寝る子は育つ話

自分はかなり「寝上戸」な人間だと思う。厄介なのは、「授業」とか「講習」とか、「人の話を聞いている時」に限ってその特性が発動することだ。
前日何時間寝ていたとかは全く関係ない。「退屈」の兆しが少しでも見えれば、奴はすぐに入り込んでくる。

そんな時大抵の人間の中には理性という「門番」がいて、必死にそいつを食い止める。だが僕の門番は仕事する気がないらしい。簡単なボディーチェックであっさり「ヨシッ!!🐱👉」。
ひどい時は門番がいないので、それはそれは堂々と入られる。そうなったらチャイムが鳴るまでは起きない。せめていい夢を見てくれ。

高校の日本史と現文は大体寝ていた。大学に入ったら改善するどころか悪化した。冗談抜きで8割の授業は寝ていた。社会人になっでもたいして変わらず、新入社員の研修で5人しかいないのに寝ていた時は、流石にちょっとへこんだ。
大人数ならともかく、少人数でも余裕で眠気が来るのだ、タチが悪い。そして今日も門番はいない。

このままじゃいかんと思って、ある日の講習の前に「眠眠打破」を試すことにした。上司が周りにいるなかで飲むのは恥ずかしいので、行きの新幹線の前にこっそり飲んだ。講習まで少し時間はあるが、ある程度は効き目が続いてくれるだろう。
新幹線の中でぐっすり寝たおかげで、講習は全く眠たくなかった。いやあ、さすが眠眠打破ですなあ。

あれ?

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