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クメール語何から手を付けたらいい?~カンボジア移住前のニャム子のクメール語勉強方法~

スオスダイ!
クメール語の先生ネアックルー ニャム子です!
みなさん、ソック サバーイ オット?
(元気ですか?)
このnoteでは、ニャム子の実体験に沿ったクメール語や学習方法、失敗談等を投稿していきます。読んでもらえると嬉しいです♪



今回は、カンボジア移住前の「ニャム子のクメール語勉強方法」についてお話しします。
クメール語勉強のきっかけについては前の記事をご覧ください↓



当初のニャム子の英語力はほぼで他の言語もできません。まめみと協力しながら旅行等でかろうじて使える程度でした。
そんな状況の中、カンボジア人への興味と感心をきっかけにクメール語に挑みます。



今思うとめちゃくちゃ良いタイミングで勉強を始めたと思っています。
クメール語を勉強する上で、

”勉強のやる気”   ”習得する目的”
”理想とする人物”  ”アウトプット先”

があり、母国語以外の言語を話せない私でもストレスなく覚えられました。


当時の私はこれ↓
【習得する目的】
フリースクールの授業で使え、現地の友達と話せるようになりたい
【理想とする人物】
スタディーツアーで出会ったスキンヘッド教祖
【アウトプット先】
現地の知り合いから結構な頻度で暇電がくる
※日本でマイナーな言語を勉強しているとイキっていた当時の私もクメール語学習を後押ししてくれていました。(ありがとう)




じゃあ、

「何から始めたらいいの?文字は?発音は?」


ニャム子の場合でお話しすると、
とりあえず文字と(この時点では発音の重要さを知らなかったので)発音は後回しで、文法と単語の暗記から始めました。

私の目標は
「クメール語を話せる・聞けるようになりたい」


文法や単語はある程度勉強したのに実際に使おうと思うと話せない・聞き取れない自分の英語のようになってしまうのが一番嫌だったので、覚えたものはすぐに口に出すようにしていました。


ニャム子と同じように話す・聞くことが目標であれば文字は後回しでもいいのかなと思います♪
皆さんの目標・勉強したいタイミングに応じて、優先順位を決めて勉強を始めると身につきやすいと思います。



ということで、話せて聞けるようにカタカナ表記の文法と単語を勉強し始めました。カンボジア移住前のクメール語の勉強で使ったのはこの2冊!それぞれの使い方もメモしておきます♪

■旅の指差し会話帳19カンボジア

イラストとカタカナ表記の単語付きで、旅行中はもちろん日常的に使いやすいフレーズも載っているので、勉強しやすかったです。
また、本の後ろにあいうえお順でちょうどいい量の単語が載っているので、とりあえずこの本のフレーズと単語を丸々覚えようと頑張りました。


今の状態がこれ!

ぼろぼろ・・・笑 2013年に買ったので、これは第2弾のもの。今は第3弾が出ているみたいですね♪




■ニューエクスプレス カンボジア語

こちらは、大学の図書館に唯一あったクメール語学習本でした。
基本的な文法が載っているので、最初のページから勉強し始めました。ただ、当時のニャム子の興味関心で話したい内容が変わってくるので、使わない文法は後回しで優先順位をつけて勉強を進めていきました。
ここで、壁にぶつかるニャム子。「国語が苦手で文字からの理解力に乏しい」せいで説明文がよく分からなかったため、書いてある例文に単語だけ入れ替えて自分なりの文章を作るようにしていました。


この2冊を使いながら、


インプット:
①ニューエクスプレスで優先順位をつけて文法を覚える
②指さし会話帳で①の文法と使えそうな単語を覚える
③ある程度文法を覚えたら指さし会話帳の後ろページの単語を覚える

アウトプット:
①覚えた文法や単語を使って現実に基づいた文章を作る(日記を書く)
②現地の知り合いから暇電が来るので、自分で作った文章を試してみる
(伝わったら嬉しい、伝わらなくても気にしない)


を何度も繰り返し行いました。なかなか覚えられない単語や文法ももちろんあるので、それは「今の自分にはまだ必要のない文法・単語」としていつか覚えられれば良いだろうと思うようにしました。




もう一度まとめると、
①目的が定まっていて理想とする人物がいた。
②実際にクメール語を話す相手がいて、勉強が楽しかった。
③インプット→アウトプットのサイクルが自然とできていて、暗記がそんなに苦しくなかった。
④クメール語というマイナーな言語を話す自分に酔っていた。(大事)

この4つが私のカンボジア移住前のクメール語学習を支えてくれました。


自習のインプットのみでも全く覚えられないわけではないですが、アウトプットする場所や人がいることでより効率良く覚えられると思います。また、クメール語を1から勉強する日本人の中で”理想とする人”が定まっていると、クメール語が出来た自分を想像しやすくモチベーションも保ちやすいと思います♪



上記がニャム子のカンボジア移住前のクメール語学習方法です。
ただ、移住して実際に現地で話したり聞いたりするのはまだまだ難しかった。カンボジア移住したてのニャム子の苦労とその理由についてはまた後日・・・

では今日はこの辺で、リア ハウイ👋
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ニャム子の拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございます。
ニャム子のインスタグラム(@nyamko.cambodia)では、簡単なクメール語を音声付きで学ぶことができます。ぜひ、楽しく無理のない学習に役立ててください♪
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