教』『高級嗜好品』『貴族の流儀』

交渉ファイアドリフト、4,4,5,2,6,4、成功
6ボーナスあり

ここでファイアドリフトが前に一歩進み出た。「…クロガネ=サン、いきなり不躾な質問をしてしまったようで、申し訳ありません。彼女に変わって謝罪させていただきます。」「黙れ!ワシは話をする気は…」ファイアドリフトは手のひらを向けて制止し、画面越しにモンジとしっかりと目を合わせる。「しかし、そうは言ってられぬ事情があるのです!クロガネ=サンは………失踪しました!!」

「なっ…それは本当か!?」すかさずウォーゲイザーが割り込む!「ハイ、社の正式記録、間違いないです!お願いです。息子さんの行方を探るためにもどうかご協力を!」モンジは暫く沈黙し…やがて重々しく話し始めた。「......奴は帰ってはおらん。一度もな」「…ここに息子さんはいないと…?」ファイアドリフトの言葉にモンジは頷く。

「そもそもワシは奴とは絶縁状態だ」「それは…やはり彼の受けた身体改造の件で…?」モンジは険しい顔をさらに険しくし頷く。「ワシも現代の人間だ。親から貰った体を、などと古臭いことは言わん。だがマグロはダメだ、どうかしておる」気まずい沈黙が流れた。「…ともかくワシには息子の行方はわからん。他をあたってくれ。」「……ご協力ありがとうございました。息子さんは必ず我々が見つけ出します。」

3人は礼をして家の敷地から退出した。これ以上情報も出てこなそうだ。「見事な交渉術でした。このマーシレスフィスト感服いたしました。」「アハハ、ありがとね。ソニックブーム=サンに色々なパターン仕込まれたよ。」「まぁ色々わかったッスね。クロガネ=サンの動機は間違いなく親御さんでしょう。」ファイアドリフトは顔を顰める。「まぁ…いきなりマグロはなぁ…」 

出目【6】が含まれていた場合:彼の態度からクロガネが凶行に走った理由は知性マグロ化による家族関係の破綻なのではないかという推測が頭に浮かぶ。この情報を得たPC全員はモーターハカイに対してのみ有効な『●挑発』をシナリオ終了まで使用可能となる。既に『◉挑発』を持つ場合はモーターハカイに対する判定難易度が−1される。ただし1人でもモーターハカイに対して『●挑発』または『◉挑発』を使用した場合それ以上ここで得たスキルや判定難易度ボーナスは使用できなくなる。

オムラニンジャ達もつられてため息をついた。「色んな価値観の人がいるっスからね…」「息子さんはコミュケーションをとるべきでしたね、今の体がいかに素晴らしいか…」「あ…ハイ、そうですね」同胞の抱える問題にウォーゲイザーの顔は曇る。「親御さんのことを思えばまだことを起こす前に止めたいんスけど…」「…間に合うかどうかだね。一刻も早く捜査を進めよう!」「ならもう一つの候補地にいってみるっス!モーターハカイが建造された…オハヤシ・ストリートの工場へ!」

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数十分後!3人が工場を訪れるとそこでは脱走時の被害を修復するための活動が続けられていた。重厚な機械類や防護扉すらひしゃげており、そこを駆け抜けた暴威の強大さを暗示するかのようだ。疲労と困惑からか現場には全体的に暗いアトモスフィアが漂っている。「さぁ、ひとまず手分けして色々聞いてみるっス!」

ここで代表者1人がクロガネの同僚たちに彼の人となりなどについての質問を行うことで彼の目的を探ることができる。判定は『調査判定:HARD』で行う。またクロガネの人となりについて深い情報を知るほど彼の行動への対処が行いやすくなるため判定に含まれていた出目【6】の数だけPC全員の『緊急回避ダイス』『即応ダイス』が増加する。最大+3。

有効な知識スキルと増加ダイス:ボーナス上限6。NMはこれに囚われず柔軟に状況判断してもよい。
最も適した知識スキル(+2):『サラリマンの流儀』『大型兵器』『重工系メガコーポ』
次に適した知識スキル(+1):『公僕の流儀』『銃器』『サイバネティクス』『テックガジェット』

