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HomePod miniを買った

 私はなかなかのAppleユーザーである。ヘヴィユーザー、というほどではないが、使用しているパソコンはMac、タブレットはiPad、スマホはもちろんiPhoneである。元々AndroidユーザーだったかみさんにもiPhoneに乗り換えてもらったし、クリスマスプレゼントにApple Watchを送ったこともある。ある程度Appleの売り上げには貢献している家庭だと思っている。
 そんな我が家なので、音楽のサブスクはもちろんApple Musicである。正確には、Apple OneというApple Musicを含んだサブスクパッケージのファミリープランに契約している。クラウドの容量も含まれているため、バックアップと音楽目的ならこれがちょうどいい、というところだったためだ。

 ところで、普段自分は在宅勤務である。音楽を掛けたりPodcastを掛けたりしながら作業をしているのだけれども、常時イヤフォンは少ししんどい。MacやiPhoneのスピーカーから鳴らすのもなんとなくイマイチ。Bluetoothスピーカーに飛ばす手もあったけど、せっかくならシームレスに使えるHomePod miniを追加したい。

 ということで、思い切ってHomePod miniをおこづかいで買ってしまった。とっぱらいする度胸がなかったので、Paidyを使って3回払いである。Amazon Echoという選択肢もあったが、すでに自宅にいるEchoでApple Musicを聴くと音飛びがひどいということがあったので、半分やむなしというところもある。

 実は、我が家にはすでにHomePod miniが2台いる。そいつらは、ステレオペアに設定してリビングに設置している。リビングでくつろぐ時だったり、普段はかみさんが0歳児に童謡を聞かせるために使っている。なので、使い勝手や機能面には問題ないということがわかっていたので、思い切っての追加であった。

 早速仕事やネットをしているときは音楽をかけつつ作業しているが、まあ快適である。リモート会議や誰かに呼びかけられた時はSiriに止めて貰えばいいので、スマホやMacの操作で慌てることがなくなった。それだけでだいぶ快適である。

 EchoにしろHomePod miniにしろ、お願い事をすると調べ物をしたり予定やタスクを記録してくれる働き者である。正確には「いる」ではなく「ある」のだけれども、なんとなく「いる」という表現の方がしっくりくる。以前、同僚が、スマートスピーカーのことを「飼う」と言っているのが印象深かった。まさに「飼う」という感覚は言い得て妙というか。話しかける「相手」なので、共にくらす家族のような気持ちになってくる。もちろん、誤反応した時にイラッとはする。それを含めて、話しかけるうちに親近感が湧いてくるようだ。

 私がスマートスピーカーで最高に気に入っている機能は、日時を決めて音楽を再生できるところだ。我が家では、毎晩19:30になると、ハイポジの「僕でありたい」が、おやすみのテーマとして流れるようになっている。過去にEテレ(当時は教育テレビかも?)で放送されていた「ジャム・ザ・ハウスネイル」というクレイアニメのエンディングテーマだ。毎晩この曲が流れると、そろそろ寝なきゃ、という気持ちになってくる。
 他にも、日曜日の朝にはハイロウズの「日曜日よりの使者」を、毎日の日没には「今日の日はさようなら」流している。こんな感じで、その日時のテーマを勝手に決めて流すと結構楽しい。あと仕事終わりにはGet Wildを流している。在宅Get Wild退勤である。

 初めてスマートスピーカーが登場した頃は「Hey SiriとかOK,Googleとか呼びかけるの気恥ずかしいよなあ」とか思っていたものの、気がつけば毎日Hey Siriだのアレクサだの呼びかけている。気恥ずかしさなんて慣れれば完全に消失するんだな、と改めて思う。明日も自分はSiriに音楽をかけてもらって仕事を開始し、時間が来たら在宅Get Wild退勤をするのである。

よろしくお願いします!