ウォーゲイザー調査判定3,5,5,3,4,3,5,6,5,3 即応緊急回避一つずつ増加

情報はすぐに見つかった。クロガネと長い間同じ部門で働きマグロ化改造にも携わったという同僚に会えたのだ。過剰装甲作業服を身につけた彼は作業の手を止め記憶を辿る。「......そうだな。いつからか、と具体的には言えないが…あいつは初めのころは他の知性マグロみたいに快活な性格だったのに、だんだん暗い性格になって他のメンバーとも関わらなくなっていった」「えっ、他にもいるの」

『そうだ例えば俺だ。』振り返ると走行機械に乗るマグロ!スピーカーから声!「マジでいるのかよ!!」『俺はホンマ。ヤツと同時に知性マグロになった技術者だ。続きは私が話そう。』マグロはマグロの瞳に憂と示唆を含みながら考察を続ける。『今思えば、あいつはオムラを恨んでいたんだ。何故かまでは分からない』

「さっきクロガネ=サンのご家族ともお話ししまして。どうやらそうみたいッス。家族関係がらみのトラブルらしく…」ウォーゲイザーの言葉にホンマはマグロの頭を上下させた。『なるほど、やはり怨恨…』その時、ホンマの頭脳にDHAの閃光が走った!!『ハッ!あいつがオムラを恨んでいるとなると、あいつの目的はわが社の株価下落......?となると奴が標的にするのはカチグミエリア.....!?クソッ!俺達のモーターハカイを、オムラのネガティブキャンペーンに使うつもりか......!』

その場の全員の顔が蒼白に変わる!ゴウランガ!なんたる恐るべき謀略か!そしてそれを暴くなんたる考察力か!狂気じみた知性マグロ計画だが少なくともDHAによるニューロンブースト作用は本物であったのだ!「ウォーゲイザー=サン!この辺りのカチグミエリアで襲撃場所になりそうなのは…!!」ウォーゲイザーは素早く脳内タイプで周辺情報を収集!

「一箇所!ここからあまり遠くない位置にセキュリティが比較的緩くて、巨大兵器でも隠れられる広大な下水道空間のある場所が!しかもこれは…一帯に既に警報が!?急ぐッス!イヤーッ!」ウォーゲイザーを皮切りに3人のニンジャは別れのアイサツも告げず色つきの風となって走り抜けていった!その様子を残されたマグロとモータル達は不安げに見送った……。

・イクサ

一方その頃、広い庭を持つ民家が立ち並んだカチグミエリア!ストリートの向こうから突如現れた巨大なロボニンジャが三本の脚を駆動させ進行していた!『ドーモ!モーターハカイです!私はオムラと密接な関係がありオムラの指示で破壊活動を行っています!』モーターハカイはマシンガンを掃射し周囲の建物に風穴を開けていく!『アイエエエ!?オムラ!?オムラナンデ!?』『コワイ!』人々は我先にと屋内へ逃れる!

『モーターハカイは逃しません!』ハカイは無慈悲に人々の背を狙う!その時!「「「ドーモ、クロガネ=サン!そこまでだ!!」」」ハカイが振り返れば民家の屋根に三つの影!影はそのまま連続側転するとハカイの眼前で着地、オジギした!「ソウカイヤのファイアドリフトです。」「オムラ・インダストリアルのウォーゲイザーです。」「同じくマーシレスフィストです。」

・マップ

◆モーターハカイ(種別:戦闘兵器)アイコン:破
カラテ     8  体力   12
ニューロン   6  精神力   8
ワザマエ    6  脚力    4
ジツ      0  万札   12

近接/射撃/機先/電脳 8/6/6/6
回避/精密/側転/発動 8/6/-/-

◇装備や特記事項
 『●連続攻撃2』『●大型(2×2)』『●即死耐性』『●脆弱性:電磁(1)』
 『●知性マグロの頭脳』『◉◉憎悪:オムラ』『◉アドレナリン・ブースト』
 『◉飽和射撃』『◉移動スタイル:強行』

 マルノコアーム:『テック近接武器』『ダメージ2』『攻撃難易度:HARD』
 出目【6】を含んで成功した『近接攻撃』は『痛打+1』を得る。

 マシンガンアーム:『銃器』『連射3』『ダメージ1』『●射撃スタイル:銃弾の雨1』

 『●射撃スタイル:銃弾の雨1』:
  このスタイルは、視線が通っている3×3の範囲に対して1ダメージを与える(回避:HARD)。

◇知性マグロの頭脳:この戦闘兵器は以下の効果を持つ。

・『ボス級の敵』として扱われ『難易度+1』で『回避判定』や『まとめて回避』が可能となる。
・【精神力】8を持ち『精神力ダメージ』や『精神攻撃』の種別を持つ攻撃の影響を受ける。
・『サツバツ!』や『ナムアミダブツ!』を発生させられる。

◇飽和射撃:この戦闘兵器は手番開始時に『瞬時行動』として
『●射撃スタイル:銃弾の雨1』を使用できる。

◇移動スタイル:強行:回避ダイス4個を消費して発動:この移動スタイルを宣言した場合
使用者は【脚力】の2倍の距離を「壁/扉」を無視して直線移動できる。
通行された「壁/扉」はマップから取り除かれる。

『…ドーモ、モーターハカイです。やけに手早いじゃないか。ソウカイヤまで連れてくるとはな。』クロガネ、否モーターハカイはアイサツを済ませると苛ただしげに右腕の武装、マルノコを回転させる。ファイアドリフトは横目で路上にいたモータル達が退避するのを確認しながら話す。「……事情は大体把握してる。親父さんの手前、できるだけ殺したくはない。今この場で暴れればもう親父さんとは…」

しかしハカイはその言葉に激昂するように地団駄!『黙れ!人間の俺は死んだ!もはや俺に人間の父などいない!俺はマグロ、父は既にスシだ!人間の俺とマグロの父の仇討ちの為にこのマグロの俺が戦う!それが残されたものの使命なのだ!』そう叫ぶとクロガネは重厚なマシンガンを発射し近隣の家屋を薙ぎ払う!ニンジャ達は咄嗟にそれらをスリケンで撃墜!「「「イヤーッ!!」」」

それを見たハカイは関節部LEDを激しく明滅させさらに激昂!『オノレ、邪魔な雑魚めら…復讐薪モータルより前に貴様らが死ねぇー!!」「…ッッ!もう後戻りできないレベルっス!残念ですけど…仕留めるっスよ!」「ラジャ!!」「せめてここでカイシャクしてやるよ…」ニンジャとロボニンジャの殺気が激突!

イクサ開始

イニシアチブ:ウォーゲイザー→ファイアドリフト4 →モーターハカイ1 →マーシレスフィスト

1ターン目

・ウォーゲイザーは13Cに移動 kill9 5,4,1,6,2/,2,1,6,2、2成功 →回避1,3/,5 一発命中 2ダメージ受けて体力10→ウォーゲイザー戦略視界ナビ 6,2,3,2,3,3,5,4,1  成功 継続はなし 残り精神力8

・ファイアドリフトは17Mに連続側転3,5,5,6,5,4 成功、15Mを中心に カトン5,2,3,5,5,4,5,4,3成功 残り精神力5→回避1,1,1 命中 ダメージ6 残り体力4 

・モーターハカイのターゲットは…唯一直接攻撃可能なファイアドリフト!15Mを左上とした上で飽和射撃、銃弾の雨を17M中心に発動6,4,1,4,1,5 →回避2,3,6,4 →さらに一段下に移動した上でマルノコアーム!2,5,1,1/,2,1,5,4成功!→回避5,4,5,/1,4成功!

・マーシレスフィスト連続側転3,4,1,5成功14Lに移動して滅多打ち1,1,2,1,/6,2,5,5, 一発成功→回避1,6 成功

まず先手をとったのはウォーゲイザー!「イヤーッ!」シャウトと共にそのバックパックから無数の正多面体小型ドローンが展開!これぞオムラ社謹製ハッキング支援ユニット、廉価版モーターチイサイ・レギオンだ!「kill9!!イヤーッ!」包囲されたドローンそれぞれから恐るべきハッキング電波が殺到!モーターハカイの加速したニューロンでも捌ききれぬ!システム一部損傷!『ピガーッ!』

さらにドローン達は電子的に悶えるモーターハカイをスキャン!敵機の状態を周囲の地形データと共に味方全員にリアルタイム送信するシステムを瞬時に構築した!『さぁ!安心して突っ込んでくださいッス!」「ラジャ!カトン・ヘンゲ!イヤーッ!」ファイアドリフトは腕を巨大な紅蓮の炎拳へと変化させ、火炎を纏う大質量カラテストレート!モーターハカイに直撃!無視できない質量の装甲が赤熱して溶け落ち、弾き飛ばされる!

ピガーッ!おのれ!カイメツ!カイメツだ!』しかし流石は戦闘兵器のタフさ!ハカイは機能停止に至らずシステム復帰と同時にファイアドリフトを狙い左腕のマシンガンを構え乱射しつつ突撃!BLATATATA!流れ弾がアスファルトや生垣に命中し、内部に仕込まれた火薬が破裂して炎上!ファイアドリフトは弾丸を炎化させた腕で絡めとり、空中で爆発させる!だがその爆炎を切り裂きハカイ接近!

ハヤイ!近接と遠距離の二種攻撃を同時に放つ対ニンジャ用プログラム、「カイメツ」だ!『オムラ!』モーターハカイのマルノコアームが迫る!「イヤーッ!」ファイアドリフトはギリギリでブリッジ、からのマカーコで追撃斬撃紙一重回避!!切り飛ばされた装束の一部が舞う!「ヒュウ!お返し!いくよマーシレスフィスト=サン!」

「了解です!ハイヤーッ!」返答と共に飛び跳ねたマーシレスフィストは掲げられたファイアドリフトのテッコに着地!そのまま二人はテッコとヒキャクの動きを同期!「「イヤーッ!!」」ナムサン!ファイアドリフトが砲丸投げめいてマーシレスフィストを投げ飛ばし、同時にマーシレスフィストがファイアドリフトの掌を蹴り加速!ダートじみたトビゲリを繰り出した!インダストリ!なんたるウォーゲイザーによるドローン同期のサポートのなせる技!これは決まったか!?否!

『ヌルいぞ!!ピガガー!!』その瞬間モーターハカイは体内に保有されているDHAを爆発的に消耗!瞬間、主観時間が泥めいて鈍化!その中でニンジャじみてブリッジし…致命カラテを、避けた!!マグロ!!「……マジかよ!」マーシレスフィストはそのままハカイ後方に着地!「…鍛錬不足を痛感します…」愕然とするニンジャ達!『これからの時代を牽引するのはニンジャではない…我々マグロなのだ!』

2ターン目

・ウォーゲイザーは集中kill9! 6,6,2,2,1,/5,1,6,2,1二成功→回避5,5,/6成功!→戦略ナビ 4,1,3,3,5,6,2,4,2成功 継続なし 残り精神力7

・ファイアドリフトは18Mに移動してカトン!3,3,6,1,4,5,3,3,5成功 残り精神力4→回避5,2,2命中 ダメージ1 体力3 

・モーターハカイ、ターゲット→ファイアドリフト!16Mを左上として移動、銃弾の雨5,4,2,1,6,1成功→回避5,1,成功→マルノコアーム1,3,5,2,/2,3,6,2 ニ成功→回避,5,4,4,/3,3,1  一発命中とカウンター!ハカイはカウンターを回避せず残り体力2 、ファイアドリフトは2ダメージ+痛打1 を受けて残り体力4

・マーシレスフィスト 16Lに移動して滅多打ち6,3,2,6,/3,3,2,1, サツバツ脚部破壊!→回避2,1命中 ダメージ2 体力0 戦闘不能! カラテ7 脚力2に減少!

「みんな落ち着くっス!こいつはマグロのニューロンブーストによるニンジャに匹敵する反射神経がウリ!でも逆に装甲自体は薄い…攻撃の手を緩めないで!」ウォーゲイザーはそう叫びながらドローン中継kill9プログラムを放つ!『バカめ!既に見切ったわ!』しかしハカイは遊泳するマグロ群めいた電子防衛デコイでそれらの電子攻撃を全てカット!高い知能指数が適応を始めている!しかしこれで終わりではない!

「上にもご用心!」ファイアドリフトは電子防御中のハカイの頭上を取ると、火柱と化した脚部でストンピング!『ピガーッ!』命中!しかし!「ハッ!?そんなのアリ!?」ナムサン!明らかに損傷軽微!ハカイの全身からミストが吹き出し、火炎の威力を低下させると同時に狙いを狂わせたのだ!高い知能指数!『まさか水槽の水を使わざるおえんとはな。やはり貴様が一番危険だ!』ハカイは自身から距離を取ろうとするファイアドリフトに容赦なきマシンガン掃射!

再びファイアドリフトは炎腕で銃弾を絡め取ろうとするが…突如マシンガンの軌道変形!DHAに制御された遠隔操作弾だ!ファイアドリフトはこれをニンジャ身体能力で回避するも隙ができる!『くたばれ!オムラ!』「アバーッ!?」ナムサン!マルノコアームが命中!そのまま地面に叩きつけられる!『まずは一匹ィーーッ!!』すわ切断死か!?否!!

「…ニンジャを…ナメンなぁ!!イヤーッ!」ファイアドリフトは切断ならず!マルノコの下で叫びを上げる!『バカナー!?完全に分断したはずでは!ハッ!』ゴウランガ!ファイアドリフトはいつのまにか得物であるカタナを抜き放ち、マルノコアームの前腕部分に貫通させているではないか!叩きつけられる直前、内臓までも切断されるギリギリでカタナをアームに突き刺し、ニンジャ膂力で逆に押し返して対抗していたのである!

『アジなマネを…!!』「隙あり!ハイヤーッ!」ここで機を伺っていたマーシレスフィストが瞬発的に動いた!足払いめいて放たれたジゴクじみた回し蹴りがモーターハカイの脚部を粉砕!『なっ!?ピガガーッ!!??』ハカイの巨体がダルマ落としめいて地面に落下!その衝撃により、既にカトンなどで全体的にダメージが蓄積していた機械の巨体は粉々に粉砕!『グワーッ!?』残骸の中から知性マグロシリンダーが転がり出る!イクサ決着!

戦闘終了

……スクラップの山の前、ひび割れ水の漏れるシリンダーの中では1匹の知性マグロが弱弱しくその身を震わせていた。程よく火の通ったその身からは香ばしい匂いが漂い、頭部に埋め込まれたスピーカーからは苦し気な声が漏れる。マグロは泳ぎ続けなければ呼吸できない。身動きの取れなくなった彼はもはや…。『アバッ.......ザリザリ......おのれオムラ、おのれソウカイ・シンジケート......』

『苦しい.......息が出来ない.......』マーシレスフィストとウォーゲイザーは顔を歪める。裏切ったとはいえ同胞の末期は直視難い。「クロガネ=サン…」ファイアドリフトは胴体に斜めに入った大きな傷を抑えながらハカイのスクラップ、否クロガネへと歩み寄ろうとした、その時!『私の家族を......返せェ......』KBBBOOOOOOM!!

ハカイの残骸が突如爆発四散!クロガネもまた一瞬で黒煙と炎に包まれ見えなくなる!衝撃と共に香ばしい香りがあたり一面に広がった!ナムアミダブツ!「……」ファイアドリフトはあまりのことにへたり込む。クロガネとハカイはニンジャめいて何も残さず、何も遺さず消滅した。

万札12 ゲット

「……最後はオムラ社員らしく大火力でおわったッスね。」ウォーゲイザーはやっとのことでそう呟いた。「……そうだね。まぁ火葬代わりかな。」携帯メディキット片手に駆け寄ったマーシレスフィストに寄りかかりながらファイアドリフトも呟いた。ともあれイクサは終わった。しかしまだ任務が終わったわけではない。「やはり被害はそれなりに出てしまいましたね…」マーシレスフィストはファイアドリフトの治療をしながら周囲を見渡す。あたりはイクサの流れ弾で戦場じみた様相だ。

モーターハカイ自体は完全に破壊した。だがここでしっかりと情報の隠蔽を行わなければオムラの株価は大幅に低下してしまうだろう。なにしろオムラ製のロボニンジャが『これはオムラの指示である』と大音量で叫びながら無差別な破壊行為を行ったのだ。「……とにかく、今は証拠隠滅が優先っスね。ファイアドリフト=サンはもう動けるっスか?」「まぁなんとか。隠滅って何する?このへん全員で片付ける?」「それは…」

オムラの株価低下を防ぐ手段には以下のようなものがある。どちらの場合も失敗時はオムラの株価が低下しC評価となる。

選択肢A:これはオナタカミの悪質なネガティブキャンペーンであるということにする。成功すればオナタカミに責任を擦り付けることによりシナリオの評価を上昇させられるが1人しか判定できない。判定は『交渉判定:U-HARD』で行う。

有効な交渉/知識スキルと増加ダイス:NMはこれに囚われず柔軟に状況判断してもよい。 
最も適した交渉スキル(+2):『欺き』『共感』『鼓舞』 
次に適した交渉スキル(+1):『理路整然』『超然』『誘惑』 
最も適した知識スキル(+2):『ストリートの流儀』『ファッション』『公僕の流儀』 
次に適した知識スキル(+1):『重工系メガコーポ』『宗教』『貴族の流儀』

選択肢B:地道に痕跡を消す。全員挑戦可能。判定は『調査判定:U-HARD』で行う。目撃者の殺害を宣言したPCは【DKK】+3D3と引き換えにこの判定の難易度を−1できる。これによりWasshoi!判定が成功した場合はニンジャスレイヤーと『グリッドマップを使用しない戦闘』を行うこと。アトモスフィアは『ハードモード』で始まるが手番『攻撃フェイズ』に『その他の行動』として『救援要請』を出すことができる。その場合は『救援要請』を出したターンから数えて2ターン目の終了時にNPC『ダークニンジャ』が出現しPCたちを逃がしてくれる。

※有効な知識スキルと増加ダイス:ボーナス上限6。NMはこれに囚われず柔軟に状況判断してもよい。 
最も適した知識スキル(+2):『公僕の流儀』『大型兵器』『重工系メガコーポ』 
次に適した知識スキル(+1):『ストリートの流儀』『銃器』『テックガジェット』

ここは選択肢Aを取る

ウォーゲイザー、交渉判定U-hard 即応ダイス6つ全てを使用 5,6,6,6,3,1,4,6,6,3,4,成功

「……ここはハックして片付けるッス!そんな時のためのこいつらっスよ!」ウォーゲイザーがコメカミに指を当てると再びモーターチビ達が飛び上がる!『ヌンヌンヌン…』小型ドローン達ははすぐさま行動開始!あるものは監視カメラの画像をハッキングしてオナタカミの関与を示唆するクロガネの合成音声を編集、またあるものはその場でIRCに接続しデマ情報を流布し、あるものは目撃者を出さないよう周囲の住宅の扉をロックし外で隠れるモータルをショックパルスで気絶させた。

「二人は今のうちに物的証拠を片付けといてくださいッス!」「りょーかい」「これもまた一種の鍛錬となりましょう、イヤーッ!」ウォーゲイザーが工作を済ませる間、二人は誤魔化しようのない破壊痕や僅かな残存パーツをカラテで粉砕しカトンで完全に消滅させた。数十分も経ちニンジャ達が帰還するころには既にカチグミエリアの大通りには事件の、クロガネの真相を掴めるようなものはどこにも残っていなかった……。

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数日後!オムラ本社要塞の来客用鉄橋にて一人の喪服の老人が手すりに膝を乗せていた。モンジであった。あの後、モンジの元にウォーゲイザー達が現れ、クロガネは敵対勢力に人質に取られ、救出中に事故死したと伝えられた。「クロガネ…俺はお前になんといえばよかったのだ…?」モンジも馬鹿ではない、告げられた息子の顛末が徹頭徹尾真実であったと考えてはいない。

最後にあったクロガネ…マグロ姿の息子に勘当を言い回した時、その無表情な魚の顔の裏に彼はどのような感情を浮かべていたのか。そして最後に何を思ったのだろうか。見捨てた親への恨みかそれとも…。やがて父親はまだ人間であったころの息子と取った写真を眺め、遺品を納めたカバンを持ってオムラ社を後にした。息子のために漏らしたため息は重低音の工業音と走る武装社員の足音に塗りつぶされてしまった。

【スティール・マーチ・アンド・ファイア・リベリオン】終わり

◆リザルト 

A:モーターハカイを撃破しオナタカミの株価を低下させた:【万札】プール+60   全員の【名声】が+2される。

山分けして一人頭万札24GET

◆余暇

・ウォーゲイザー 

1、万札9でニューロントレーニング 3,9,4
ニューロン8に
2、万札9でニューロントレーニング1,5,4
ニューロン9に   
3、モータルハント8-2 万札6ゲット
4、万札9でニューロントレーニング3,5,5ニューロン10に
万札5

余暇後ステータス

◆ウォーゲイザー (種別:ニンジャ)  DKK:0  名声:8   所属:オムラ
カラテ    5  体力   5
ニューロン  10 精神力  12
ワザマエ   6  脚力   3
ジツ     2  万札   2
攻撃/射撃/機先/電脳  5/6/12/14
回避/精密/側転/発動  10/6/6/12
即応ダイス:5 緊急回避ダイス:0
◇ジツ
『⭐︎ハッカー系ソウルlv2』
◇サイバネ
▶︎生体LAN端子LV1
◇スキル
『◉kill9』、『◉サモン・モーターサイクル』、
『◉サモン・レッサー・ドローン』 、『◉戦略視界ナビ』、
『●時間差』、『●マルチターゲット』
◇アイテム
ZBRアドレナリン注射器、オーガニック・スシ

ハッカーとしての下地を鍛える方向性です。上げたい壁が多くて悩む…。

・マーシレスフィスト 

名声が5以上となった為、カラテの壁【1】を超える。

1、万札6でワザマエトレーニング3,5 ワザマエ5
2、万札5でスキルトレーニング ◉トライアングルリープ 万札2で交渉超然獲得
3、万札9でカラテトレーニング 4,5,6カラテ7に
4、万札6でカラテトレーニング33失敗

余暇後ステータス

◆マーシレスフィスト (種別:ニンジャ)  DKK:0 名声:6 所属:オムラ
カラテ    7   体力   7
ニューロン  4   精神力  5
ワザマエ   5  脚力   6
ジツ     0  万札   2
攻撃/射撃/機先/電脳  9/5/5/7
回避/精密/側転/発動  10/5/5/0
即応ダイス:5 緊急回避ダイス:0 
◇サイバネ ▶︎▶︎テッコlv2、▶︎ヒキャクlv1、▶︎生体LAN端子lv1
◇スキル  『◉滅多打ち』、『◉トライアングル・リープ』、『◉常人の三倍の脚力』、『◉忠誠心:オムラ』
     『◉知識:宗教』、『◉交渉:超然』、『◉狂気:戦闘機械への狂信』
◇アイテム ZBRアドレナリン注射器
◇装備    なし
◇生い立ち 錠前破り

成長の壁を突破しさらにカラテ野郎として極まっていきます。サイバネは高いので中々入れられないですね…、タツジン習得までに重サイバネくらいにはしたいですが…。

・ファイアドリフト 

名声が5以上となった為、ジツの成長の壁【1】を突破する

1、万札15でジツトレーニング 2,1,3 ジツ4★カトンボール
2、万札5でスキルトレーニング ◉トライアングルリープ獲得
3、モータルハント9 -1 万札8GET
4、モータルハント9-2 万札7 dkk判定3 獲得なし

伝統的ニンジャ装束 光学迷彩ローブを購入

◆ファイアドリフト (種別:ニンジャ)  DKK:0  名声:6 所属:ソウカイヤ
カラテ    6  体力   7
ニューロン  6  精神力  6
ワザマエ   6  脚力   3
ジツ     4  万札   0
攻撃/射撃/機先/電脳  7/6/8/6
回避/精密/側転/発動  8/6/6/10
即応ダイス:5 緊急回避ダイス:2
◇ジツ
『☆カトン・ジツLV3』、『★カトン・ボール』
◇サイバネ
▶︎テッコLV1
◇スキル
『◉トライアングル・リープ』
◇装備
カタナ、パーソナルメンポ、伝統的ニンジャ装束、
ニンジャレガース、光学迷彩ローブ
◇アイテム
トロ粉末

思い切ってジツの壁を突破してみました!各種装備で誤魔化していますが基礎ステの不足はこれからのレベル帯ではたして大丈夫か…?

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